🌸🌸扉の向こうに🌸🌸

扉の向こうにあるものは・・・

もみじ

2012年11月14日 22時03分16秒 | 花の神話と伝説

〈花言葉〉 「遠慮」「自制」「大切な思い出」「 秘蔵の宝「節制」
      「大切な思い出」「調和」「美しい変化」「隠栖」
      「約束」「謹慎」「隠退」

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植物界 Plantae
被子植物門 Magnoliophyta
双子葉植物綱 Magnoliopsida
ムクロジ目 Sapindales
カエデ科 Aceraceae
カエデ属(アケル)属 Acer

「モミジ」という名の植物は、植物学上にはなく、
紅葉する植物の総称として用いられていたことから転じて、
「カエデ属」の紅葉を指して「モミジ」と称しております。

雌雄異株。

カエデの代表種「イロハカエデ」は、手のひら状の葉先が、
「いろはにほへと」と数えられる(=7つに分かれる)からだと
いわれております。

「カエデ」の由来は、万葉集。
葉の形がカエルの手足に似ていることから「かえるで(蛙手)」と
称されていることから来ているとされております。

温帯地域に広く分布し、「トウカエデ」の樹液は
カナダの名産「メープルシロップ」の原料になっております。

カエデ科 落葉高木
原産地(イロハカエデ) 日本(本州(福島県以西)~九州)、
 中国、朝鮮半島、台湾
高さ 10メートル前後
花期 4~5月

江戸時代にはカエデの品種改良が盛んに行われ、
さまざまな形や葉色などが作出され、主にイタヤカエデ、
イロハカエデなどが知られております。
他にもオオモミジ、ハウチハカエデ、ヤマモミジなどがあります。
カエデ、モミジと名称が違っていますが
植物学上は同じカエデ科の樹木です。

モミジ(カエデ)は4月から5月ごろ、
葉が出るとすぐに暗赤色の小さな花を咲かせ、
秋に黄や赤にと鮮やかに紅葉し、実は後に2つの翼を持った
翼果となります。
秋の葉色の美しさを表す言葉は、紅葉と書いてモミジと読ませるほどで、
とくに紅葉の美しいのはイロハカエデ(モミジ)です。
樹高は約15m、紅葉は10~12月頃です。
属名の「アケル(Acer)」はラテン語の「acer(鋭い・裂ける)」の意で、
葉が尖って切れ込んでいることが由来です。

またカナダ産のサトウカエデの樹腋からとったものが
メープルシロップなので、英語では「maple(メープル)」と呼ばれております。
ちなみにカナダではこの葉を国章としております。

名前の「モミジ(紅葉)」は特定の木を指す名称ではなく、
紅葉するものの総称でしたがとくに美しいカエデ類の
紅葉を指すようになったとされます。
語源は赤や黄の色をもみだすように色づくことから「もみず木」。
古くは秋に色づく様子を「もみづ、もみつ(紅葉つ、黄葉つ)」と呼び、
それが転じて「もみじ」になったとされます。
また「イロハカエデ(いろは楓)」とは蛙の手という意味で、
葉の切れ目が七つに分かれ「イロハニホヘト」と数えられるからだといわれます。

カエデ(槭、槭樹、楓)とは
カエデ科(APG植物分類体系ではムクロジ科に含める)
カエデ属 (Acer) の木の総称。

モミジ(紅葉、椛)とも呼ばれておりますが、
その場合は様々な樹木の紅葉を総称している場合もあります。
主に童謡などで愛でられるものはそれです。
赤・黄・緑など様々な色合いを持つ為、童謡では色を錦と表現しされております。

特徴
日本のカエデとして代表されるのは、イロハモミジ (A. palmatum) です。
福島県以南の山野に自生しているほか、古くから栽培も行われております。
園芸種として複数の栽培品種があり、葉が緑色から赤に紅葉するものや
最初から紫色に近い葉を持ったものもあります。

