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5月

2014年05月01日 18時05分12秒 | 月の和名
別 名 「皐月」「菖蒲月(あやめづき)」
5月(ごがつ)はグレゴリオ暦で年の第5の月に当たり、31日あります。
日本では、旧暦5月を皐月(さつき)と呼び、現在では新暦5月の別名としても用いられております。
和名の由来
※5月 皐月(さつき)
耕作を表す古語【さ】から。
早苗を植えることから【早苗月(さなえづき)】から転じたとの説もあります。
神にささげる稲をあらわす【皐】の字があてられました。
陰暦(旧暦)五月の呼び名で、五月・皐月・早月などと書きます。

【神に供える稲を植える月】という意味で【さつき】の【さ】は、
神仏にささげる白米である神稲(くましね。おくま:御供米とも言う。)のことです。

【早苗月】とも言います。早苗(さなえ)の【さ】も神稲のことで、早苗とは苗代から田圃へ植え替える頃の稲の苗。陰暦5月は、田植えの季節でした。

・「さつき」は、この月は田植をする月であることから「早苗月(さなへつき)」と言っていたのが短くなったものです。
また、「サ」という言葉自体に田植の意味があるので、「さつき」だけで「田植の月」になるとする説もあります。
日本書紀などでは「五月」と書いて「さつき」と読ませており、皐月と書くようになったのは後のことである。
また「皐月」は花の名前となっております。
・「菖蒲月(あやめづき)」の別名もあります。

※旧暦の五月は新暦では6月から7月に当たり、梅雨の季節です。
五月雨(さみだれ)とは梅雨の別名であるし、
五月晴れ(さつきばれ)とは本来は梅雨の晴れ間のことです。
英語名などのMayはローマ神話で豊穣を司る女神マイア (Maia) の名に因むといわれてております。12か月で唯一英語名に略称が存在しない(英語名の略称は3文字で表すため、もともと3文字の5月は略称が無い)。
異名
いななえづき(稲苗月)いろいろづき(五色月)うげつ(雨月)けんごげつ(建午月)
つきみずづき(月不見月)さつき(皐月)さなえづき(早苗月)さみだれづき(五月雨月)
しゃげつ(写月)たちばなづき(橘月)ちゅうか(仲夏)ばいげつ(梅月)
よくらんげつ(浴蘭月)

五月の季語
立夏、初夏、卯月、卯浪、牡丹、更衣(ころもがえ)、袷、
鴨川踊、余花、葉桜、菖蒲葺く、端午、菖蒲、草合、武者人形、幟、吹流し、
鯉幟(こいのぼり)、矢車、粽(ちまき)、柏餅、菖蒲湯、薬の日、薬玉、新茶、古茶、
風呂、上族、繭、糸取、蚕蛾、袋角、松蝉、夏めく、薄暑、セル(毛織物の一種)、
母の日、夏場所、夏炉、芭蕉巻葉、苗売、苗物、苗植う、茄子植う、
根切虫、練供養、葵祭、祭、筑摩祭、安居、夏花、夏書き、西祭、若楓、新樹、
新緑、若葉、柿若葉、椎若葉、樟若葉、常磐木落葉、松落葉、杉落葉、夏蕨、
筍、篠の子、筍飯、蕗(ふき)、藜(あかざ)、蚕豆(そらまめ)、豌豆(えんどう)、
豆飯、浜豌豆、芍薬、都草、踊子草、駒繋、かくれ蓑、文字摺草、
羊蹄の花(ぎしぎしのはな)、擬宝珠、ゲンノショウコ、
車前草の花(おおばこのはな)、罌粟の花(けしのはな)、雛罌粟(ひなげし)、
罌粟坊主、罌粟掻、鉄線花、忍冬の花(すいかずらのはな)、韮の花、
野蒜の花(のびるのはな)、棕櫚のはな(しゅろのはな)、
桐の花、朴の花、泰山木の花、大山蓮華、手毬花、アカシアの花、
金雀枝(えにしだ)、薔薇、茨の花、卯の花、卯の花腐し、袋掛、海酸漿、
蝦蛄、穴子、鱚、鯖、飛魚、烏賊、山女、綿蒔、菜種刈、
麦、黒穂、麦笛、麦の秋、麦刈、麦扱、麦打、麦藁、麦藁籠、麦飯、穀象

