今日は台風一過の晴天でした。
久しぶりに布団を干して出勤です。
さておき、近頃住宅の新築着工数が減っているようです。
確認申請の煩雑化が原因の一つだそうですが、そのせいあって仕事の上がりも早くなりました。
今日も5時で終了。しかもミキティと同じです。
ラーメンでも行くかと思ったのですが、そそくさと帰ってしまいました。
そんなこんなの毎日ですが、お待ちかね、
やま建 フランスリポート4日目です。(2007年7月6日)
今日は朝早めにホテルをチエックアウト。
まず行った先は「アラブ世界研究所」。日本では電通本社ビルを設計したジャン・ヌーベルの作品です。
セーヌ川岸の道路からみると普通のビルとなんら変わりがないので、気付かず通り過ぎてしまいましたが中庭にまわると幾何学模様に覆われた外壁に目を奪われます。
この模様はアラベスクといってイスラム文化の装飾です。
セーヌ川からみたアラブ世界研究所
アラブ世界研究所(中庭側)
建物の外壁は写真でみるときれいな模様を描いてますが、現地で生で見ると材質が強調されてなんだかアルミの切絵といった感じがしました。
外壁アップ
でもこの外壁、ただの装飾ではありません。
縦横に並んだ大小の丸い穴。
この穴の室内側にはカメラのシャッターのような機械が取り付けらています。太陽の明るさをセンサーが感知、開いたり閉じたりして室内の採光を調節するハイテク外壁です。
室内側から
室内からみると仕組みの構造がよくわかりますが、全ての穴という穴に取り付けられたこのシャッター、素人目にみても故障が多そうです。
屋上からはノートルダム寺院の後陣部分がよく見えます。
まるでグロテスクな宇宙生物のよう。
ノートルダム大聖堂 後の部分
アラブ世界研究所を後にし、徒歩でリヨン駅へ。
パリ リヨン駅
いまだに高層住宅のお手本となっているコルビュジエ設計のマンション、「ユニテ・ダビタシオン」を訪れるためマルセイユへと向かいました。
フランスが誇る世界最速鉄道「TGV」に乗り込みます。
フランス国鉄自慢のTGV
日本でいうところの新幹線ですが、ホーム、改札、線路とも在来線とは別格の日本の新幹線とは違って、TGVは普通の電車と同じホームに並んでいます。改札もなく出入りも自由です。
お高くとまった日本の新幹線とちがって比較的運賃も安いです。
でも今、ユーロ高なんで・・・
世界最速とあってやはり速いです。振動もそんなにありません。
でも車体の構造上、車両間の移動が制限されますし、座席の広さも日本の新幹線のほうが広いので乗り心地的には新幹線の方が上手でしょうか。
約3時間で到着。パリ周辺は暑い雲が覆っていたのですが、内陸部と地中海沿岸の気候の違いは歴然。次第に薄くなりマルセイユに着く頃は抜けるような青空が広がっていました。
マルセイユ街並み
マルセイユ駅から地下鉄とバスを乗り継いで「ユニテ・ダビタシオン」に到着。
ユニテ・ダビタシオン
新しい高層マンションの多いこの辺りでも見劣りしていません。
住居部分が柱で持ち上げられて、コルビュジエが提唱した近代建築五原則のひとつピロティができています。
ピロティ
現代の高床式住居といったところでしょうか。
高さは5~6mほどあるので風通し、採光もよし。駐車場や自転車置き場にしているのがもったいないくらいです。
梁間(短辺)方向から見ると二本足で建っているようで、なんだか人間的です。
立ってるみたい
このマンションにはホテルも併設されており、是非泊まりたかったのに満室でした。残念
でも、建物の見学は自由との事です。日本では不審者騒ぎの多い昨今、居住者の心の広さに感謝です。方々を見てまわりました。
ホテルの受付と同じフロアにはスーパーや雑貨店、事務所がはいっておりちょっとした商店街通りをつくってます。
商店街通り
住居部分は各部屋ごとに赤、青、黄のドアで区別されていますが、中廊下式でかなり暗いので派手派手しさはありません。
部屋ごとに色分けされたドア
中廊下。かなり暗い。
屋上に出ると、眼前にはマルセイユの港、そして地中海沿岸特有の乾いた岩山がそびえています。
屋上からの眺め
快晴の空。雲ひとつ無し。
このマンションの売りの一つは屋上庭園でもあります。
屋上庭園
プールや保育園、体育館、ジョギングができるスペースもあり、私が行った時は暑い日でもあったのでプールでは子供たちがたわむれてました。
プール。上の部屋は保育園
澄んだ青空を背景に、排気塔をはじめとした屋上の建造物は彫刻作品の展示場のようです。岩山や港を借景としているようにも思われます。
排気塔
エレベータ塔
走り回ったり、影に身を隠したりはしゃぎまわっている子供たちを見て、愛されている建物だと感じました。
その後、マルセイユ中心街に戻り、街を見下ろす丘の上の聖堂へバスで向かいました。
ところが着いてみると閉館時間が過ぎて閉まっていました。引き返そうとしたところ乗ってきたバスが発車。
「Hey! Bus wait !!(待ってくれ~!!)」
しかし声は届かず、戻りの最終バスとなって走り去ってしまいました。
一人取り残されてしまいましたが、市街と港を一望できる眺めは絶景です。
マルセイユ市街
帰りは下り坂なので歩きでも楽に戻れました。そのまま港を散歩。
ローマ帝国時代から続き、今でもフランス最大の貿易港ですがこの旧港周辺は、ヨットが係留され、露店が並び、観光客が散策するのんびりした雰囲気です。
港
ゆったりとした時の流れに身をまかせ、海に沈む夕日を見ながらいままでの旅の記憶を振り返ろうと思ったのですが、もう9時過ぎだというのになかなか日が沈んでくれません。
ゆったりさにイライラしてホテルに帰ってしまいました。
ゆとりのある旅を心がけたいですね。
次は、5日目です。
今暇っこだから、毎日このブログチェックしてるよ(^ ^)v
私もこの暇をもてあましてないで、ブログやってみようかなぁ~
なんて・・・なかなかきっかけが・・・
今、教習所に通ってるよ♪ なんか学生気分~♪まだ学科だから、ビデオ見て終わりだけどね。早く車のりたーい!!
12日飯田橋行きますわよ!!
例の所で先に行って飲んで待ってるわよ\(^^)/
励みになりますな。
明日の飲み会は久々に遊びますか。
ボーリングはどうやろう。
送別会で渡すはずだったオリジナルTシャツを着てLet's Playといきますか
でもいつもの企画倒れになったりして。
ではまた明日