子育てと学び BY 朝日学習館

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ハワード・ガードナー「認知心理学者」の八つの多重知識論

2009年11月02日 | 育児
知性の多重的を意識することが、子どもと向き合う上で必要である。

 人の知性は、以下の八つに分類される。
言語的知性  読むこと話すこと聞くことにより養われる知性
絵画的知性  お絵描きなどによる養われる知性
空間的知性  立体的モノづくりや立体を使った遊びで養われる知性
論理数学的知性 計算や論理的思考などにより養われる知性。
音楽的知性  歌うこと演奏することなどにより養われる知性。
身体運動的知性 体を動かすことにより養われる知性で
「知」「徳」「体」の「体」に対応
社会的知性  団体スポーツや共同学習や他者との遊びなどで養われる知性。
「知」「徳」「体」の「徳」に対応
感情的知性  他者との交流の中で育まれる知性。感情のコントロール「EQ」に対応

これらの知性に加えて、これらの八つの知性をコントロールする知性、「超知性」としての「自我」があるそうである。この自我は、理性・主体性・独創性・創造性に関して中心的な役割を持つそうである。

それから、これらの知性は、多重性をもって成長したり生きたりするそうです。例えば、クラッシックの音楽を聴きながら他の作業をする時は知性を多重的に利用していることになる。また、電車の中で立って本を読む時も様々な知性を利用していることになる。
文武両道という言葉があるが、ドーパミンは、多重知性フレームの中で言語的知性や論理数学的知性などによる「思考」を調節する役割を持っているそうである。ドーパミンが思考と運動の両方に関係するのは奇妙かもしれないが、脳レベルで見ると思考と運動はよく似ていて、どちらも目的に向けて単位的な情報(言葉・概念vs運動情報)を操作して適切な出力をすること本質的な機能としているそうである。

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