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イタリア旅行(8)第7日カプリ島、青の洞窟

2008-06-01 20:54:31 | 旅行記

5月11日(日)晴れ ナポリ~カプリ島~ナポリ~ローマ ローマ泊。

6時15分:起床。今日は、この旅行の目玉中の目玉、「青の洞窟」観光だ。まだ、入れるかどうか判らないがワクワクする。7時:バゲージダウンし食事。相変わらず質素だ。

Cimg1343 7時45分:ホテル出発。8時35分:ベヴェレッロ港より乗船、カプリ島へ向かう。後ろに見えるのはヌオーヴァ城と港。港には大きな客船が停泊していた。天気は快晴だが、少し風がある(?_?)これで洞窟へ入れるのだろうか???3回ぐらい経験した人が居て、「おそらく洞窟の前で引き返すことになるよ・・・」と言う。我が家のツキの良さを知らないな!!絶対入れる!!!

Cimg1345 9時10分:カプリ島到着。上陸して集合したところで、現地のガイドさんと合流。第一声は「今日は洞窟に入れないようです」。エー!!そんな殺生な!!!ここまで来たのに。「入れないまでも洞窟の前まで行きましょう」とのことで全員トボトボと港へ歩いていくと、途中で「入れるようになったようです。急ぎましょう」と情報が入る。ウォーという歓声を皆で上げて港へ急ぎ足。洞窟前までの30人乗り程度の船に乗って洞窟へ。

Cimg1346 Cimg1349 Cimg1359_2 洞窟前で更に6人乗りの小舟に乗り換える。洞窟の付近では次々と小さな穴から小舟が入って行っている。我々もと気が焦りながら待っていると、「頭を小舟の縁より低くして!!」と指示に従う。すんなり洞窟の中に入ったと思ったら、船頭さんが「ウシロ、ウシロ!」と叫ぶ。後ろを見ると、今入ってきたばかりの入口の光とそれに照らされた海水の色は、透き通った青!!。素晴らしい!「フラッシュを焚かないで!」と声が飛ぶ。色を出すためにはフラッシュを炊いたらダメ。また、洞窟内は光が弱いので、シャッター速度が遅くなるため高感度モードにした方が良い。もっと紺碧の青に撮影できているガイドブックもあったが、この写真で精一杯。後から後から小舟が入って来るので、洞窟内をグルリと周り、アッという間に外へ。その間5分あったかどうかだ。

Cimg1368 10時30分:全員洞窟の興奮を話しながらカプリ島の港へ。そのまま、フニクリ・ケーブルカーで島の頂上へ。10時48分:到着、解散。我々は、絶景が見られるというアウグストォス庭園を目指す。Cimg1374 ガイドさんの話だと結構近いと思われたが、歩いても歩いてもそれらしき公園が無い。公園かと思ったら、ホテルの庭園だったり。ようやく辿り着くと、そこは断崖絶壁の絶景が見られ、綺麗な花が植えてある庭園。結構楽しめた散歩だった。後は土産物の買い物。カプリ島はレモンの産地ということで、レモン製品が多い。レモンチェッロとレモン入りチョコレートを購入。レモンチェッロは甘いリキュールで食前酒として飲むそうだ。結構キツイ酒だ。

カプリ島はナポリと異なり、ゴミは整理されており、ゴージャスなホテル、ブランド品の店が並びセレブな人たちが訪れる地中海の楽園という雰囲気だ。ナポリももう一つのサンタルチア港の付近は、「ナポリを見てから死ね」という雰囲気が残っているという。貧富の差が極端な街はこれからどうなるのだろう??

Cimg1381 11時30分:集合し徒歩でレストランへ。下へ下へ階段状の道を降りてゆく。11時40分:レストラン到着。昼食はラビオリ+タラのバター焼き+サラダだ。飲み物はビール。レストランの庭にもレモンが成っていた。

12時40分:バスで港へ向かう。13時05分:乗船。ナポリへ。

Cimg1394 14時10分:ナポリからバスでローマへ向かう。15時40分:サービスエリアでトイレ休憩。ここはヴェネディクト系修道院と関係?があり、チョコレートの種類が豊富で、品質が良く安心ということで、お土産に大量購入。移動の途中、ローマの郊外で無線の鉄塔群を見つけた。ダイポールアンテナが数基張られている。アンテナ長からみると短波用か?何に使っているのだろう?何年ぶりに見たのだろう?毎日見ていた時期もあったのに。懐かしい姿だ。

Cimg1395 17時30分:ホテル・シェラトン到着。夕食の19時出発まで時間があるので身体を洗おうと、バスへ。ン?ン?バスタブが無い(ー_ー)!!五つ星と聞いていたのに??こんなホテル?仕方がないのでシャワーで流して着替えをする。添乗員さんに話をすると、ホテル側の間違いとかで、別の部屋へ差し替えてくれた。団体の1組だけ間違えるのは、このホテルの管理はどうなっているのと思うし、最初入って部屋は明らかにビジネス用の部屋。1流ホテルもいろいろなランクの部屋を用意しているものだなと、変なところで感心する。

Cimg1400 19時:チョットオシャレをしてカンツオーネ・ディナーへバスで出かける。ディナーは、前菜+リゾット+子牛のステーキ+ティラミス、そして白ワインと水のボトルが10人に3本付いている。料理も美味しく、「青の洞窟」の興奮で盛り上がる。そして、カンツオーネ歌手の登場。アコーディオンの演奏と声量のある歌声。サンタルチアと日本の歌(荒城の月だった?)他を熱唱。ところが歌手が、歌の途中で、やおらKさんに近寄り、熱い求愛の頬ずりを始めたのに皆ビックリ!求愛の演技に答えるKさんの恍惚とした演技も見事。普段から飄々として、切り返しが上手なKさんならではである。そのKさんを選択した歌手の目利きも流石プロである。会場は大いに盛り上がった。

21時30分:ホテル到着。「青の洞窟」の興奮と夕食の盛り上がりを反芻していたらいつの間にか熟睡。


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