《5月の行事》
4月23日から5月5日 - 弘前さくらまつり(青森県弘前市)
4月29日から5月5日 - ゴールデンウィーク
5月3日から5日 - 九谷茶碗祭り(石川県能美市)
5月1日 - メーデー(労働祭)(世界中)
5月3日 - 憲法記念日(日本)
5月3日、4日 - 博多どんたく港まつり(福岡市)
5月3日から5日 - ひろしまフラワーフェスティバル
5月3日から5日 - 浜松まつり(浜松市)
5月4日 - みどりの日(日本 2007年 - )2006年までは、4月29日
5月5日 - こどもの日(日本、韓国)、端午の節句(日本)
5月5日 - Cinco de Mayo(メキシコ、アメリカ合衆国のメキシコ移民)
5月5日 - 解放記念日(オランダ、デンマーク)
5月9日 - ヨーロッパ・デー(EU加盟各国 但し5月8日や7日、5日などに設定している国も多い)
5月10日 - 母の日 (南アメリカ、中央アメリカの多数の国、およびインドなど)
第2日曜 - 母の日(アメリカ合衆国を中心とする北アメリカ、カリブ海諸島、ヨーロッパ、オセアニアなどの多数の国、および東アジア(但し韓国のみ8日))
5月15日 - 沖縄本土復帰記念日(日本)
5月25日 - 5月革命記念日(アルゼンチン)
最終日曜 - メモリアル・デー(アメリカ合衆国 本来は5月30日)
日付不定(中国暦4月8日) - 灌仏会(台湾、香港、マカオ、韓国など)
日付不定 - ユーロビジョン・ソング・コンテスト(グランドファイナルは原則土曜日開催)

5月に行われるスポーツ[編集]
第1土曜 - ケンタッキーダービー(競馬 アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)
第1日曜 - 天皇賞・春(競馬 京都競馬場)
上旬 - ゴールデングランプリ川崎(川崎市等々力陸上競技場)
上旬 - 全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪
上旬(ゴールデンウィーク後)から6月中旬) - プロ野球セ・パ交流戦
第3日曜 - NASCARスプリント・オールスターレース(モータースポーツ アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット)
中旬 - UEFAヨーロッパリーグ決勝(サッカー ヨーロッパ)
第4日曜 - 優駿牝馬(競馬 東京競馬場)
下旬の土曜日 - UEFAチャンピオンズリーグ決勝(サッカー ヨーロッパ)
最終週 - モナコグランプリ(モータースポーツ・F1 モナコ公国公道)
最終週 - インディ500(モータースポーツ・インディカー・シリーズ アメリカ合衆国・インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)
最終週 - 笹川賞競走(競艇)
最終日曜(無い場合は6月第1日曜) - 東京優駿(競馬 東京競馬場)
最終月曜から2週間 - 全仏オープン(テニス パリ・スタッド・ローラン・ギャロス)
下旬から6月上旬 - スタンレー・カップファイナル(NHL)

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ウィキ、その他より掲載
必要に応じ、加筆・訂正致します。

4月

2014年03月28日 14時11分17秒 | 月の和名
4月(しがつ)はグレゴリオ暦で年の第4の月に当たり、30日あります。
日本では、旧暦4月を卯月(うづき)と呼び、
現在では新暦4月の別名としても用いられております。
卯月の由来
・卯の花が咲く月「卯の花月(うのはなづき)」を略したものというのが定説
となっております。
・卯月に咲く花だから卯の花と呼ぶのだとする説もあります。
・「卯の花月」以外の説には、十二支の4番目が卯であることから「卯月」とする説
・稲の苗を植える月であるから「種月(うづき)」「植月(うゑつき)」
「田植苗月(たうなへづき)」「苗植月(なへうゑづき)」であるとする説。
・「夏初月(なつはづき)」の別名もあります。
日本では、新年度または新学期の時期として有名であり、学校・官公庁・会社など
では当月に入社式・入学式が行われ、前月の3月と同様に慌しくなります。
世帯数や人口は少ないが、「卯月」という姓(名字)も存在します。
4月は毎年7月と同じ曜日で始まり、閏年には1月とも同じとなります。

英語での月名、Aprilはラテン語のAprilis、ウェヌス
(相当するギリシャの女神アフロディーテのエトルリア名Apruより)に
捧げられた月。

異名
いんげつ(陰月)、うづき(卯月)、うのはなづき(卯花月)、けんげつ(乾月)、
けんしげつ(建巳月)、このはとりづき(木葉採月)、ちんげつ(鎮月)、
なつはづき(夏初月)、ばくしゅう(麦秋)、はなのこりづき(花残月)、
うえつき(植月)