一般に高木になり、落葉樹が多く落葉広葉樹林の主要構成種ですが、
沖縄に自生するクスノハカエデのように常緑樹もあります。
葉は対生し、葉の形は掌状に切れ込んだものが多く、
カエデの名称もこれに由来します。
しかし、三出複葉(メグスリノキ)や
単葉(ヒトツバカエデ、チドリノキ、クスノハカエデ)のものもあります。

花は風媒花で、花弁は目立たなく小さい。
果実は二つの種子が密着した姿で、それぞれから翼が伸びる翼果です。
脱落するときは翼があるので、風に乗ってくるくる回って落ちます。

人間とのかかわり
和名
カエデの名称の由来は、葉がカエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれ、
それが転訛したものとされております。

漢字「楓」は、本来は本種ではなくマンサク科のフウを指します。
訓読みで「かえで」と読むのは葉の形が似ていることによる慣用であるが、
カエデは葉が対生、フウは互生であり、植物学的には異なる植物です。
かつてはカエデ科の木には「槭」が用いられておりましたが、
この字は常用漢字に含まれず、替わって「楓」が充てられることが多くなりました。

園芸
日本では鮮やかな紅葉が観賞の対象とされ、庭木、盆栽に
利用するために種の選抜および、品種改良が行われました。
諸外国では木材や砂糖の採取、薬用に利用されるのみでしたが、
明治時代以後に西洋に日本のカエデが紹介されると、
ガーデニング素材として人気を博し、西洋の美意識による品種も作られ、
日本に「西洋カエデ」として逆輸入されております。

食用
サトウカエデといわれる種は樹液が甘いので、これを採集し煮詰めて
メープルシロップを作ることで知られております。
又このサトウカエデは、その葉っぱがカナダの国旗にデザインされている
ことでも有名です。
まれなケースとしては、愛知県の香嵐渓で、落葉したカエデの葉を
1年間塩漬けにして灰汁抜きをしたものを天ぷらにして
食すことがあります。(香嵐渓の場合は砂糖を入れた衣にくぐらせて揚げる)

その他、大阪府箕面市でもカエデの葉に甘い衣をつけて揚げたものが
土産品として売られております。
(ただ、ここで使われているカエデは食用に栽培された特殊なもので
自然のものではない。さらに香嵐渓と同じような下処理をしている)。

薬用
メグスリノキ(目薬木)(別名でチョウジャノキ(長者の木)と呼ばれる)は、
苦味成分のロドンデール(視神経を活発化させる作用がある)が
多く含まれております。また、古来より漢方薬として利用されており、
葉や樹皮を煎じて飲用したり洗眼薬にしていたのでこの名前がつけられております。
なお、山地に自生しております。

木材
カエデは木材として用いられ、その際にはメイプル(メープル)材と
呼ばれることが多い。メイプル材は、ハードメイプルとソフトメイプルに分けられ、
ハードメイプルはソフトメイプルよりも25%硬いとされております。

ハードメイプル サトウカエデのこと。
北米、カナダ産出。重硬で肌目は緻密で衝撃にも強い。
心材は硬く、辺材が用いられることが多い。
鳥眼目(バーズアイ・メイプル)が現れることがある。
建築材、家具、ボウリングのレーンやピン・楽器
・バット(バリー・ボンズが使いはじめたことにより広まった)に
使用されております。
ソフトメイプル レッドメイプル・シルバーメイプル・ボックスエルダーなどの総称。
加工性が良く、狂いも少ないが虫害に弱い。
だが時に虫穴からゴミが入った為に暗い縞模様を呈したものは賞用に用いられる。
用途はハードメイプルとほぼ同じ。

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ウィキより・・・

とりあえずの掲載です。加筆編集等致します。

花煙草

2012年11月14日 21時40分08秒 | 花の神話と伝説
〈別 名〉 「ハナタバコ」「ニコチアナ」「アラタ」



〈花言葉〉 「あなたはまだ一人ですか 」「あなたがいれば」「ふれあい」
      「君あれば淋しからず」「私は孤独が好き」
      「秘密の恋」「援助」「保護」

