こども芸術大学ブログ

こども芸術大学の活動の様子をお伝えします

「お母さんお父さんのための公開セミナー第2回」 2/4(土)開催!

2012-01-25 20:14:10 | 活動報告

 

24日(土)に、こども芸術大学にて、 

お母さんお父さんのための公開セミナー第2回を

開催することになりました!

ぜひ、幼児期の育ちを考えるヒントにしてください。

たくさんの親子のご来場をお待ちしています!

 

  

  

お母さんお父さんのための公開セミナー

 「うわっ、どうしよう。でも、楽しそう!?」 

 -子どもの造形遊びと大人の援助を考える

 

 

     時:2012.2.4(土) 10:0011:30

    場:こども芸術大学(未来館4階)

   参加費:無料

     象:2歳児親子(200942日~201041日生まれ)

定 員:25組 ※定員に達し次第、締め切ります。

   持ち物:水筒・動きやすい服装(親子ともに)・お子さんの着替え

 

 ■お申込方法

 「お母さんお父さんのための公開セミナー」と明記のうえ、

  FAX・お電話、またはメールにてお申込ください。

  

  

  

※詳細情報はこちら↓

 

 


山図鑑

2012-01-25 20:00:06 | 活動報告

きっかけは、年長の女の子たちの遊びでした。

山で見つけた小さな木の実や葉っぱを、紙に貼り

図鑑で名前を調べていきます。

葉の形、実のつきかた、色を比べ、真剣に見入っていました。

山のことが大好きなお母さんが、寄り添ってくれました。

調べた名前を、字を教えてもらいながら書いていく年長さん。

素敵な図鑑が完成しました。

冬の山に、たくさんの色があることを教えてくれる図鑑です。

そして今日、皆で山に行きました。

大人も子どもも、じっくりと植物たちに向き合います。

紙や光も、形の美しさを教えてくれます。

図鑑作りは午後にも広がりを見せ、年少さんも年長の真似をして、

自分の図鑑を作っていました。

字が書けないので、代わりに絵を描きます。

タイトルの「花と葉と動物」は、花の絵と葉っぱの絵と、動物の絵を並べていました。

横ではお母さんたちによる、山の虫図鑑作りが展開されていました。

皆の姿が影響しあって

とても素敵な一日でした。

 

(田畑聡子)


初釜

2012-01-24 19:30:00 | 活動報告

新年最初に行うお茶会を初釜と言います。

今日まで子どもたちと一緒に床の間の

飾りつけをして準備を重ねてきました。

 

先週はまず、お母さんの初釜でした。

前回お母さんの様子を見ていたので

子どもたちも今日の初釜を楽しみにしていました。

いつもはお皿ですが、今日はお懐紙で

お母さん手作りの花びらもちをいただきました。

お茶をどうぞ

ありがとう

友だちの点ててくれたお茶はどんな味だったかな?

 

子どもとお母さん

一緒に作った初釜は

とても素敵な時間になりました。

(村井)


凧あげ

2012-01-18 20:32:35 | 対話の時間

今日は、来年から年少さんで入学する2歳児さんも登校する日。

みんなで一緒に凧を作りました。

午前中はゆっくりと凧作りを楽しみました。

それからお昼ごはんをたっぷり食べて、元気を蓄え、

学内の屋上に揚げに行きました。

 

子どもたちは走る走る!

大人も走る!

 

思いっきり走ると、風が手に伝わってきました。

こちらは修理改造工場。

「足とれた~」

「やっぱり足つけるし紙ちょうだい」

など、それぞれが自分で考えていました。

これぞ、凧遊びの醍醐味。

お店で買った凧は、よく飛ぶかもしれませんが、

これは自分で作ったもの。

壊れたら何度でも自分の手で直し、どうすればよく飛ぶのか工夫していました。 

 風は穏やかで、凧日和とは言えませんでしたが、

その分、たくさん走って、みんなとても清々しい顔をしていました。

(杉野)

 

 


音を楽しむ

2012-01-17 19:41:33 | 活動報告

2学期の終わりごろ、お母さんたちによる

音楽会が開かれました。

お母さんたちの奏でる、美しい音色に耳を傾けていた子どもたちでしたが

「お母さんばかり、ずるい!」と、ある年長の女の子から声があがり

こども音楽会が開かれることになりました。

 

曲も子どもたちで相談し、プログラムや舞台設営図なども

自主的につくってくれています。

 

今日は「ねこふんじゃった」を皆で合奏しました。

まずは、年長さんがみせてくれます。

お母さんの連弾による伴奏が、音を楽しくしていってくれます。

 

この嬉しそうな表情!

でも、音はしっかり聴きあい、ねこが楽しく跳ねている様子を

自分たちなりに考えて表現してくれました。

最後は嬉しくて、ポーズ。決まっています。

 

そして、楽器の説明も子どもたちがしてくれました。

年少さん、年中さんもしっかり聴きいっています。

 

最後は、皆で合奏。音の楽しさが伝わると同時に

年長さんのように演奏したくて、皆、真剣な表情をしていました。

 

(田畑聡子)


山の中で「目玉っち」遊び

2012-01-16 19:00:09 | 活動報告

今日は「環境共育事務所カラーズ」を主催されている西村仁志先生をお招きして、

森の中で「目玉っち」という遊びを教えてもらいました。

 

紙で作った目玉を、木に貼り付ける・・・。

これだけのことなのに、とても不思議なことが起こりました!

