7月19日は県内一斉休漁日です
7月19日(土)
今日は福岡県で博多湾タチウオ、昼イカメタル、SLJ、タイラバのリレーコースです。
昨年も同時期に行っており、めっちゃ楽しい釣りができたので今年も申し込みます。
実はこの日、7月の第3土曜日は、山口県は全県一斉の休漁日です。
よって漁業も遊漁船業もお休みなのです。
中には「そんなの知らね・・・」っていう遊漁船もいるかもしれませんが、そんな非協力的な船に乗るのも何だかな・・・
ということで、基本、県外に遠征としている次第です。
お世話になるのは「遊漁船 優雅」
午前2時ちょっと前に自宅を出発します。山陽自動車道、中国自動車道、九州自動車道を乗り継ぎ、古賀インターに向かいます。
奈多漁港から4時30分出港(集合4時)ですが、途中、コンビニで朝食、飲料水等を購入し、奈多漁港には3時55分に到着です。
今回は4種の釣り方をする訳なのですが、持ち込めるタックルは3セットと決められています。
タックルのチョイスも含めてゲーム性がさらに高くなります。
〇タチウオ、SLJ用
ロッド:Major CraftフルソルFSLJ-S64SUL
リール:24LUVIAS PC LT2500-H
ライン:PE0.6号+FC3号(2m)+バイトリーダー(ナイロン80lb:30㎝)
〇イカメタル用
ロッド:がまかつLUXXEスピードメタルS B65MH
リール:21紅牙 IC 150H DH
ライン:PE0.8号+FC3号(2m)
〇タイラバ用
ロッド:テンリュウRed Flip RF642B-M/VDK
リール:21Grappler CT 150XG 改
ライン:PE0.8号+FC4号(4.5m)
4時30分に出港し40分ほどで志賀島を回り込み、能古島北方地先へ到着です。
水深は14m~20m。
今日のお客様は7名様ですが、本格的にジグでやるのは俺ぐらいです。
ジグは釣りのポイントオリジナル80g(確か特売日に360円で購入)、後ろトリプルフック、前ワイヤー付きシングルフック×2と去年と一緒です。
リーダー先にバイトリーダー80lbを30㎝付けていますが、ネットで見る限りあまり効果は無いようです。
一落とし目は異常なし。
2落とし目に結構強烈な当たりがあり、SLJロッドがブン曲がります。
ん~~、快感!!
揚がってきたのは指4本ほどのタチウオで尻尾がかみ切られていますが、可食部は残っています。
そんなこんなで7本ほど釣り上げ、内、ダメージの少ない小型魚2匹はリリースです。
次はワーム。
昨年と同じ海太郎「カタクチワーム」です。
28gのサーフ用のジグヘッドに下の1本追加のフックがついています。
流れの上に軽くキャストし、底についたら軽くロッドでアクションをチョンチョンと付けます。
そしてピタッと止め、ステイさせたところで当たりが連発します。
こちらは当たりは多いけれど、フックアップは半分ぐらいです。
それでも4尾追加し、内2尾をリリースします。
最終的に7本キープしたところで、時間となり次のポイントへ向かいます。
今度はイカ釣りなのですが、思いの外流れが効いており、最初から35号の鉛スッテ、ドロッパ―は1個だけにしておきます。
ドロッパ―は、昨年も活躍した「赤緑」を付けてみますが、今一パッとしません。
それならばと「赤白」に替えたら、ここから5連発。
それもかなりの良型です。
苦戦しているお隣さんにも「赤白ですよ」教えてあげたのですが、どおも当たりを捉え切れていないみたいで、釣果に結び付きません。
その後、俺もベイトオモリグに変更(初挑戦)してみましたが、その後は当たりもなく、イカ釣りタイムは終了です。
次はSLJ&タイラバです。
近くの魚礁回りを攻めます。
タイラバでもよいということなので、俺は得意のビンビンスイッチ80gにツインカーリーで攻めます。
まだ、イサキが残っているかも・・・とも思いましたが、根魚の方が手堅いからとの判断です。
が、異常なし。
こちらは1流しで終了です。
次はタイラバ
水深30m前後の砂地フラットをドテラで流します。
狙いはマダイとマゴチ。
「赤かオレンジのネクタイで、流れに任せてラインを出してもいいです」との船長の指示です。
1流し目は異常なし。
正確に言えば20㎝程のエソが釣れたのですが、「エソとサバは水と同義」との認識でカウント&計測もせず、優しくリリースします。
最後の30分で、同じポイントを、コースを変えてもうひと流しです。
ここからちょっと本気を出します。
昨日までの雨風で海底は濁っていると予想して、ヘッドをグリーンから蛍光ホワイトへ、スカートをオレンジからブラウンに変更です。
さらに一手間、ケイムラのスカートを1本だけ加えてみます。
落とし方も、2落としで回収し、落としなおし、ドテラの様にラインを出しません。
ええっ、関門のバーチカルスタイルです。
4落とし目位で当たりがあり、反射的にガチ合わせです。
叩くような引きはマダイかと思いましたが、揚がってきたのは54㎝のマゴチです。
船長さんは船内で作業中のご様子なので、Red Flipのバットパワーを活かし、船上にぶち抜き上げます。
えっと、通常のタイラバロッドでこれすると、破損・破断のリスクがありますのであまりお勧めいたしません。
特に、周りが釣れていないとき、これするとドン引きされますのでご注意を。
そんなこんなで、船中唯一の3種コンプリートを成し遂げ、帰港時間となります。
帰港し漁獲物の分配をし、氷をもらって奈多漁港を後にします。
昼食は昨年同様、やよい軒。
その後はおとなしく、高速道路で家路につきます。
【今日の反省】
・タチウオについては特になし
・流しながらの昼イカ釣りが何となくわかってきたので、次回はベイトオモリグを中心に攻めたい。
・SLJ(主にイサキ)は、鼻っから釣れる気が全くしないので、早々に諦める。
・タイラバはこのスタイルならキャンディ。去年は持ってきてたのに・・・
・全体として、初めての船や県外遠征時は本気で釣りをしないこととしていたが、今回、ちょっとムキになってしまった。同船者の心を折るような釣りは控え、「あ~~、今日は渋かったね~~」で終わらすような「大人の」釣りを目指したい。