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植物界 Plantae
被子植物門 Magnoliophyta
双子葉植物綱 Magnoliopsida
ナス目 Solanales
ナス科 Solanaceae
タバコ属 Nicotiana

植物分類:
ナス科

原産国:
メキシコ・アメリカ

自然開花期:
7~9月
ニコチアナはタバコ属全体の名前です。
一般に見られるのはアラタという観賞用に改良された種で、
高さ1~1.5m、葉は紡錘形で互生し粘毛をもつ多年草です。

7~10月頃に花径2㎝ほどの白やクリーム・紅・ピンク・濃紅
・黄・淡緑などの星形の小さな花を次から次へと咲かせます。
ニコチアナは丈夫で暑さにも強いので栽培しやすく、
主に花壇用の草花として利用され、群植するとボリュームのある
花の群生が楽しめます。
どんな花とも調和するので寄せ植えのメインとして、
矮性種はコンテナのアクセントカラーとしても利用できます。

属名の「ニコチアナ(Nicotiana)」は、
フランスにタバコを紹介したポルトガルの駐在領事の
「ジャン ニコ(Jean Nicot)」の名前にちなみます。

和名は「ハナタバコ(花煙草)」です。
その名のとおりタバコの仲間で、日本では近年まで
専売法によって栽培を禁止されていましたが、
観賞用として栽培されている品種です。

特に白花はとてもよい香りがするので「ジャスミンタバコ」
とも呼ばれています。
英名は「flowering tobacco(フラワーリング タバコ)、
または jasmine tobacco(ジャスミン タバコ)」です。


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ウィキより

「たばこ」についての記述は省くことに致しました。
加筆 致します。

11月

2012年11月14日 21時17分39秒 | 月の和名
〈別 名〉 霜月

11月(じゅういちがつ)はグレゴリオ暦で年の第11の月に当たり、
30日間あります。
日本では、旧暦11月を霜月(しもつき)と呼び、
現在では新暦11月の別名としても用いられております。

「霜月」は文字通り霜が降る月の意味になります。
他に、「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、
「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする
説もあります。
また、「神楽月(かぐらづき)」、「子月(ねづき)」の別名もあります。

英語での月名、November(ノーベンバー)は、
「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の
「novem」の語に由来しております。
実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていた
ローマ暦が3月起算で、(そのため年末の2月は日数が少ない)
3月から数えて9番目という意味です。

異名
かぐらづき(神楽月)、かみきづき(神帰月)、けんしげつ(建子月)、
こげつ(辜月)、しもつき(霜月)、しもふりづき(霜降月)、
しもみづき(霜見月)、てんしょうげつ(天正月)、ゆきまちづき(雪待月)、
ようふく(陽復)、りゅうせんげつ(竜潜月)

霜月
霜が降りる頃になった月との意。
秋も深まり、早いところでは朝霜が降りる時期に
なったことを表しているといわれています。
穀物の収穫を感謝する行事(祭り)が各地で行われる月でもあります。

神楽月
「神楽(かぐら)」は、神前で演奏する舞楽のことです。
 語源は、「神座(かみくら・かむくら)」。
 神が降りてくる場所をさす言葉でした。
 降りてきた神に、楽しんでもらおうと舞い踊ったので、「神楽」と
 いう漢字をあてたといわれます。

 また、「神前舞楽」を略して、「神楽」と書いたのだという説もあります。
 ですが、本来の「神楽」は、神自身があらわれて、みずから舞うこと
 だったようです。
 古くは、「神遊び」といいました。
「遊ぶ」という言葉は、もともと、興のおもむくままに、楽しむこと。
 楽器の演奏や舞踊、詩歌を作ることも、すべて「遊び」でした。 

 旧暦11月は、冬至の時期。
 太陽が最も衰えるとともに、魂の力も弱まると思われた時節です。
 楽しむことによって、鋭気を養う……。
 昔の人は、そんなふうに考えたのかもしれません。
 盛んに、「神楽」が催されました。

