🌸🌸扉の向こうに🌸🌸

扉の向こうにあるものは・・・

アマリリス

2012年05月31日 08時42分13秒 | 花の神話と伝説
別 名 「ベラドンナ・リリー(貴婦人の百合)」 

花言葉  「おしゃべり」「自尊」「誇り」「内気」「素敵」
     「内気の美しさ」「ほどよい美しさ」
     「すばらしく美しい」「強い虚栄心」
季 語  「仲夏」

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春植え球根の代表種であり、こぶし大の球根は成長が早く4月に植えると1ヶ月後には開花します。
植え付け、植え替えはソメイヨシノが散る頃が適期です。
ヒガンバナ科のほかの植物と同じく、球根などにリコリンを含み有毒です。

・ヒガンバナ科の多年草。原産地は南アメリカ。
・季節は5~7月。花の色は、赤、ピンク、緑、白。
・夏場、ユリに似た六弁の大きい花を2-4個つけます。
・アマリリスの花言葉は”コケティッシュ、内気”。
別名をベラドンナ・リリー、「貴婦人の百合」といいますが、
花言葉のようにコケティッシュ(あでやか)な雰囲気を漂わせる妖艶な花です。
・アマリリスは中南米が発祥の地で、1700年代末期に英国で園芸品種として栽培されたヒガンバナ科の多年草(春植え球根)です。
花壇・鉢植え・切り花などで楽しむことができます。
中南米が故郷のアマリリスは、18世紀末イギリスで園芸品種として栽培されるようになり、日本にも江戸時代に伝えられて在来種となっています。
在来種は赤い細めの花びらの中輪で、寒さにも比較的強く丈夫。プラスチックのポット植えでオランダなどから輸入される最近ものは、大輪で赤、白、ピンクや模様入り、花びらの丸いものなど多様で、近年人気があります。

名前の由来
・ギリシャ語で「輝かしい」を意味します。美しいけれど気取っていない、
庶民的な花として羊の世話をしたり田園で働く乙女たちのために
ローマの詩人に歌われてきました。
・反り返ったおしべを中からのぞかせ、花は1茎に4輪ずつついて
横を向いて咲きます。そのため、何本も並んで咲くと、まるで少女たちが
楽しくおしゃべりをしているような、明るい美しい花を咲かせるところから
「おしゃべり」というこの花言葉が生まれました。
・アマリリスという名前は、ローマの詩人ウェルギリウスの作品「牧歌」
に登場する乙女の名前に因みます。

南アフリカ原産ということもあってか、情熱的なイメージがあります。
日本の桜や梅のような、繊細な美しさというよりは、
輪郭のはっきりした華やぎを感じます。

《基本情報まとめ》
・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名
  Hippeastrum hybridum
   Hippeastrum :
      ヒッペアストラム属
   hybridum : 雑種の
 Hippeastrum
 (ヒッペアストラム)は、ギリシャ語の
 「hippeos(騎士)または hippos(馬) + astrom(星、似る)」
 が語源です。
 馬のように大きい星形の花、の意味です。
 ・南アフリカ原産。
 ブラジルとの説もあります。
・5月から6月頃にかけて赤いみごとな花が咲く。
 色は他にも白、ピンクがあります。
・庭先でよく植えられております。
・ローマの詩人の
 ヴェルギリウスさんが作った詩歌のなかで登場する、
 羊飼いの娘の名前が「Amaryllis アマリリス」で、
 名前はそれに由来しております。

岩佐東一郎作詞
1番 みんなで聞こう
   楽しいオルゴールを
   ラリラリラリラ
   しらべはアマリリス
   月の光 
   花園を 青く照らして
   ああ 夢を見ている
   花々の眠りよ
2番 フランスみやげ
   やさしいその音色は
   ラリラリラリラ
   しらべはアマリリス
・1月20日、
 2月11日の誕生花。

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ウィキペディア その他より掲載
必要に応じて加筆・訂正致します。

