学ぶ心

皆様、こんにちは。


昨日はこだま会の講演会に大勢の方にお越しいただき、

感謝申し上げます。



昨日の講演会は、先月のブログでご紹介した

加賀屋の会長の小田禎彦氏をお招きいたしました。


「日本一のおもてなしのサービスを作り出す従業員教育と

経営手法」について、ご参加の皆様はどのようにお感じに

なったでしょうか？



顧客の満足というものは上限がありません。

あるサービスに一度は感動しても、

次に同じサービスを受けた場合には感動しません。


あちらこちらで良いサービスを受けることに慣れて

しまっている方は良いサービスが当たり前です。



加賀屋には日本一のおもてなしのサービスということで

そのサービスを期待して、毎日大勢のお客様がお見えに

なります。


これは経営者、従業員ともに、妥協をせず、常に学ぶ

という非常に大変な毎日をお過ごしのことと思います。


しかし、だからこそプロが選ぶ日本一のおもてなしの

旅館としての地位を32年間連続で維持するという偉業を

達成されているのでしょう。



人間はこれで良いと思ったらおしまいです。

つまり、これで良いと思った瞬間から学習しなくなり、

衰えていくのです。

では、これで良いと思う瞬間はいつなのか？



おそらく自分は偉いと思った時なのではないでしょうか？


新将命氏著の「リーダーの教科書」によれば

自信が過信になり、さらに慢心に移行し、そして傲慢に

変化すると、破滅に至ると仰っています。


さらに、自信にあって、過信、慢心、傲慢にないものは

「学ぶ心」と仰っています。


自信を持つことは上に立つ者の条件ですが、

どんなにうまく事が運んだとしても、決して自分は偉い、

すごいと思うことなく、学び続けるということは

なかなか出来ることではありません。



加賀屋の素晴らしさはそのようなところに

あるのではないでしょうか。







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