本日、ついに大瓜生山祭で、子どもたち発案のイベント、
「こ芸町(こげいちょう)」が実施されました。
90分間に150人近い参加者で大賑わいでした。その様子をご紹介します!


まず、受付で電車の1日乗車券とスタンプラリーのカードをもらいます。
町へのアクセスは基本は徒歩ですが、特急や貨物列車が町内を走っており、



タイミングがあえば乗車することもできます。中央駅では車掌さんの帽子づくりが大人気!




こちらは「こげいずし」。カウンターで好きなものを注文します。威勢のよい声で次々に皿が出てきます。


そのお隣は果物やさんです。甘い香りがしてきそうですね。
こちらは・・・


カキ氷屋さん。そういえば先週のお誕生会のおやつはカキ氷でしたね!


近くの住宅地には、おしゃれなカレー屋さんも。食事をするとカキ氷の無料券がもらえました。


さらに、パン屋さん。一枚一枚ちがうパンです。


お花屋さんは目の前にお花畑もありました。花を買ったお客さんには手作りコインがもれなくついてくるサービスぶり!
お店屋さんの通りの先には・・・


ブティックでドレスを選び、着ることができます。子ども店長も大奮闘!


隣にはアクセサリー屋さんがあり、ドレスと共に身に着けて、かぼちゃの馬車に乗って隣の動物園で写真を撮ることができます。


動物園の隣には釣堀りがあります。みんな黙々と釣っていました。


さらに奥には、えっ、ここはロンドン? なんとオリンピック村が!!!
裏山の竹でつくり、毎日遊んでいる平均台や、ジャンプ力測定!


最後に跳び箱を跳ぶと、審判が点数を教えてくれます。


そして最後にメダルがもらえるのです! みんなとても嬉しそうにメダルをもらってオリンピック村から出てきました。
すると玄関に、大野木副学長が!


さっそうと、子どもたちが運転する電車に乗り込み、オリンピック村では跳び箱もエイッ!
98点! メダルが送られました。
二年前に「デジタルからアナログへ」で、親子で巨大なグループワークの創作の時間を担当してくれました。http://blog.goo.ne.jp/kodomogeidai/e/31b1d2018116212fea77938c0983d954
その時の話では、個人の表現だけでなく共同作業をとおして社会化されることが大切とのことでした。
今回のこ芸町もまさにグループワークで、個人のアイディアや表現をみんなで膨らませて形にしてきました。
「まさに、これは社会の縮図やなあ!」との感想をいただきました。


展示では、お母さんチョイスの活動写真や作品の展示が。
今日の床の間のお習字は、年少さんが書いた線路の墨絵です。


とにかく、たくさんの方に来ていただき、楽しくこ芸町を楽しんでいただくことができました!
準備段階から、お母さんたちが子どもからアイディアを引き出して、一緒に準備を進めてきました。
http://blog.goo.ne.jp/kodomogeidai/d/20120907
初めて地域のみなさんを迎えるにあたり、どうしたら子どもたちが上手に
みんなとやり取りができるかを、お母さんやお父さんたちが考えてサポートしておられました。
「子どもたちのファンタジーの世界をどうしたら一緒に共有できるかを考えたい」とあるお母さんがおっしゃっておられました。


そして、午後には「こども神輿」もありました。




学生サークル「やんちゃく連」のお兄さんお姉さんと一緒に、
こども神輿を引きました。春に田植えし、先日稲刈りで刈ってきた稲穂を飾り、みんなの願いの絵馬でつくったお神輿でした。
http://blog.goo.ne.jp/kodomogeidai/d/20120912
忙しい1日でしたが、多くの方々と楽しい思い出がたくさん生まれた大学祭でした。




こども芸術大学の企画は本日のみでしたが、もちろん、巨大なねぶたや、こども芸術学科の学生さの展示など、
親子で楽しんで見ていただけるものもいっぱいあります。ぜひ、明日は大瓜生山祭にお越しくださいね!
(笠原広一)