夜に扉を開けて・・・

2012年05月30日 17時12分05秒 | 扉を開けて
夜に扉を開けてみましょう。
カテゴリに「星座」を追加致しました。
【花や木々や植物】の昼に開く扉があるのでしたら
【宇宙や星座】の夜に開く扉があっても良いかも・・・

【俳句・和歌】あるいは、その他 創作に必要な内容の一つであり、
同時に感性に響くなにかしらを見つけたいものです。
輝く星・・・星座からイメージするものそして宇宙へと繋がり
夜空の夢と浪漫の世界に旅立ちます。

星星の物語創作の【資料室】です。

星座とは・・・
現在一般的に用いられる星座名は、国際天文学連合(IAU)が定めた88星座の分類による。
これは西暦100年頃、アレクサンドリア(エジプト)の天文学者クラウディオス・プトレマイオスがオリオン座・ふたご座等、古代ギリシアに由来する星座をまとめた「トレミーの48星座」(トレミーはプトレマイオスの英語読み)をベースに、ヨーロッパ諸国の大航海時代に南天に与えられた比較的新しい星座(ほうおう座、はちぶんぎ座など)を付け加えることにより成立した。
ウイキペディアより
※88星座一覧や星座の歴史等についての詳細は省略致します。

ラベンダー

2012年05月30日 05時43分15秒 | 花の神話と伝説

花言葉 
「あなたを待っています」「期待」」「私に答えてください」「繊細」
「疑い」「不信」「清潔」「優美」「疑惑」「沈黙」「豊香」

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花や草と思われがちですが、木に類される植物で
数年経て大きく育った株の根元を見ると太い木の株状になっております。
【由来】
その昔、ローマの人たちが公衆浴場で湯や水にラベンダーを入れたり
衣類に虫がつかないように洗濯の際に香りをつけるのに用いられたという
説もあり ラテン語のLavo(洗う)やイタリア語のLavanda(洗い物)などが
語源とされています。
また、ラテン語のLiveo(青みがかった鉛色)にも由来しているといわれて
おります。
ローマの人たちは、もちろんラベンダーの色や香りも楽しんだと思いますが、ラベンダーで“洗う”ことが、殺菌や解毒の効果を発揮することを知っていた
のだと思われます。
【歴史】
 栽培、利用の起源は古代ローマ時代と言われております。
ローマからイタリア、フランスそしてイギリスへと伝えられたようです。

日本には19世紀の初めに渡来しましたがそのときはほとんど普及
しませんでした。
日本での栽培の始まりは昭和12年、
フランスから導入した種子を日本各地で栽培したのがはじめとされます。

花言葉の「沈黙」「疑い・不信・疑惑・」・・・何故?
確かに薬効にもなり、薬が効くと痛みも消えるので、花言葉の「沈黙」がラベンダーの花言葉にあるのでしょう。
効能として 鎮静作用・不安や緊張状態の開放・頭痛にも効果あるとされております。
また、毒蛇がこの花を好むので、「ラベンダーのあるとこには蛇がいるかも知れないので疑うように」というところからきております。
それが「不信・疑惑」です。
プロバンス地方で、野生のスパイクラベンダーを毒蛇にかまれた犬の応急手当に(傷口にすり込む)薬効として使用した話があります。


 

鉄線

2012年05月29日 15時18分24秒 | 花の神話と伝説
別名 クレマチス


花言葉
 「高潔」「たくらみ」「美しい心」「旅人の喜び」「精神的な美しさ」
 「心の美しさ」「貧弱」 


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花言葉「精神的な美しさ」「貧弱」は、クレマチスの花の美しさが
人工的である為と、花は鮮やかなのにツルが貧弱なことから
生まれました。

旅人が宿で安全に宿泊できるように、宿の玄関などに植えられることが
多く、旅人を優しく迎え入れるということから花言葉「旅人の喜び」
という意味になりました。

ヨーロッパでは昔、クレマチスのツルをヒモや縄のように使用しました。
また、乞食たちは物乞いをするためにツルで自分の体に傷を付け、
葉をすりつけて腫れ物を作り、一層哀れみを誘う姿にするために
使用していました。
このことから「乞食の食べ物」ともいわれ、乞食のたくらみの道具に
使われたことから、
花言葉「たくらみ」とされたといわれております。


