山登り・里歩きの記

主に関西地方を中心とした山登り、史跡巡りの紹介。要は”おっさんの暇つぶしの記”でんナァ!。

紅葉の高野山を訪ねて(その1)

2013年12月06日 | 寺院・旧跡を訪ねて

2004(平成16)年,吉野,熊野と併せて世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された高野山。一度は訪れたいとタイミングをさぐっていた。ネットで調べると紅葉の最盛期という。2013/11/6日(水)ゴー。
南海電車・大阪なんば駅から急行で1時間40分、電車終点の極楽橋駅に到着。予定はここから女人堂までトレッキング。ところが駅員は「途中、台風で壊れている、それに熊が出たとか・・・」と脅す。これはたまらんと発射間際のケーブルに飛び乗る。ケーブル高野山駅に着く。さてここから予定の女人堂まで、どうやって歩いて行くかだ。駅から二本の車道がでている。一つは大門を廻って高野町へのコース。高野町から女人堂へ回れるが、とてつもなく遠回りで、計画とは大きくずれてしまう。もう一本が女人堂に直結しており、バス利用で5分位。徒歩でも15分位で近い。ところがなんと、この道は南海バス専用で人どころか一般車さえ通れないのです。結局、南海電車のケーブルとバスに乗り女人堂へ行くしかなかった。歩けば、蛇腹にくねった平坦な道でウォーキングに最適。南海電車のやり方に怒りをおぼえました。お大師さま、天罰を!。朝の女人堂ははすがすがしかった。かって女人禁制のため高野山内に入れなかった女性達は、周辺の険しい峰々を巡り、木立の隙間から垣間見える伽藍や奥の院に手を合わすしかなかったのです。そうした女性たちのために宿泊所として設けられたのが女人堂です。この女人堂は、その昔「小杉」さんという女性が建てたものです。堂内にはその小杉さんの悲しい物語が綴られた一片の紙が貼り出されています。涙をさそいます・・・。堂横には、その小杉さんを祀った小さな祠が設けられていました。
この女人堂の正面に弁天岳への登山口がある。これから登っていくコースが「高野山女人道」。それにしても、かって女性たちが必死に歩んだ女人道、今はケーブルやバスを使わざるを得ないとは・・・・弁天岳からの眺め。熊野の方向でしょうか?。歩かなければ、こうした景色を見ることはできないヨ!

詳しくはホームページをどうぞ!!

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