青春

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イタリア旅行(6)第5日ピサ、シエナ

2008-05-28 21:26:48 | 旅行記

5月9日(金)晴れ ピサ、シエナ観光 フィレンツェ泊。

Cimg1220 イタリアで4番目に長い川アルノ川沿いに建っているホテル・コロンブスは、3つのベッドが用意されていた。他の人の部屋は2つで、イタリアでは3人部屋も通常のようだ。久しぶりにバスタブに浸かった。

6時15分:起床。朝食は質素。ジュース、パン、ハム、チーズ、リンゴ。やはり野菜は無い(ー_ー)!!

Dscf2183 7時45分:ピサに向けて出発。ピサは、奇跡の広場まで観光バスは入れないので、バス駐車場からは市営バスへ乗り換え。10時:奇跡の広場に到着。ここにはアルノ川の河口に位置し、ピサの斜塔、大聖堂ドゥオモ、円形の洗礼堂が並んでいる。現地の元気なガイド、ユル・ブリンナー風のロナウド?さんが待っていて、達者な日本語で説明を始める。斜塔は、工事の途中で地盤沈下があり、傾斜を軸をずらしながら完成させ、その後4.5mの傾斜を4.1mまで修復して内部見学できるようになったということだ。

Dscf2155 10時30分:斜塔への入場が許可され、40名づつ20分の制限時間を貰い294段の石段を上る。頂上まで上って降りてくるまで20分、モクモクと登る。石段の真ん中がすり減っているのは、これまで登った数知れない人の跡。上がるにつれて、身体が左に左に傾く。

150段ぐらい上がった処で、係員の指示に従い一回り。再び上へ上っていくDscf2150 と、釣鐘が4方に吊るされた展望台へ到着。これで到着かと見渡すと、外へ一Dscf2151 旦出て更に上があるみたいだ。狭い一人しか上り下りできない階段を上ると頂上へでた。素晴らしい!!!360度ぐるりと見渡せる。北には白い山々が見える??アルプス??ではなく白い大理石を切り出している山だそうだ。手すりが危なっかしく、スカスカで腰が引ける。西北東南と撮影して下りに掛る。

Dscf2180 降りようとすると係員が止める。良く見ると係員が片側通行の上と下に居て、トランシーバで連絡を取っている。まだ下から上がってくる人がいるようだ。上がってきた3名と入れ替わりに降りる。

10時50分:下に降りる。降りるまで誰にも会わなかったので、40名の制限を守っているのだろう。それからのフリータイムは定番のポーズで斜塔を撮影(画像を縦にできないのでゴメンなさい)。

Dscf218711時30分~12時15分:斜塔の近くで昼食。ラザニアと七面鳥の?料理とフルーツ・サラダ 。

12時30分:市バスの発着場に着くと、んん???市バスが1台もいない。ストライキらしい。イタリアは突然のストが良くあるようだ。代わりにチュウチュウトレインというおもちゃのようなバスに乗り込む。添乗員さんの機転の速さは抜群だ。

Dscf2201 12時45分:シエナに向けて出発。添乗員さんが、シエナの歴史・沿革を道中で説明するのを聞きながら(ロムルスに殺されたイカロスの双子の息子が逃れてオオカミに育てられここに街を作った?)、いつの間にかウトウトしているうちにシエナの街へ。シエナの街は崖の上に構築されていて、ゲートがあり通行税を支払う。14時50分:バス駐車場で降り、城壁に沿って歩いて市内へ向かう。

15時25分:市内の入口のセント・ドミンゴ教会の傍でトイレ休憩。ここのトイレは有料Dscf2198。0.5ユーロのコインを入れる自動改札。入口に係員が居て、チャントお釣りを用意している。ここで現地の ガイドさんと合流し市内へ。この街は人口4万人。そのうち2万人が現・元銀行員、残りの2万人が将来の銀行員という銀行の街だ。元宮殿も銀行になっているし、あちこちに銀行が見られる。これで商売になっているのだろうか?

Dscf2197 シエナの街並みは、細い路地とレンガ造りのビルが特徴だ。中世には、皇帝派の都市として栄え、13~14世紀には多くの公共の建物や聖堂が建設されたということだから、市民の住んでるこんな建物もその頃のものか?歴史の深さを感じる。

Dscf2204Dscf2218  ドォオモは修復中で外からのみ。イタリア一美しいと言われるカンポ広場は、9つに分けられていて、シアナの9つの地区に対応している。この広場で1年に1回、競馬?が行われ9つの地区の代表が競うということで、シアナの中心となっている。今日はのんびりとした雰囲気が漂っている。

Dscf221416時05分~40分:フリータイム。カンポ広場の「歓喜の泉」は綺麗に澄んだ水と彫像が印象に残った。彫像がレプリカなのは残念だが、それでも雰囲気は感じられる。ハトが蛇口から上手に水を飲んでいた。

17時10分:シエナ出発。帰り道は退屈だが、添乗員Sさんの名解説に耳を傾ける。今回は、トスカーナ地方のワインの名前、DOCGラベルの見分け方は白=緑色ラベル、赤=ピンク色ラベル、価格はいろいろあるが市民が飲むのは6ユーロぐらいが平均、それでも美味しいワインは結構ある・・・・等々。聞きながらウトウトしていたら指定店に到着18時15分。トイレ休憩とお買いもの(ここは革製品の専門店だった)。

19時30分:フィレンツェのレストランで夕食。野菜スープ+ポーク料理(ジャガイモのカレー粉まぶしとホウレン草のソテーを添えて)+フルーツサラダ。飲み物は白ワインを飲んだが味はもうひとつ(ー_ー)!!

22時:就寝。今日の疲れとこれまでの疲れで爆睡(-_-)zzz