  興味深いことに・・・以下
【鉄線紋】
 鉄線はキンポウゲ科の落葉蔓性草。
現代ではクレマチスといった方が分かり易いですね。

もっともクレマチスは西洋種が混入して、本来の鉄線とは少し違います。

鉄線の花は桔梗に似て美しい。そして茎が針金のように細く、強い。
鉄線の名はここからきたのだろうと思われます。
鉄線の家紋は、花を象ったものですが、花弁の数が五つから八つまであり
花の形もさまざまで、同一の花とは思えない程です。(鉄線)

【主な使用家】
寛政重修諸家譜」には、清和源氏の片桐、平田、金子の三氏。
藤原支流の宇田川、薮の二氏、大江氏流の永井氏があげられております。
明治維新の功臣で、日本の近代兵法の確立者である大村益次郎の墓には
「五弁の鉄線紋」がついております。

八つ鉄線
三つ葉鉄線
花鉄線
永井鉄線
八つ花鉄線

※ 家紋につきましては、備忘録として記載致しました。
お花に纏わる内容としても興味がございます。

一息入れて・・・備忘録

2012年05月29日 12時46分52秒 | 扉を開けて

花について書き始めて思います事は、花それ自体の内容を全て
掲載するつもりはございません。
花の専門書ではないからです。

【俳句・和歌】あるいは、その他 創作に必要な内容であり、
同時に感性に響くなにかしら・・・
を逃すことなく記したいと存じます。

これは、私自身への備忘録でございまして更に行き詰まりを覚えた時に
立ち返る場でもあるからです。

山法師(やまぼうし)

2012年05月29日 12時24分24秒 | 花の神話と伝説
別名 山桑(やまぐわ)


花言葉 「友情」

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花は6月初旬頃から咲き始めます。
ハナミズキにそっくりですが
花びらに見える総包片の違いで見分けられます。

ハナミズキの総包片は丸まっており、
ヤマボウシの総包片は尖っております。
ハナミズキには実はなりませんが、秋には真っ赤な果実が実ります。
熟した果実は甘く、果実酒にも用いられます。

名前の由来
山法師の名の由来は、中央の丸い花穂を坊主頭に、
4枚の白い花びら(総包片)を白い頭巾に見立て、
比叡山延暦寺の「山法師」に因んでおります。

「桑(くわ)」の名は、日本書紀等古い時代に既に現れていますが、
その由来はよくわかっていないようです。
中国原産の「マグワ」に対して「山」が冠されたものですが
平地の里山にも普通に生育しております。

文化的背景・利用
日本書紀に「桑」の名が現れております。
平安時代の「倭名類聚抄」に桑として「和名 久波(くは)」として
現れていて、ヤマグワであるとされております。
同じく平安時代の「本草和名」にも「桑」が現れております。
万葉集に数種で詠われていて「桑(くわ)」の名が現れております。
江戸時代の芭蕉の句にも桑が現れております。


鳶尾草(とびおくさ)

2012年05月28日 13時41分41秒 | 花の神話と伝説
別 名 「子安草(こやすぐさ)」「一初草」「一八(いちはつ)」
    「鳶尾」「逸初 とも書きます」(Roof iris) 
  
 
花言葉 「使者」「付き合い上手」「火災」「火の用心」
季 語  仲夏 

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・五~六月、花茎の先端につぼみをつけ、
杜若に似た淡紫碧色の花を咲かせます。

・花中央のオシベの花柱が、鳶(とび)が木に止まって羽を休めている
様に見えることから、例えて、鳶尾草(とびおくさ)といわれております。
青紫色の花弁の中央に白いとさか状の突起があります。

・日本には中国より渡来。年代は正確に特定されておりませんが、
平安時代渡来され当時「和名抄」コヤスグサと呼ばれておりました。
『御湯殿ノ上ノ日記』(1563年)への記載が最古で、
観賞用として栽培されておりました。

子安草(コヤスグサ)の別名は、台風から屋根を守るといわれており
藁葺き屋根に植えられました。
このことから種名のtectorumは「屋根の」という意味で、英名も【roof iris】

