昨日は六本木ヒルズでおこなわれた安藤忠雄氏の講演会に行ってきました。
もう何度も行っているので聞いたことのある話もありましたが、それでも毎回元気づけられます。
好奇心を持ち続けることが青春であり、実行力となり思いのこもった建築を作っていく原動力となるそうです。
また知っている人は知っている、安藤先生についての豆知識の発表もありました。
それは
●元プロボクサー
●双子だった
他にも意外な一面があるんですかね。
久しぶりの「オレ流 建築の歩き方」。2007年12月13日のことです。
今日は家の近所にある「雑司が谷旧宣教師館」へ行ってきました。
外観
明治40年にアメリカ人宣教師のマッケレーブによって建てられました。
関東大震災や太平洋戦争そしてマンション建設計画にも耐えてきた筋金入りの木造建築です。
仕事で木造住宅を販売している私にとって、今に残る昔の木造住宅をみるのはいささか勇気づけられます。
RC造や鉄骨造が耐震性、耐久性を売りにしているなか、「木造は大丈夫なの?」とお客様にもよく聞かれます。でも日本で何百年と建ち続けてきた実績があるのは木造だけです。
そんな木造の素晴らしさ、少しでも営業トークに生かせればと行って、見て、体感してきました。
しかし今日は寒かった~
入場料が無料なのは助かりますがその分暖房はなしです。
鼻をすすりながらの見学ですが、同じ寒くてもコンクリート造のような体温を奪われるような寒さではありません。
木の床は手を触れてもヒヤリとしません。
サンルーム
外観は19世紀末のアメリカ住宅風。
内部は煙突を中心に部屋が配置されており、全ての部屋の暖炉はこの煙突につながっています。スペースとコストをうまく効率化させてます。
家の中心にある暖炉
外装、内装とも欧米風のデザインですが、天井は格天井に竹をあしらうなど日本的な意匠が取り入れられてます。
ベイウインドウ(19世紀のイギリスで多かった)
天井(竹が格子に組まれている)
これらは全て建築主であるアメリカ人宣教師マッケーレブ氏の希望だと思われますが、本やテレビもなく海外なんてよくわからなかった時代にこのような洋風建築を建てた大工の苦労はいかばかりだったでしょうか。
施主の希望を最大限に取り入れる姿勢は、木造の注文住宅を売っている私にとって大いに刺激となりました。
しかも百年近く建っているということはデザインだけでなく構造的にも優れている証でもあります。
まさに「いい仕事してますね~」ですな。
さてさて、今の会社に移って一ヶ月ちょっと。
営業トークや商品知識、パソコンの専用ソフトなど覚えることが超たくさんです。
それに加えて今までほとんど着たことのなかったスーツやほとんど乗ったことのなかった車の運転に慣れることで毎日怒涛のような大変さでいっぱいいっぱいです。
でも嬉しいことにこんな私から家を買ってくれそうなお客様がいました。
五人家族のお客様ですが、打ち合わせはいつも御主人と奥様。
人柄のよさがにじみ出ているなんかとてもいい人です。
そういう手前もありまして、忙しくなってきてます。
通勤時間の長さも手伝って帰宅は12時過ぎてます。
今日は久々の休み。
なんと今まで音信不通だったミキティと連絡がとれました。
忙しそうだったので少ししか話せませんでしたがね。
また暮れにでも飲みにいきますか。
住宅メーカーに入社して早一ヶ月。
忙しくなってきました。
しかも通勤時間約一時間半。
家に着くと日付が変わってます。
着いたら風呂入ってすぐ寝るの毎日です。
まあ、慣れるまではしょうがないですな。
ちょっと内容も貧弱ですがなかなか時間がとれないのでご容赦を。
時間見つけて「やま建」も書かないとね。