🌸🌸扉の向こうに🌸🌸

扉の向こうにあるものは・・・

コスモス

2012年10月02日 20時10分15秒 | 花の神話と伝説
〈別 名〉 「秋桜」


〈花言葉〉 「少女の純真」「真心」「乙女の純潔」
      「美麗」「乙女のまごころ」「愛情」
      「たおやかさ」「乙女の真心」「乙女の愛情」
(ピンク)・「少女の純潔」
(赤)・・・「調和」
(白)・・・「美麗」「純潔」「優美」


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分類
植物界 Plantae
被子植物門 Magnoliophyta
双子葉植物綱 Magnoliopsida
キク目 Asterales
キク科 Asteraceae
コスモス属 Cosmos
コスモス(Cosmos)
学名 Cosmos bipinnatus
Cosmos : コスモス属
bipinnatus : 2つの羽状の
・コスモス(英語: Cosmos、学名:Cosmos)
 キク科コスモス属の総称。
 種としてのオオハルシャギク Cosmos bipinnatus を
 指す場合もあります。

・開花時期は、 7/25頃~12/10頃。
・原産地メキシコ。
メキシコから、1876年頃にイタリアの
芸術家が日本に持ち込んだのが最初、
との説があります。
・秋の代表花ですが、早いものは夏のあいだから
咲き始めております。
早咲き遅咲きがあります。

名前の由来
・「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花弁の形が
桜に似ているところからの和名です。
・”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の
「秩序」「飾り」「美しい」という意味の
「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来致します。
・「コスモス」とはラテン語で
 星座の世界=秩序をもつ完結した世界体系としての
 宇宙の事です。
このことから、星がきれいにそろう宇宙の
ことを、cosmosと呼び、また、花びらが整然と
並ぶこの花もcosmosと呼ぶようになりました。

・葉は線のように細いが、
台風などで倒されても茎の途中から根を出し、
また立ち上がって花をつけるというほど強い。
(見た目とは、だいぶ違うようです)

・日本への渡来は、明治時代の中ごろとされる。
・外来品種ですが、日本の風景に合っております。
・近年、チョコレートの香りがする茶色の
 「チョコレートコスモス」が話題、
 人気を集めております。

特徴
秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる。
花は本来一重咲きですが、舌状花が丸まったものや、
八重咲きなどの品種が作り出されております。
本来は短日植物ですが、6月から咲く早生品種もあります。

原産地はメキシコの高原地帯。
18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、
コスモスと名づけられました。
日本には明治20年頃に渡来したと言われております。
秋の季語としても用いられます。

日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育します。
景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、
スキー場などに植えられたコスモスの花畑が観光資源として
活用されております。
ただし、河川敷の様な野外へ外来種を植栽するのは在来の
自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊であるとの批判があります。

語源由来辞典より
コスモスは、英語「cosmos」からの外来語で、
コスモスは、ギリシャ語で「秩序」「調和」を意味する「kosmos」に
由来する。
「コスモス」は秩序立って統一している」というところから
「世界」「宇宙」も意味するようになり秩序正しく調和のとれたものは
美しいことから「装飾」や「美麗」の意味も含まれるようになった。
植物の「コスモス」は学名を「Cosmos bipinnatus」といい
「bipinnatus」の「bi」は「ビスケット」の「ビス」と同源で「二つ」を
意味し「pinnatus」の「pinnate」は「羽状」のを意味する。
コスモスは「美しい」の意味もあることから
「二枚の羽状の美しいもの」と言う意味で「コスモス」と名づけられた。
     


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ウィキ 他より転載 加筆 他 あります。

釣船草(つりふねそう)

2012年10月02日 08時44分21秒 | 花の神話と伝説
〈別 名〉  「紫釣船(むらさきつりふね)」


〈花言葉〉  「心を休める」「安楽」「期待」「詩的な愛」
       「私に触らないで」

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ツリフネソウ(釣船草、吊舟草、学名: Impatiens textori)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。

分布
東アジア(日本、朝鮮半島、中国、ロシア東南部)
日本では北海道・本州・四国・九州の低山から山地にかけて分布し、
水辺などのやや湿った薄暗い場所に自生します。
キツリフネとともに群生していることも多く、
日本には同属では、ハガクレツリフネも生育しております。

特徴
草丈は、40-80 cmほどに生長する[5]。葉は鋸歯(縁がギザギザになる)で、
楕円形から広披針形、キツリフネより広披針形に近い傾向があります。
花期は夏から秋(山地では 8月頃から、低地では 9-10月)。
茎の先端部から細長い花序が伸び、
そこに赤紫色で3-4 cmほどの横長の花が釣り下がるように多数咲きます。
稀に白い色の花があります。
花弁状の3個の萼と唇形の3個の花弁をもち、距が長く筒状になって咲きます。
下の花弁の2個が大きく、雄しべが5個。
その花が帆掛け船を釣り下げたような形をしていることや
花器の釣舟に似ていることなどが名前の由来と考えられている。