火災のときに類焼を逃れる効果があるとされ茅葺屋根に植えていたのです。

・アヤメの仲間でいち早く花が咲くということから「一初草」と呼ばれ、
イチハツの名前が付いたと言われておりますが、実際一番早く咲くのは
シャガでイチハツは半月ほど遅れて咲きます。

文学
  一八やしやがちちに似てしやがの花  蕪村 「新花摘」
 小家葺て一八さきぬ二三本      三及 「何袋」
 一八の白きを活けて達磨の画     正岡子規「季語別子規俳句集」 

《基本情報まとめ》
・文目(あやめ)科。
・学名
  Iris tectorum
   Iris : アヤメ(アイリス、イリス)属 
   tectorum : 屋根の、屋根に生ずる
 Iris(アイリス)はギリシャ語で「虹」の意味。
・開花時期は、 4/20 ~ 5/20頃。
・中国原産。
・(日本風の)アヤメ類の中で一番早く咲き出すので
 この名前になりました。(一初草 → 一初)
・葉っぱの横幅が広く、花のところから白いとさか状の
 もじゃもじゃが出ているのが特徴です。
 葉っぱの先端はとがっておりますが、やわらかく、
 さわっても痛くありません。
・乾いた土に生えます。
 乾燥に強いため、昔は、かやぶき屋根の頂上部分にたくさん植えて
 屋根を締め付けて守りました。
  (火災、大風の魔除けの意味もあったのです)

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ウィキペディアその他より
必要に応じ加筆及び訂正致します。



掲載手順として・・・

2012年05月28日 13時20分38秒 | 扉を開けて
記事は随時 加筆・追記 となります。

書物の購入と読書やネットを検索しつつ独自の資料収集致したいとの
所以です。
従いまして、中途半端な記事ですが、判明致しました時点で
追記の予定でおります。
その日【俳句・短歌】に掲載した《花・植物・木々》名 を取りあえず
その都度掲載致します。

※ 掲載させて頂いております画像は一部を除き「フリー画像」様から
お借りしております。
私本人が写したものを掲載したいと思っておりますが・・・
全ては今後の課題です。



芥子(けし )の花

2012年05月28日 12時48分38秒 | 花の神話と伝説
別名アイランドポピー

花言葉
「恋の予感」「いたわり」「陽気で優しい」「思いやり」「来るべき恋」
 「もろい愛」 「未来の恋」

 (赤)・・・「慰め」「感謝」
 (深紅)・・・「妄想」
 (濃赤)・・・「夢想」
 (緋紅)・・・「虚栄心」
 (淡紫)・・・「なぐさめ」
  (白)・・・「忘却」「眠り」「妄想」「私に毒」「睡魔」

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アヘンの材料として知られております。



花言葉についての神話と花物語・・・

追記の予定です。とりあえずの記しです。







扉を開けて・・・

2012年05月27日 06時35分04秒 | 扉を開けて

別サイトでは、《俳句と短歌と詩》を掲載しております。
《俳句・短歌》では季節の花や植物等のテーマを多く用いております。

そこで花言葉や花の名のいわれあるいは伝説や神話が数多く存在しており
これまで、その内容についてはそのまま通り過ぎておりました。

こちら資料室【イーリス・・・扉の向こうに】は私が《俳句・短歌・詩》に用いた
ものを掲載致します。
こちらに掲載している内容により当日あるいはその前後に用いられ詠まれた
という記録にも繋がることでしよう。

イーリス・・・扉の向こうにあるものは 

2012年05月25日 23時23分06秒 | はじめに

ブログ【イーリス】の内容が広範囲に渡ることに考慮して新たに
【扉の向こうに】を開設いたしました。

現在は「花に纏わる伝説と神話」を纏める場であり、【イーリス】同様【資料室】
になります。 

【イーリス】の更新も儘ならない状態の中ですが、整理の段階の一つでございます。
こちら、【扉の向こうに・・・】よろしくお願い申し上げます。





「テーマの変更は今後あるかどうか未定です。」