神帰月
 陰暦11月の異称。「神無月(かんなづき)(陰暦10月)に
出雲(いずも)大社に集まった神々がもとの国に帰ってくる月」の意。
神来月(かみきづき)。

建子月けんしげつ
「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、
その柄が旧暦で子の方位を向く為「建子月」と呼ばれております。
(北斗七星の向きで季節を知るとは。)
北斗七星は季節を示す時計の針・・・月建の話
 旧暦の月の名称として、建寅月(けんいんげつ)とか
建卯月(けんぼうげつ)とか呼ぶことがあります。
 名前のパターンは、「建+十二支名」ということで、
旧正月が寅で以降順に十二月の丑まで続きます。

月建(げっけん)と北斗七星 
 この「建」は「おざす」と読みます。
「おざす」とは「尾指す」の意味。
この「尾」は北斗七星の柄の部分を意味しています。。

 北斗七星の柄の方の 3つの星を「斗柄(とへい)」と呼びます。
 読んで字の如し、北斗七星の柄という意味です。
 3星の名前は、端っこから
  揺光(ようこう)・開陽(かいよう)・玉衡(ぎょっこう)
 といいます。
 西洋の星座では北斗七星は「おおぐま座」にあたりますが、
 西洋の星座でも この斗柄は大熊の尻尾。
 この北斗七星の尾といわれる「斗柄」が指す方向がこの月建となります。


北斗七星は季節の時針?
 さてこの斗丙の指す方向ですが、冬至の頃には真下(北の方角)を指します。
 つまり北斗七星全体は真っ直ぐ「建っている」状態です。
 この状態を十二支のはじめである「子」とします。

 この向きは、季節や時刻によって変化します。
 時刻については日付の変わる午前零時に固定して、季節による向きの変化だ
 けを記録して行くと春分の頃は真横(東の方角)、夏至には真上(南の方角)
 を、秋には真横(西の方角)を指します。

 この北斗七星の斗柄を時計の針のようなものと考えると、北斗七星の斗柄を
 見れば季節の変化を知ることが出来るのです。

 つまり、北斗七星が季節の動きを示す時計の働きをしていると言えます。
 昔々の中国の天文学者・暦学者はこれに着目し、それぞれの暦月に北斗七星
 の斗柄の指す方向を表す十二支(十二支は方位を表すにも使かいます。ちな
 みに、北は子、東は卯、南は午、西は酉という具合です)名を着けて呼びま
 した。これが月建の始まりです。

月建と十二直
 月建はその後日付にも割り振られることになりました。
 規則は意外に簡単で、旧暦十一月なら二十四節気の十一月節、
 大雪の直後の子の日を「建」とし、この日から順番に数えて行きます。
 ちなみにこの場合子の日から始まるのは、十一月が「建子月」だからです。

 同様に、次の旧暦十二月は「建丑月」ですから
 十二月節の小寒の直後の丑の日を「建」とします。
 この方式で十二日毎に日付に割り振られたものを十二直と呼び、
 占いによく使われました。

 十二直の一つ一つの日の呼び名は十二支の名ではなくて特別なものを使って
 おりまして、その言葉一つ一つが占いの内容を示しております。
 十二直の名前は以下の通り。

  建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉

辜月こげつ
ようふく(陽復)

りゅうせんげつ(竜潜月)
「竜潜」の意味は、「賢人、英雄が世に出ないでいること」
「天子(昔の中国における皇帝の息子)が位に就かないでいること」を
竜(偉大さの象徴)が水中に潜んでいる様子になぞらえて言った言葉のようです。
おそらく「竜潜月」という名も中国から伝わってきたものだと思われますので、
この言葉から意味を推測することも出来るのではないでしょうか。
《竜が水中にひそんでいる意から》英雄・賢人が世に出ないで隠れていること。
また、天子がいまだ位に就かないでいること。
また、その時期や、その人。りゅうせん。


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ウィキペディア・その他より掲載しております。

まだまだ訂正・加筆の可能性がございます。