花の形はキツリフネに似るが、色が赤紫色であることと、
花の後ろに伸びる距の先端が渦巻き状に巻くこと本種の特徴である。
なお一般にツリフネソウ属の花は葉の下に咲くが、本種はその例外である。

大きく深い花がたくさん咲き距の部分に蜜がたまり、
主にマルハナバチなど大型のハナバチや、ツリアブ類などが好んで集まり、
花粉を媒介する。

種子が熟すと、ホウセンカなどと同様に弾けて飛び散るように拡がる

種の保全状況評価
日本の各都道府県で、以下のレッドリストの指定を受けている。
環境省としての、レッドリストの指定はない。
絶滅危惧I類(CR+EN) - 徳島県
準絶滅危惧 - 東京都、愛媛県、鹿児島県

近縁種
エンシュウツリフネソウ(Impatiens hypophylla Makino var. microhypophylla (Nakai) Hara) - 東海地方北部と九州の一部に分布し、
環境省のレッドリストの危急種の指定を受けている。
長野県・福岡県・熊本県で絶滅寸前、静岡県・愛知県・
大分県で危急種、岐阜県で準絶滅危惧の指定を受けている。

その他
和歌では晩夏から秋にかけての季語として詠まれる。

八木裕子が、2009年4月にシングルCD(ASIN: B001QL36QW)で
『釣舟草~ツリフネソウ~』の楽曲を発売している。



目弾き

2012年10月02日 06時41分11秒 | 花の神話と伝説
〈別 名〉  「益母草(やくもそう)」



〈花言葉〉「心は優しい(荒地に生えるのに漢方になる)」
      「現実」「逃避」「憎悪」「よき願い」

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益母草
読み方:ヤクモソウ(yakumosou)
・紫蘇(しそ)科。
・学名 Leonurus sibiricus
 学名: Leonurus japonica Houtt.
    Leonurus : メハジキ属
    sibiricus : シベリアの
 Leonurus は、ギリシャ語の「leon(ライオン) + oura(尾)」
 が語源で 長い葉っぱの形に由来すると思われます。

 シソ科の二年草、越年草。薬用植物
・道ばたや荒地に生えます。
・葉は3つに深く裂けており、四角く、高さ1メートル以上になります。
・秋にピンク色の花が茎に沿って咲ききます。
・茎夏・秋に淡紅色の小唇形花を多数輪生状につけます。
・長く伸びた四角い茎から細い葉が飛び出し、付け根にヒメオドリコソウのような花が咲きます。
・古くから婦人薬として利用され、母の益になる薬草ということで益母草とも呼ばれております。
・花をつけた全草をじゅう蔚いといい、女性の血止および補精薬。
果実は利尿剤・眼病に供します。

●名前の由来
・子供が、この茎を短く切って、上下まぶたのつっかい棒にする遊びからの名といわれております。しかし山渓名前図鑑(野草の名前)は「メハジキの茎に は弾力が無く、上下まぶたのつっかい棒にはなるものの、飛ばすことができない。」と通説に疑問を呈しており確かに花の時期など 大きくなった茎は採るのも大変です。
小さな若い時期にはどうなのか試してみたいものです。
益母草「やくもそう」は母の益になる薬草という意味です。
・ヨーロッパでも、この近縁種をMother wort(母のための草)と呼び、同じように用います。
・別名のヤクモソウ(益母草)は花の時期の全草を乾燥させ て漢方の生薬として産前産後に用いた事によるといわれております。

益母草(ヤクモソウ)
● 益母草(ヤクモソウ)は、シソ科ホソバメハジキの全草。
産地は日本各地、中国で、
成分としてはアルカロイド、イリドイド、ジテルペン、
フラボノイド、カフェイン酸、タンニンなどを含みます。

● 効能: 益母草(ヤクモソウ)には、子宮収縮作用、
利尿作用、活血調経・行血去?作用があり、婦人科の常用薬、
リユウマチにも使われております。

唇の色が暗かったり、月経の血に塊があったりするように血の循環が悪いときの
生理不順・生理痛・無月経のほか、産後の腹痛・悪露停滞・性器出血など、
益母草は婦人科専門で、乳腺炎にも使われる。
種子は「久しく服すれば子をもうけしめる」とあり中国では、子宝の薬草としても用いられておりました。

● 産地: 日本、中国、台湾。
生薬名: ヤクモソウ(益母草)          
漢字表記: 目弾き
用途:花のある地上部を乾燥させ、煎じて産後の止血に、また月経不順・めまい・腹痛などに用います。

●万葉集より
・「わが屋戸(やど)に 生(お)ふる 土針(つちはり)
  心ゆも 思はぬ人の 衣に摺らゆな」(土針=目弾)
  

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ウィキ他 薬草一覧 より転載
加筆 等致します。