季語
4月は季語が多い

四月、弥生、四月馬鹿、春の日、日永、春の空、麗か、長閑(のどか)、初桜、
入学、出代、山葵(ワサビ)、芥菜(からしな)、三月菜、春大根、
草餅、蕨餅、鶯餅、桜餅、椿餅、東踊、蘆辺踊、都踊、浪花踊、種痘、
桃の花、梨の花、杏の花、李の花、林檎の花、郁李の花、山桜桃の花、
沈丁花、辛夷、木蓮、連翹、木瓜の花、紫荊、黄楊の花、枸橘の花、
山椒の花、接骨木の花、杉の花、
春暁、春昼、春の暮、春の宵、春の夜、春燈、春の月、朧月、朧、亀鳴く、
蝌蚪(蛙の子)、柳、花、桜、花見、花篝(はなかがり)、花曇、桜漬、
花見虱、
桜鰄、桜鯛、花烏賊、螢烏賊、春の海、春潮、観潮、磯遊、汐干、蛤、
浅蜊(あさり)、馬刀(まて、貝)、桜貝,栄螺(さざえ)、壷焼、鮑、
常節、細螺(きさご)、奇居虫、汐まねき、いそぎんちゃく、海胆(うに)、
搗布(かぢめ)、角又、鹿尾菜(ひじき)、海雲(もづく)、海髪、松露、
一人静、金鳳華、桜草、チューリップ、ヒヤシンス、シクラメン、スイートピー、
シネラリヤ、アネモネ、フリージア、灌仏、花御堂、甘茶、花祭、
虚子忌(4月8日)、釈奠、安良居祭、百千鳥、囀(さえづり)、鳥交る、鳥の巣、
古巣、鷲の巣、鷹の巣、鶴の巣、鷺の巣、雉の巣、烏の巣、鵲の巣、鳩の巣、
燕の巣、千鳥の巣、雲雀の巣、雀の巣、孕雀、孕鹿、仔馬、春の草、若草、
古草、若芝、蘗(ひこばえ)、竹の秋、嵯峨念仏、十三詣、山王祭、梅若忌、
復活祭、猟名残、羊の毛剪る、春光、風光る、春の塵、青麦、麦鶉、菜の花、
花菜漬、菜種河豚、大根の花、豆の花、蝶、春風、 凧、風車、風船、石鹸玉、
鞦韆(しゅうせん、ブランコ)、ボートレース、運動会、遠足、遍路、春日傘、
朝寝、春眠、春愁、蠅生る、春の蠅、春の蚊、虻、蜂、蜂の巣、巣立、雀の子、
子猫、落し角、人丸忌、花供養、御身拭、御忌、蜃気楼、御影供、壬生念仏、
島原太夫道中、先帝祭、鮒膾、山吹、 海棠、馬酔木の花(あせびのはな)、
ライラック、小米花、小粉団の花、楓の花、松の花、珈琲の花、櫁の花、
木苺の花、苺の花、通草の花、郁子の花、天皇誕生日、どんたく、葱坊主、萵苣、
みづ菜、鶯菜、茗荷竹、杉菜、東菊、金盞花、勿忘草、種俵、種井、種選、
種蒔、苗代、水口祭、種案山子(たねかがし)、苗代茱萸、朝顔蒔く、藍植う、
蒟蒻植う、蓮植う、八十八夜、別 れ霜、霜くすべ、茶摘、製茶、鯛網、魚島、
蚕、山繭、桑摘、桑、桑の花、畦塗、蔦若葉、萩若葉、草若葉、葎若葉、
罌粟若葉(けし)、菊若葉、若蘆、荻若葉、若菰、髢草、水芭蕉、残花、春深し、
夏近し、蛙、躑躅(つつじ)、満天星の花(どうだんのはな)、
石南花(しゃくなげ)、柳絮、若緑、緑摘む、松毟鳥、ねじあやめ、
薊の花、山帰来の花、藤、行春、暮の春、春惜む、馬市

4月の年中行事
4月1日 - エイプリルフール(世界中)
4月4日 - (俗に)オカマの日 3月3日のひなまつり(女の子のお祭り)と
5月5日のこどもの日(端午の節句で男の子のお祭り)の間にあるため。
4月8日 - 花まつり(日本など)
3月22日から4月25日の間の日曜(1日のみ。日付不定)
- 復活祭(キリスト教文化圏各国) 数年に1度3月になります。
国や地域によっては、グッド・フライデー(直前の金曜)または
イースター・マンデー(直後の月曜)、あるいはその両方とも祝日となります。
4月25日- 解放記念日(イタリア)
日付不定 - ペサハ(イスラエルおよびユダヤ教徒)
4月29日 - 昭和の日。2006年まではみどりの日、1988年までは天皇誕生日(日本)
ゴールデンウィーク - 4月末から翌月初旬まで続く休日の多い週(日本)

※うづき
卯月
旧暦四月の異称。
この月から夏にはいり衣更(ころもが)えをしました。
十二支の4番目「卯」にかけて4番目の月の意も。《季・夏》
4月 卯月(うづき)
卯の花(空木(うつぎ)の花)が咲く頃の意。
十二支の4番目である”卯(う)”から。

書き出しの文例 4月
4月上旬 (花冷え/桜花/春爛漫)の(候/みぎり)
4月中旬 (春粧/春陽/仲春)の(候/みぎり)
4月下旬 (春暖/春日/晩春)の(候/みぎり)

