今日は先週末の登山を思い返して、大きな紙にみんなで
絵を描きました。
比叡山に登った年長児と、大文字に登った年中少の親子の
2グループに分かれて描きました。
年中少の親子の絵は、とても楽しげなカラフルな絵に
なりました。
美しい紅葉の風景や、みんなで楽しく語らいあい
ながら登った道での出来事、頑張りながらも仲間と
楽しく体験した山の物語が色とりどりに親子で描かれ
ていました。
(部分)
(全体図)
一方、年長児たちが描いているのをそばで聞いていると・・・
「上の方は茶色い木ばっかりやったなあ」(頂上付近は確かに杉林で不思議な森の雰囲気でした)
「橋があったし滝もあった」 「大きな木も倒れていたよね」等々・・・
(全体図)
人はかなり小さく描かれているのは、どうやら山のスケールの多きさを感じてのことのようです。
また、頂上付近にはわずかに紅葉した木々が描かれているのもその通りでした。
すると、仲間たちで一緒に「ここはこうだったよ」「このときはねえ・・・」といって
相談しながら共同で描き始める姿も見られました。
そして描いた巨大な絵の上を歩きながら登山ごっこをし始め、仲間と登山を再体験しているのです!
午後に、お母さんたちと集まって、2つの絵を見ながら、大文字と比叡山の登山の
感想をお互いに聞きあう時間をもちました。
そこで、年長児の比叡山登山の絵を見た感想から、子どもたちは楽しかったというだけでなく、
本当にハードで、たいへんな思いもしながら、自然のもつスケールの大きな存在感を感じたり、
一生懸命頑張って登ったという強い実感をもったからこそ、そうした登山の体験の中にある
厳しさも絵にも表れてきているのではないか、という話しになりました。
そして、たっぷりと楽しい体験をすることも大切だし、一方で成長にあわせて時には厳しさとも向き合う
体験も大切になってくること。そしてそれを少しずつ乗り越えていくのが年長児ならではの育ちであることを
みんなで話しました。
子どもたちの巨大な2つの絵を見ながら、子どもの成長の姿を考えさせられました。
(笠原広一)
絵を描きました。
比叡山に登った年長児と、大文字に登った年中少の親子の
2グループに分かれて描きました。
年中少の親子の絵は、とても楽しげなカラフルな絵に
なりました。
美しい紅葉の風景や、みんなで楽しく語らいあい
ながら登った道での出来事、頑張りながらも仲間と
楽しく体験した山の物語が色とりどりに親子で描かれ
ていました。
(部分)
(全体図)
一方、年長児たちが描いているのをそばで聞いていると・・・
「上の方は茶色い木ばっかりやったなあ」(頂上付近は確かに杉林で不思議な森の雰囲気でした)
「橋があったし滝もあった」 「大きな木も倒れていたよね」等々・・・
(全体図)
人はかなり小さく描かれているのは、どうやら山のスケールの多きさを感じてのことのようです。
また、頂上付近にはわずかに紅葉した木々が描かれているのもその通りでした。
すると、仲間たちで一緒に「ここはこうだったよ」「このときはねえ・・・」といって
相談しながら共同で描き始める姿も見られました。
そして描いた巨大な絵の上を歩きながら登山ごっこをし始め、仲間と登山を再体験しているのです!
午後に、お母さんたちと集まって、2つの絵を見ながら、大文字と比叡山の登山の
感想をお互いに聞きあう時間をもちました。
そこで、年長児の比叡山登山の絵を見た感想から、子どもたちは楽しかったというだけでなく、
本当にハードで、たいへんな思いもしながら、自然のもつスケールの大きな存在感を感じたり、
一生懸命頑張って登ったという強い実感をもったからこそ、そうした登山の体験の中にある
厳しさも絵にも表れてきているのではないか、という話しになりました。
そして、たっぷりと楽しい体験をすることも大切だし、一方で成長にあわせて時には厳しさとも向き合う
体験も大切になってくること。そしてそれを少しずつ乗り越えていくのが年長児ならではの育ちであることを
みんなで話しました。
子どもたちの巨大な2つの絵を見ながら、子どもの成長の姿を考えさせられました。
(笠原広一)