子育てと学び BY 朝日学習館

子育てや勉強の仕方を読者の皆さんと考えたい。人が幸せになれる子育てを。朝日学習館

記憶から気付きへ

2009年02月25日 | 教育
ルネッサンスの天才「レオナルド・ダ・ビンチ」は、メモ魔だったといわれている

仕組みや構造や成り立ちに気付けば、記憶する必要はない。気付く能力を育めば問題が解決できる。暗記したものは、消え去るが、気付いたものは、再び気付きなおすとよい。ルネッサンスの天才「レオナルド・ダ・ビンチ」は、メモ魔だったといわれているが、気付きは、メモしておくと一層の発展が期待できる。

 耕運機が畑を耕し、飛行機が空から農作物の消毒をし、ロボットが部屋の掃除をする時代は、学力の分野の一形式である、気付きや創造力・想像力は、人間に残された貴重な独自性の一つであろう。

 このような時代においては、気付きや発想や想像力を育む教材や授業の形式が必要である。記憶重視から観察重視へ、結果重視から経過重視へ、デジタル重視からアナログ重視へ、一次元把握から三次元把握へそして、異次元想像へ。

 子どもの問いかけに対して、答えで反応はしない。「なぜかな」と一緒に疑問の立場に立つことを大切にしたい。「なぜか」のある勉強のみが、勉強の質を発展深化させるからである。 


 人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。
byリチャード・M・ニクソン
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