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ウィキペディアより
必要に応じ、加筆・訂正致します。

3月

2014年03月08日 11時30分19秒 | 月の和名
グレゴリオ暦で年の第3の月に当たり、31日間あります。

日本では、旧暦3月を弥生(やよい)と呼び、現在でも新暦3月の別名としても用いられております。
弥生の由来
草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説が有力で、これに対する異論は特にありません。
他に、花月(かげつ)、嘉月(かげつ)、花見月 (はなみづき)、夢見月(ゆめみつき)、桜月(さくらづき)、暮春(ぼしゅん)等の別名もあります。

弥生 やよい
「風雨改まりて、草木いよいよ生ふるゆえに、いやおひ月といふを謝まれり」が始 めに書いた弥生です。
表日本の桜の頃。盛りの桜を楽しみ別れを惜しむ気持ちが含ま れています。
陽暦では大体4月上旬から5月上旬に跨がる頃に相当し ます。「さくら さくら 弥生の空は」の意味が理解できました。

March
 ローマの軍神「Mars」が、ローマ建国の神として崇拝されていました。
ものみな、「Mars」のように、この月から「躍動しよう」ということから
名づけられました

日本では年度替り(主に会計年度や学年)の時期として知られております。
月を通して卒業式や送別会が行われ、出会いと別れの時期でもあります。
また、春休みに該当する当月末には、人事異動が行われたり、多くの学校・会社・官公庁などが引越しや移行作業、新生活の始まりなどで忙しくなります。

ヨーロッパ諸言語での呼び名であるmars,marzo,Marchなどはローマ神話のマルス (Mars) の月を意味するMartiusから取ったもの。

古代ローマの暦(ユリウス暦より前)においては、年の最初の月は現在の3月にあたります。
閏年の日数調整を2月に行うのは、当時の暦での最後の月に日数調整を行っていたことの名残です。
3月はその年の11月と同じ曜日で始まり、平年には2月と同じとなります。
異名
かげつ(花月)、きしゅん(季春)、くれのはる(晩春)、けんしんづき(建辰月)、
さくらづき(桜月)、さはなさきつき(早花咲月)、さんげつ(蚕月)、
しゅくげつ(宿月)、とうげつ(桃月)、はなみづき(花見月)、
はるをしみつき(春惜月)、ばんしゅん(晩春)、ひいなつき(雛月)、
やよい(弥生)、ゆめみづき(夢見月)

3月の年中行事
3月3日 - 雛まつり(日本)
3月8日 - 国際婦人デー
3月13日 - 東大寺二月堂お水取り
3月14日- ホワイトデー
3月17日 - 聖パトリックの祝日(アイルランドなど)

春分の3日前(3月17日ごろ) - 彼岸入り(日本)
春分日(3月21日ごろ) - 春分の日(日本)
3月22日から4月25日の間の日曜(1日のみ。日付不定) - 復活祭(キリスト教文化圏各国) 主に4月のため3月になるのは数年に1度。国や地域によっては、グッド・フライデー(直前の金曜)またはイースター・マンデー(直後の月曜)、あるいはその両方が祝日となる。

3月の季語
3月は植物の季語が多い。
三月、如月、此花踊、二日灸、雛市、桃の節句、雛、白酒、菱餅、曲水、鶏合、闘牛、春の雪、初雷、春雷、啓蟄、蛇穴を出づ、東風、春めく、伊勢参、春の山、山笑ふ、水温む、春の水、蜷 田螺、田螺和、蜆、烏貝、大試験、水草生ふ、春田、春の川、
諸子、柳鮠、子持鯊、若鮎、上り簗、春日祭、御水取 、御松明、西行忌、涅槃、涅槃西風、雪の果、
鳥帰る、引鶴、引鴨、帰る雁、雁風呂、
彼岸、彼岸詣、彼岸桜、開帳、大石忌、貝寄風、暖か、目貼剥ぐ、北窓開く、炉塞、
炬燵塞(こたつふさぎ)、春炬燵、捨頭巾、胴着脱ぐ、
雉、駒鳥、鷽(うそ)、雲雀、燕、
春雨、春泥、ものの芽、草の芽、牡丹の芽、芍薬の芽、桔梗の芽、菖蒲の芽、蘆の角、
菰の芽、耕、田打、畑打、種物、苗床、花種蒔く、鶏頭蒔く、夕顔蒔く、
糸瓜蒔く(へちままく)、胡瓜蒔く、南瓜蒔く、茄子蒔く、牛蒡蒔く(ごぼうまく)、
麻蒔く、芋植う、菊根分、菊の苗、萩根分、菖蒲根分、木の芽、芽柳、
接骨木の芽(にはどこのめ)、楓の芽、桑の芽、薔薇の芽、蔦の芽、山椒の芽、
田楽、木の芽和、青饅(あおぬた)、枸杞(くこ)、五加木(うこぎ)、菜飯、
目刺、白子干、干鱈、鰆、鯡、鱒、飯蛸、椿、茎立、独活(うど)、松葉独活、
慈姑(くわい)、胡葱(あさつき)、野蒜、韮蒜(ニンニク)、接木、取木、挿木、
苗木植う、桑植う、流氷、木流し、初筏、
厩出し、垣繕う、屋根替、大掃除、卒業、春の野、霞、陽炎、踏青、野遊、摘草、
嫁菜摘む、蓬、母子草、土筆、蕨、薇、芹、三葉芹、防風、小水葱摘む、菫、
蒲公英(たんぽぽ)、紫雲英、苜蓿(うまごやし)、酸葉、虎杖、茅花、春蘭、
黄水仙、磯開き、ミモザの花、利休忌、其角忌


