社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

風を起こす

2007-05-08 18:20:53 | 経営者の考え方
昨日は那須野ヶ原倫理法人会主催の倫理経営講演会に出席しました。

「風を起こす」をテーマに講演なさったのは倫理研究所の和田毅氏。
生業(なりわい)と家業と事業には明確な違いがあるそうです。

個人で事業を起こし10年経ったころに家業になることが多いそうです。
家業から事業への転換はできる場合とできない場合があるとか。

家業と事業になるには「ないない尽くしの壁」を乗り越えた上で、
社会貢献等の利他の精神が必要であると。

ないない尽くしの壁とは
1.金がない(ここぞという時に資金を調達できない)
2.人がない(良い人材がいない)
3.物がない(ヒット商品がない)
4.大きな仕事の実績がない
5.上記1~4を合わせて信用がない

この話を聞き、本当にその通りであると思いました。

大変尊敬している稲盛和夫氏もよくおっしゃっています。
「私心なかりしか」

経営者が行動に移すとき、決して私利私欲の為であっては
ならず、他の者、社会の為でなければならぬ。

当社は創業36年。しかし経営を任されてまだ5年。
ですが、常にその気持ちを持って物事を進めています。

もちろん、社員にもその気持ちを持つよう日々朝礼で浸透
を図っています。

真の経営者にはまだまだ遠い道のりですが、
100年後もお客様と共に繁栄できるよう、どのような苦境が
あっても必ず乗り越えていこう!という強い意志は持っています。

昨日の講演で改めて当社の理念を再確認できました。
和田さん、すばらしい講演をありがとうございます!