一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

でたらめだけど良い本

2020-11-24 11:44:54 | 茶学の会
     
先日、でたらめな本などと紹介してしまって、大変申し訳ないことしました。
ごめんなさい。
実は、大変いい本です。上の写真の本。「Tea]。

お茶をどんな場所で、どんな人たちが作っているかをご自分たちの目、耳、心でとらえて、書いた本なんです。

自分たちがホントに関心を持ったこと、知りたいことを書いた本なんですね。日本ではほとんどこの手の本はありません。

以前は、波多野公介さん、最近は、飯田辰彦さんくらい・・

最近は、若い人のお茶離れでホントに大変だ・・など今のホントのことが書いてあります。

お茶の成分のことも、入れ方によってカフェイ量がどう変わるか、機能性では35種類のお茶について独自に調べているのです。ORAC値の信ぴょう性なんてどうでもいいのです。

高林謙三を高橋謙三と書いてあったり、杉山さんちでは、10アール当たり3キロしかお茶が取れなかったり・・そんな些細なことはどうでもいいのです。

外国の人が自分の知りた熱意から本を書くとこんなふうになるのだということを教えてくれる興味深い本で、お勧めです。

写真の右の本、SOSENさんの日本茶の本、主に飯田さんの本を参考に書かれたと思われる、興味深い本です。日本語も添えてある珍しい本です。お勧め。

・・・

コメント
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