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2月

2014年02月01日 20時46分38秒 | 月の和名

2月(にがつ)はグレゴリオ暦で年の第2の月に当たります。
通常は28日、閏年では29日となります。

他の月の日数が30または31日なのに対して、2月だけ28または29日なのは、
アウグストゥスが紀元前8年、8月の日数を30日から31日に変更し、
そこで不足した日数を2月から差し引いたためです。
それ以前のローマ暦では、年初は3月であったため、単に年末の2月から日数を差し引いたらしい。

日本では旧暦2月を如月(きさらぎ、絹更月、衣更月と綴ることもある)と呼び、
現在では新暦2月の別名としても用いられております。
「如月」は中国での二月の異称をそのまま使ったもので、日本の「きさらぎ」という名称とは関係がありません。
きさらぎ」という名前の由来には諸説ございます。
1.旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」
2.草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」
3.前年の旧暦八月に雁が来て、更に燕が来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」
4.陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」

他に梅見月(むめみつき)、木目月(このめつき)等の別名もあります。
旧暦二月は新暦では3月ごろに当たり、梅の花が咲く時期になります。

欧米での呼び名であるFebruaryはローマ神話のフェブルウス (Februus) をまつる祭りから取ったと言われております。

異名
いんしゅん(殷春)、うめみづき(梅見月)、きさらぎ(如月・衣更月)、
けんうづき(建卯月)、ちゅうしゅん(仲春)、なかのはる(仲の春・中の春)、
はつはなつき(初花月)、ゆききえつき(雪消月)、ゆきげしづき(雪消月)、
れいげつ(麗月・令月)、をぐさおひつき(小草生月)

•如月[きさらぎ]•中春・仲春[ちゅうしゅん]
•木芽月[このめづき]
•早緑月[さみどりづき]
•仲陽[ちゅうよう/ちゆうやう]

※諸説あり。

如月(きさらぎ)陰暦ニ月和名 「衣更着」 「気更来」 「木久佐波利都伎」
    「衣更着」は更に衣を重ね着るという説。

「気更来」陽気の盛んになるという説
    「木久佐波利都伎きくさはりつき」は草木が芽を張り出すの意、
という説もあります。

2月の季語
2月は季語が少ないが俳句の上では春の季語が多い。

立春、寒明、初春、早春、春浅し、睦月、旧正月、二月礼者、ニの替、絵踏、初午、針供養、奈良の山焼、 雪解、雪しろ、雪崩、残雪、雪間、凍解、氷解、薄氷、沍返る(いてかえる)、冴返る、春寒、余寒、 春の風邪、春時雨、猫の恋、白魚、公魚(わかさぎ)、鰔(さより)、野焼く、焼野、山焼く、末黒の芒(すすき) 麦踏、木の実植う、猫柳、片栗の花、雛菊、春菊、菠薐草(ほうれんそう)、蕗の薹(ふきのとう)、水菜、 海苔、獺の祭、鳴雪忌(2月20日、内藤鳴雪翁の忌日)、梅、梅見、盆梅、紅梅、黄梅、鶯(うぐいす)、下萌、いぬふぐり、菜種御供、磯竈、若布(わかめ)、バレンタイン、義仲忌、実朝忌、比良八講

2月の年中行事
2月1日 - テレビ放送記念日
2月3日 - 節分(日本)
2月4日 - 立春
2月7日 - 北方領土の日
2月8日 - 針供養(主に関東)
2月11日 - 建国記念の日(日本)
2月14日 - バレンタインデー
2月22日 - 竹島の日・猫の日
2月25日 - 国立大学2次入学試験前期(一部は26日実施)
2月29日 - 閏日(4年に1回)
2月中旬 - かまくら(秋田県横手市)
2月中旬 - なまはげ紫灯まつり(秋田県男鹿市)
2月の最初の午の日 - 初午
2月に行われるスポーツ[編集]
2月1日 - プロ野球各チームキャンプイン
第1日曜 - 別府大分毎日マラソン(大分県)
第1日曜(2004年以降) - スーパーボウル(アメリカンフットボール・NFL)
上旬 - Jリーグ各チームキャンプイン
上旬から中旬 - 地区選手権競走(競艇)
上旬から下旬 - 日本ラグビーフットボール選手権大会
中旬 - メジャーリーグベースボール各チームキャンプイン
おおむね第2日曜 - きさらぎ賞(中央競馬)
第3日曜 - NBAオールスターゲーム(バスケットボール)
第3日曜 - デイトナ500(モータースポーツ アメリカ・フロリダ州デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ)
第3日曜 - フェブラリーステークス(競馬 東京競馬場)
下旬 - プロ野球オープン戦開幕
最終日曜[1] - Jリーグスーパーカップサッカー(大阪市)
下旬(2年に1度) - ノルディックスキー世界選手権
第4日曜 - 東京マラソン(東京都区部)
不定期(4年に1度) - 冬季オリンピック
1.^ 過去16回中6回(1999、2002、05、06、07、09年)。1994、2000、01、03、04、08年は3月第日曜、1995、96、98年は3月第2土曜、1997年は4月第1土曜

