点が線になるとき

○ホークス１０－２カープ●

確かにホームランには華があるし夢がある。だが花火のあとの夜空のように、ランナーを一掃されたダイヤモンドには一抹の寂しさが残る。

松中のホームランで同点とした後の５回表、ホークス打線がつながった。１アウトで打席に入るピッチャー和田、右中間を破るツーベース。大村、三塁線へのバントヒット。川、一二塁間を抜けるタイムリーヒット。２アウトとなって松中、ライト前タイムリー。ズレータ、センター前タイムリー。本間、レフトエラーで二者生還。

ホームランなしで、つないでつないで一挙５得点。常にランナーを置く攻撃は相手チームにプレッシャーを与えたまま。こちらの勢いも途切れない。実に効果的。見ている側も興奮できる。

一昨日の試合は松中、ズレータのホームランで決めたが、今日はホームランは松中のソロ１本のみで、しかし１０得点。「つなぐ野球」を今シーズンのテーマにしながら、なかなかつながらないホークス打線。こんな試合を続けてほしいものである。

だが、やっぱり松中とズレータは別。



ランキング参加中。今の順位は？こちらをクリック、よろしくお願いします。
　　　↓↓↓