こども芸術大学ブログ

こども芸術大学の活動の様子をお伝えします

ひかりのたからもの

2008-05-20 20:35:59 | 創作の時間
こども芸大では月曜日に行われる『創作の時間』を楽しみにしている子どもが多いようです。今回のタイトルは『ひかりのたからもの』。段ボールを目一杯使って、ローラーやハケで大きな絵を描きました。

水族館に行った思い出を描いた子は、水や魚を生き生きと描いた後、「もっと深くする!」と言って、赤い絵の具で深い海の世界を表現していました。大きな段ボールを前にして、からだ全体で絵を描くことによってイメージが深まっていくのでしょうか。「お母さん、楽しいよ!」と言いながら、目を輝かせて描いていました。

掌で絵を描いたり、足あとをつけたり、絵を立体にしてみたり。子どもたちはそれぞれの仕方で『創作の時間』を楽しんでいます。子どもは描きながら、次々と物語を紡ぎます。お母さんはその物語に耳を傾けながら、一緒に手が動きます。同じ時間を共有することで、子どもとの関係を深め、新たな気づきを得る機会にもなったのではないでしょうか。

できあがった作品はどれも目をみはるものばかり。楽しく生き生きした時間が生み出した、ぴかぴか輝く宝物のようでした。 (山本一成)

あっ! 中に人がいる! -建築模型を見学したよ!-

2008-05-16 17:43:07 | 遊びと学びの時間
今日は天気がいいので、山の畑で出席をとって、
その後は学年毎にわかれて活動しました。

年中児は森のなかで耳を澄まし、バードコールで
小鳥たちとお話をしてみました。
その後はかくれんぼをしたり、大学探検にでかけました。

ちょうど今、ギャルリ・オーヴで「GALLERY・MA巡回展」
が開かれており、千葉学さんとアトリエ・ワンによる、
建築模型の展示が行われていました。
そこで、子どもたちと建築模型を見にギャラリーに入り
ました。「みてみて、中に人が住んでるよ!」と、模型の
中に人形を見つけては、実際に自分たちが模型の
中にいるような気分を楽しんでいました。

子どもたちもよくお家ごっこをしたり、ダンボールで家を
作って遊んだりします。こうした子ども心が、きっと建築
家の中にもたくさん詰まっているのでしょうね。
そんな大人のお家ごっこをまじまじと見つめる子どもたち
でした。                 (笠原広一)


250段の階段ギャラリーでの展覧会-狸谷不動院にて-

2008-05-10 13:04:19 | 地域参加プログラム
狸谷不動院にて子どもたちの絵を展示させてもらいました。
今年の3月に、卒業生たちと一緒に瓜生山登山をした際、帰り道に狸谷不動院をとおりました。そのときに声をかけていただき、狸谷不動院がゴールデンウィークに主催する「KENKO250-いきいき健康ふれあいDAY-」にて、子どもたちが描いた、瓜生山登山の絵を展示させていただくことになりました。ほかにも同じ左京区の保育園さんも展示されていました。実は狸谷不動院の階段は250段もあり、展示の名前もずばり、「絵画展ギャラリー250」でした。たしかに250段の階段を毎日登ったら健康になりますよね。それで「KENKO250 -いきいき健康ふれあいDAY-」なのかと納得。不動院から京都の町並みを眺めつつ、帰ってきたのでした。(笠原広一)