2月 (旧暦)

旧暦2月(きゅうれきにがつ)は、旧暦(太陰太陽暦)の年初から2番目の月。

春分を含む月が2月となります。新暦では2月下旬から4月上旬ごろに当たります。

東洋の太陰太陽暦では月の日数である大小(大月30日、小月29日)が年により異なるため、2月29日までで2月30日は存在しない年もあります。

なお、琉球方言では旧暦の2月から、沖縄地方の梅雨入り前までの時期を「うりずん」(「潤い初め」の意味)と呼ばれております。
 

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ウィキペディア 他より
必要に応じて、訂正、加筆致します。

1月

2014年01月02日 12時12分39秒 | 月の和名

1月(いちがつ)はグレゴリオ暦で年の第1の月に当たり、31日。

日本では旧暦1月を睦月(むつき)と呼び、現在では新暦1月の別名としても用いられております。
睦月という名前の由来には諸説あり。
・最も有力なのは、親族一同集って宴をする「睦び月(むつびつき)」の意であるとするも  の。(正月に親類一同が集まる、睦び(親しくする)の月。)
 新年を迎え各家庭を周り仲むつまじくすることから「睦月」と名が付いたという説。

・「むつびづき」「むつましづき」とも言われりております。

・1年の初めの月の意の「もとつ月」が転じた、稲の実を初めて水に浸す月の意の
 「実月(むつき)」が転じた説も存在しております。

・「元つ月(もとつつき)」「萌月(もゆつき)」「生月(うむつき)」などの説。

・英語のJanuaryは、ローマ神話の出入り口とドアの神ヤヌスにちなんでおります。
・年の入り口にあたることから、ヤヌスの月となりました。

異名
いわいづき・いはひづき(祝月)、かげつ(嘉月)、かすみそめづき(霞染月)、
たんげつ(端月)、しょげつ(初月)、しょうがつ(正月)、けんいんづき(建寅月)、
げんげつ(元月)、たいげつ(泰月)、たろうづき(太郎月)、さみどりづき(早緑月)、
としはつき(年端月、年初月)、はつはる(初春)、むつき(睦月)

1月の季語
1月は物事を初めた時の言葉がたくさんあります。

新年、元旦、元朝、初鶏、初鴉、初雀、初明かり、初日、初空、初富士、初凪、若水、
初手水、 御降(おさがり:元旦に降る雨)、乗初、白朮詣(おけらまいり)、初詣、破魔弓、
歳徳神、恵方詣、七福神詣、 延寿祭、年賀、御慶、礼者、礼受、名刺受、礼帳、年玉、賀状、初便、初暦、初刷、初竈、大服、 屠蘇(とそ)、年酒、雑煮、太箸、
歯固(鏡餅を供え、食い祝う事)、食積、ごまめ、数の子、切山椒、門松、 飾、
注連飾(しめかざり)、飾臼、鏡餅、蓬莢、初化粧、初諷経(声を出し経文を読誦する事)、
歯朶(しだ)、 楪(ゆづりは)、野老、穂俵、福寿草、福藁(ふくわら)、春著、手毬、独楽、
追羽子、羽子板、羽子、福引、 歌留多、双六、絵双六、
十六むさし、投扇興、万歳、猿廻し、獅子舞、傀儡師、笑初、泣初、
嫁が君(新年のねずみの事)、二日、掃初、書初、読初、仕事始、山始、鍬始、織初、縫初、
初商、売初、 買初、初荷、
飾馬、初湯、梳き初、 結い初、初髪、初鏡、稽古始、謡初、弾初、舞初、初句会、初芝居、 宝船、初夢、三日、松囃子、福沸、三ヶ日、御用始、帳綴、女礼者、騎初、弓始、出初、
寒の入、 小寒、 寒の内、寒の水、寒造、寒餅、寒紅、寒詣、
寒垢離(水を浴びて祈願する事)、 寒念仏、寒施行、寒灸、 寒稽古、寒復習、寒弾、寒声、
寒見舞、寒卵、寒鯉、寒鮒、 寒釣、七種、若菜、薺(なずな)、薺打つ、 七種粥、粥柱、
寝正月、三寒四温、悴かむ、
胼、鷽替(1月7日筑前の太宰府天満宮で行われる神事)、小松引、 初寅、初卯、初薬師、
初金比羅、十日戎、宝恵駕(1月10日大阪今宮戎神社の祭礼)、初場所、餅花、土竜打、綱曳、
松の内、松納、飾納、注連貰、左義長(新年の飾りを取り除いて燃やす事)、鳥総松、松過、
小豆粥、 成人の日、薮入、凍る、冴ゆる、皸、霜焼、霰、風花、雪起し、雪、雪見、雪掻、
雪卸、雪踏、雪まろげ、 雪合戦、雪礫、雪達磨、竹馬、スキー、雪車、雪沓、かんじき、
しまき、凍死、雪眼、雪女郎、雪折、雪晴、 氷、氷柱、氷柱、採氷、砕氷船、氷下魚、
スケート、避寒、寒月、寒の雨、薮柑子、青木の実、寒牡丹、 葉牡丹、寒菊、水仙、
冬薔薇(ふゆさうび)、冬の草、竜の玉 、寒竹の子、冬苺、麦の芽、寒肥、初大師、 大寒、
厳寒、初天神、日脚伸びる、早梅、
臘梅(らふばい)、寒梅、探梅、冬桜、寒椿、侘助、寒木瓜、室咲、 春待つ、春隣、節分、
柊挿す、
追儺(ついな:なやらひ、鬼やらひという)、豆撒、厄落、厄払、厄塚、 懸想文

