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イタリア旅行(7)第6日フィレンツェ~ナポリ、ポンペイ

2008-05-30 14:58:52 | 旅行記

   5月10日(土)晴れ フィレンツェ~ナポリ、ポンペイ ナポリ泊。

Cimg1223  5時30分:起床。7時30分:ホテル出発フィレンツェ駅へ。今日はイタリアの新幹線ユーロスターでナポリへ移動する日だ。イタリアの駅は、キップを買わないでホームまで入ることができる。だから駅の構内でもスリには気をつけないといけない。そのまま、乗車することも可能だ。検札で無賃乗車が発見されると3倍の料金を請求されるという。

Cimg1224_2 8時52分:ナポリに向けてユーロスター出発。ユーロスターの車内は薄いグリーン系で統一されていて、広い感じがする。座席は4人掛け2列で、座席の真ん中にテーブルがあり、折りたたみで半分になるが、固定されているため窓際の人の離席が難しい。窓は大きく眺めは良い。しかし、トイレは評判が悪かった。

Cimg1228 10時30分:ローマ着。ここで隣の席の感じの悪いイタリア娘?と中国人の男が降りる。両方とも空きビンをテーブルの上に残して立ち去った。更に隣の座席の2人連れのイタリアおばさんは、最初から最後まで、大きな声でシャベリまくり、周りの人が迷惑しているのを気にしない。躾の悪さが目に余る4人だった。ローマで替わりに乗ってきた人は、大人しく品の良い夫婦。オーストリア人でアイスランド・ダンスの公演にいくところだという。

Cimg1231 ローマからは先頭が入れ替わり、逆方向へ走る。20分の停車だったが、音も無く滑り出た。いつ発車するのか心配でホームに立てなかった。

12時12分:ナポリ到着。バスに乗り込みポンペイへ向かう。ナポリの町の第1印象は「汚い!」。埃で全体が汚れているように見えるし、ゴミが道路脇に堆く置かれている。臭いが漂っているようだ。ナポリはゴミの埋立地が満杯で大問題になっている。ドイツの会社が処理を請け負うらしいが、これでは当分残るだろう。観光客もこれでは来たくない。激減で老舗レストランが閉店したと聞く。

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Dscf2227 13時00分:ポンペイ到着。昼食は、ボンゴレ+シーフードフライ+ババ(ババアではありません。甘いカステラ様なものです)。

14時00分~:現地のガイドさんの案内で入場。広いので1時間30分の見学Cimg1242_2 Cimg1248 では、ほんの1部しか見れない。それでも79年のヴェスビオス火山の噴火で埋まったという古代都市の悠久の歴史を感じることができた。綺麗に整備された街並み、飛び石の横断歩道、轍の跡が残る石畳の道路、野外劇場とその音Cimg1269響効果のための仕掛け、Cimg1287パンを焼くためのカマドは今Cimg1255_2 でも使えそうだ。

フレスコ画で描かれた2000年前の壁画が今も残っている。娼婦の館にはもっとリアリティな壁画があったがお見せできない。道路はほぼ真っ直ぐだが、娼婦街の道路はカーブしている(何故?)。古代人の都市計画の凄さをCimg1300 Cimg1298 感じる。多種の甕とか瓶、重さを計る石で作った分銅が多種紀元前から用意されていたという。古代人の頭の良さと実行力に感心してしまった。まだまだ、見たい公衆浴場とかパン工場、競技場などがあり、もう一度これたら来たい古代の遺跡だった。

15時50分:バスでナポリへ向けて出発。16時00分:途中でカメオの専門店に立ち寄り。誰も買う人が居なかった。17時00分:ホテルへ到着。一息入れる。

Cimg1321Cimg1324 Cimg1323 18時00分:ナポリ市内観光へバスで出かける。ナポリも歴史のある都市だが、治安が悪く、バスから見学。ただ一度だけ、卵城の見える海岸で下車した。卵城の後ろはソレント、右に目を移すとサンタルチア港。高級住宅が丘の上まで続いている。

Cimg1330 レストランに向かう途中で道路が異常に込んでいる。ホテルの前に人だかりがしている。騒動か?と思ったら、ACミランのイレブンが止まっていて、出かけるのを待っているとのこと。陽気なイタリア人らしい。夕食はピザ・マルゲリータ+サラダ+カプリーヌ(チョコレート・ケーキ)と白ワイン。マルゲリータは、ウンベルト1世の王妃の名前。彼女のために考案したピザらしく、モチモチした大きなパイにトマトソースとモッツアレラチーズを乗せたシンプルなものだが、美味しい!!縁は残しても良いですよと言われたが殆ど食べてしまった。

22時:爆睡。


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