 

週末にそれぞれのお家で「目玉」を作って持ってきた子どもたち。

今日はその目玉を持って山に入ります。

まずは森の中に入って、心と五感の準備体操。

 

「みんなで目をつむってみよう、いくつくらい音が聴こえるかなぁ」

 

「次は冬の冷たい風を、ほっぺたで感じてみよう」

 

という西村先生の声掛けに、少しずつ心が解れていきます。

 

ウォーミングアップが終わったら、いよいよ森の中に木を探しに行きます。

 

「これは素晴らしい木だ!」と言って、西村先生も貼っています!

 

山の中には、色んな表情の木が現れてきました!

 

 

様々な表情をした木を見ながら、子どもたちと一緒に山を歩きます。

「この木はどんなことを言っているのかな?どんな風に見える?」

と聞いてみると、子どもたちからは色んな答えが返ってきました。

 

「この木はこまっているのかなぁ・・・」

「グェって言ってる!」

「笑ってる!嬉しいのかなぁ!」

 

お互いの作品を見終わったら、最後に西村先生からのお話です。

西村先生が環境教育の世界に入られた1つのきっかけとなった本、レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」の紹介してくださいました。

今日の活動ではいつも遊んでいる山を、新しい視点から見ることができました。

明日から子どもたちの目には、いつも見ていた木がどんな風に映るのでしょうか。

 

西村先生、本当にありがとうございました。(成澤)


こども芸術学科の学生さんの発表会

2012-01-13 19:12:22 | 活動報告

今日は朝からお母さんが、今度のお茶会のお飾りの

準備をしていました。

子どもたちと一緒に枝につけて、きれいな餅花を作ってくれました。

 

 

その後、こども芸術学科の学生さんたちが授業の発表に

子どもたちとお母さんを招待してくれたので、みんなで

観にいきました。

子どもたちも、学生さんたちが一生懸命練習してきた発表が

はじまるのを正座をして今か今かと待っていました。

学生さんたちの発表は、

動物やバナナに学生さんが変身して劇をやってくれたり、

子どもたちと一緒に歌に合わせて手遊びをしてくれたり、

歌に合わせて踊ってくれたり。

 

子どもたちもお兄さんお姉さんたちと楽しい時間を

過ごすことが出来ました。

 

こども芸術学科の学生さん、ありがとうございました。

(須藤)


ゆきあそび

2012-01-12 17:14:38 | 遊びと学びの時間

今朝は少しですが雪が積もっていました。

こんな日は外で楽しみたいですよね。

登校してきた子どもたちと山へ行くと、

「うわーまっしろ!」

「トリさんも今日は白いごはん食べてるかもね」

いつもと違う景色にみんな目がきらきらしていました。

山の畑に着くと、さっそく雪合戦の始まりです。

「つめたーい」と

言いながらも、ずっと雪玉を投げる子どもたち。

いつも以上に元気です。

畑から能舞台に行くと

まだ一面雪が残っていました。

お母さんたちも合流して思い思いに雪遊びを楽しみました。

雪が積もると大人も子どももうれしくなりますよね。

今日は朝から冬を満喫した1日でした。

(村井)


鏡開き

2012-01-11 19:34:16 | 活動報告

今日は、

こども芸術大学顧問で前京都府知事の

荒巻禎一先生に来ていただいて、

みんなで畳の上で「鏡開き」をしました。

今年も元気で過ごせますようにという思いを込めて、

みんなの「ヨイショ!」の掛け声に合わせて、

「トン!」と鏡餅を開きました。

「トン!」

「トン!」

 

見ているみんなも真剣です。

「トン!」

「トン!!」

欠けて飛んでいったお餅のかけらも、

子どもたちがきれいに拾ってくれました。

 

みんなで開いた鏡餅は、

おぜんざいにして美味しくいただきました。

(須藤)

 


始業式とお正月遊び

2012-01-10 18:37:25 | 対話の時間

「明けましておめでとうございます

 今年もよろしくお願いします」

今日は新年明けて、初めての登校日。

朝から、あちこちで爽やかな挨拶が交わされていました。

気持ちも新たに、始業式で事始め。

「みんなは、お正月にお餅を何個食べましたか?

 お餅をたくさん食べたみんなは、ちょっと大きくなったので

 たくさん遊べるようになっています。

 今年も、たくさん遊ぼうね!」

ということで、今日のお正月遊びを紹介します。

まずは、書初め。

明日の鏡開きの際、床の間に飾ります。

お次は、年長の女の子たちに、「手回しゴマ」を見せてもらいました。

みんなの前でする事に、ちょっと緊張ぎみな4人娘。

「がんばれー!」

と声援が飛びました。 

年長さんは「紐ゴマ」に挑戦している子もいます。

 「羽根突き」。お母さんたちがして見せてくれました。

カン カン カン 

と、いい音がしました。

 それから、「いろはかるた」。

始めは字がわからなくても、

いつの間にか覚えて、書くようになっていく子どもたち。

こうやってお母さんの隣で

遊びをとおして、学んでいるのですね。

梁塵秘抄 巻第二 四句神歌 雑

 
  あそ            うま        たはぶ        むま
 遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
  あそ  こども   こゑ        わ   み        ゆる
 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ
 

……

遊ぶために生まれて来たのだろうか。戯れるために生まれて来たのだろうか。
遊んでいる子供の声を聴いていると、感動のために私の身体さえも動いてしまう。

さあ、これからどんな出逢いがあるのでしょうか。

子どもも大人も、 たくさん遊びましょう!

そして美味しくご飯をいただきましょう。

今年もよろしくお願い致します。

(杉野)