1月の年中行事
正月
1月1日 - 元日(日本)
1月2日 - 初夢(日本)
1月7日 - 七草(日本)
1月11日 - 鏡開き(日本)
1月第2月曜日 - 成人の日(日本)
1月第3月曜日 - マーティン・ルーサー・キング・デー(アメリカ合衆国)
1月26日 - オーストラリア・デー(オーストラリア)。リパブリック・デー(インド)

日付不定 - 旧正月
(主に台湾、中華人民共和国、韓国、ベトナム、シンガポールなど中国文化圏。日本でも沖縄県など一部地方で祝われます)
太陰暦の末ごろから2月中旬の間で毎年変わります。

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ウィキペディア他より 必要に応じて 加筆等 致します。

12月

2013年12月01日 19時52分31秒 | 月の和名
12月(じゅうにがつ)は、グレゴリオ暦で年の第12の月(最後の月)に当たり、31日あります。

日本では、旧暦12月を師走(しわす)または極月(ごくげつ、ごくづき)と呼び、
現在では師走は、新暦12月の別名としても用いれております。

師走由来
僧侶(師は、僧侶の意)が仏事で走り回る忙しさ(平安後期編『色葉字類抄』)からという平安期からの説があます。
また、言語学的な推測として「年果てる」や「し果つ」等から「しわす」に変化したなどという説もあります。

英語での月名、December(ディセンバー)は、「10番目の月」の意味で、ラテン語で「第10の」という意味の「decem」の語に由来しております。

実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で(そのため年末の2月は日数が少ない)、3月から数えて10番目という意味です。

グレゴリオ暦の12月1日はその年の9月1日と同じ曜日になります(→365日)。

明治時代に日本が太陰暦から太陽暦に変更した際に、政府が年末の給料を削減するために12月の日数を2日とされた。(明治6年12月3日を明治7年1月1日とした)

12月の和名
おうとう(黄冬)、おとづき(弟月)、おやこづき(親子月)、かぎりのつき(限月)、
くれこづき(暮来月)、けんちゅうげつ(建丑月)、ごくげつ(極月)、しわす(師走)、
はるまちつき(春待月)、ばんとう(晩冬)、ひょうげつ(氷月)、ぼさい(暮歳)、
ろうげつ(臘月)

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ウィキペディアより 
しかし、資料が乏しく夫々の意味は分かるようですが、確認できないのが残念でした。
後に加筆等可能性がございます。


11月

2012年11月14日 21時17分39秒 | 月の和名
〈別 名〉 霜月

11月(じゅういちがつ)はグレゴリオ暦で年の第11の月に当たり、
30日間あります。
日本では、旧暦11月を霜月(しもつき)と呼び、
現在では新暦11月の別名としても用いられております。

「霜月」は文字通り霜が降る月の意味になります。
他に、「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、
「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする
説もあります。
また、「神楽月(かぐらづき)」、「子月(ねづき)」の別名もあります。

英語での月名、November(ノーベンバー)は、
「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の
「novem」の語に由来しております。
実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていた
ローマ暦が3月起算で、(そのため年末の2月は日数が少ない)
3月から数えて9番目という意味です。

異名
かぐらづき(神楽月)、かみきづき(神帰月)、けんしげつ(建子月)、
こげつ(辜月)、しもつき(霜月)、しもふりづき(霜降月)、
しもみづき(霜見月)、てんしょうげつ(天正月)、ゆきまちづき(雪待月)、
ようふく(陽復)、りゅうせんげつ(竜潜月)

