立春

　関東地方は１月６日に続いて２回目の降雪。降雪量が先月と同程度でほっとしています。まだ家の裏の畑や庭には雪が少し残っていますが、庭の梅や木瓜の花芽が膨らみ、メジロなどの野鳥が毎日来ています。立春もすぎ、季節は春に向けて胎動しているように感じます。
　コロナ騒動で「行動自粛」を始めてもう３年目に入りましたが、収束どころか事態は益々悪化していて、田舎の小さな町の私の居住地でも連日「過去最高」の感染者数となっています。１月中旬に女房と二人で３回目のワクチン接種をしていますが、感染防止のための生活を徹底しています。
　様々な治療薬が開発されて、一部が既に感染者に投与を始めているようで、一日でも早く、従来の「インフルエンザ」の感染拡大防止対策の適応で社会生活が出来るように願っています。この「コロナ騒動」で日本の様々な弱点が浮き彫りとなりましたが、テレビや新聞で見る国政の動きは鈍く、旧態然としたものとなっています。「憲法・人権」「経済安保」「財政」「地方自治（都道府県の権限･責任）」「デジタル社会の構築」「医療制度･医療体制」等々山積する課題を与野党の壁を越えて、１０００人近くもいる高禄の国会議員に真剣に仕事をしてもらいたいと市井の隠居爺は願っています。
　先日、新発田在住の同期会幹事と電話で話しをしましたが、やはりコロナで以前のように気軽に集まれず、寂しい状態とのことでした。この間に在郷同期の何人かが先立たれ、何人かが体調を崩されているようです。お互いに体が動くうちに一日でも早く再会の機会を作りたいと思います。
　まだまだ寒い日が続きますが、同期各位にはご自愛のうえお過ごしください。くれぐれもコロナに感染しないようご注意ください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２２．２．１２　　伊藤幸蔵　拝