一碗

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栄西禅師献茶式

2016-05-05 21:56:35 | 日記
     

今日は快晴。恒例の栄西禅師献茶式が袋井の油山寺で行われました。

新緑に埋まった栄西禅師像。

その後、方丈で松下先生の講演会が行われました。


そこに展示する「松下コレクション」、簡単に持ち運べるように、今回は
古書を数冊。

簡単な説明書きをするために、昨日、一日かけてそれらの本を通読しました。



大変勉強になりました。

胡秉枢の「茶務僉載」(1877年)、お茶の売り方まで書いてあります。増田充績の「製茶新説」(1873年)、これには、お茶の枝にはオスとメスがあると記されています。農民向けにやさしく書いたそうで、興味深い挿絵もたくさんあります。ご存じ「喫茶養生記」、これは1698年刊。元禄11年です。「忠臣蔵」の時代ですね。そして、「茶経」が上、下(1844年刊)。これには、茶経の他に、「茶具図賛」「大明水記」「茶譜」など著名な書が数編含まれています。勿論、漢文。それから、売茶翁の「梅山種茶譜略」(1838年)。こんな内容とは思いもしなかった・・・。

まだまだ、これらに類する古書があります。
ホントに、松下コレクションってすごい!

直に、こんな書が手に取って読めるなんて・・・バチが当たりそう・・・


・・・
コメント
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