霜月
霜が降りる頃になった月との意。
秋も深まり、早いところでは朝霜が降りる時期に
なったことを表しているといわれています。
穀物の収穫を感謝する行事(祭り)が各地で行われる月でもあります。

神楽月
「神楽(かぐら)」は、神前で演奏する舞楽のことです。
 語源は、「神座(かみくら・かむくら)」。
 神が降りてくる場所をさす言葉でした。
 降りてきた神に、楽しんでもらおうと舞い踊ったので、「神楽」と
 いう漢字をあてたといわれます。

 また、「神前舞楽」を略して、「神楽」と書いたのだという説もあります。
 ですが、本来の「神楽」は、神自身があらわれて、みずから舞うこと
 だったようです。
 古くは、「神遊び」といいました。
「遊ぶ」という言葉は、もともと、興のおもむくままに、楽しむこと。
 楽器の演奏や舞踊、詩歌を作ることも、すべて「遊び」でした。 

 旧暦11月は、冬至の時期。
 太陽が最も衰えるとともに、魂の力も弱まると思われた時節です。
 楽しむことによって、鋭気を養う……。
 昔の人は、そんなふうに考えたのかもしれません。
 盛んに、「神楽」が催されました。

神帰月
 陰暦11月の異称。「神無月(かんなづき)(陰暦10月)に
出雲(いずも)大社に集まった神々がもとの国に帰ってくる月」の意。
神来月(かみきづき)。

建子月けんしげつ
「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、
その柄が旧暦で子の方位を向く為「建子月」と呼ばれております。
(北斗七星の向きで季節を知るとは。)
北斗七星は季節を示す時計の針・・・月建の話
 旧暦の月の名称として、建寅月(けんいんげつ)とか
建卯月(けんぼうげつ)とか呼ぶことがあります。
 名前のパターンは、「建+十二支名」ということで、
旧正月が寅で以降順に十二月の丑まで続きます。

月建(げっけん)と北斗七星 
 この「建」は「おざす」と読みます。
「おざす」とは「尾指す」の意味。
この「尾」は北斗七星の柄の部分を意味しています。。

 北斗七星の柄の方の 3つの星を「斗柄(とへい)」と呼びます。
 読んで字の如し、北斗七星の柄という意味です。
 3星の名前は、端っこから
  揺光(ようこう)・開陽(かいよう)・玉衡(ぎょっこう)
 といいます。
 西洋の星座では北斗七星は「おおぐま座」にあたりますが、
 西洋の星座でも この斗柄は大熊の尻尾。
 この北斗七星の尾といわれる「斗柄」が指す方向がこの月建となります。


北斗七星は季節の時針?
 さてこの斗丙の指す方向ですが、冬至の頃には真下(北の方角)を指します。
 つまり北斗七星全体は真っ直ぐ「建っている」状態です。
 この状態を十二支のはじめである「子」とします。

 この向きは、季節や時刻によって変化します。
 時刻については日付の変わる午前零時に固定して、季節による向きの変化だ
 けを記録して行くと春分の頃は真横(東の方角)、夏至には真上(南の方角)
 を、秋には真横(西の方角)を指します。

 この北斗七星の斗柄を時計の針のようなものと考えると、北斗七星の斗柄を
 見れば季節の変化を知ることが出来るのです。

 つまり、北斗七星が季節の動きを示す時計の働きをしていると言えます。
 昔々の中国の天文学者・暦学者はこれに着目し、それぞれの暦月に北斗七星
 の斗柄の指す方向を表す十二支(十二支は方位を表すにも使かいます。ちな
 みに、北は子、東は卯、南は午、西は酉という具合です)名を着けて呼びま
 した。これが月建の始まりです。

月建と十二直
 月建はその後日付にも割り振られることになりました。
 規則は意外に簡単で、旧暦十一月なら二十四節気の十一月節、
 大雪の直後の子の日を「建」とし、この日から順番に数えて行きます。
 ちなみにこの場合子の日から始まるのは、十一月が「建子月」だからです。

 同様に、次の旧暦十二月は「建丑月」ですから
 十二月節の小寒の直後の丑の日を「建」とします。
 この方式で十二日毎に日付に割り振られたものを十二直と呼び、
 占いによく使われました。

 十二直の一つ一つの日の呼び名は十二支の名ではなくて特別なものを使って
 おりまして、その言葉一つ一つが占いの内容を示しております。
 十二直の名前は以下の通り。

  建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉

辜月こげつ
ようふく(陽復)

りゅうせんげつ(竜潜月)
「竜潜」の意味は、「賢人、英雄が世に出ないでいること」
「天子(昔の中国における皇帝の息子)が位に就かないでいること」を
竜(偉大さの象徴)が水中に潜んでいる様子になぞらえて言った言葉のようです。
おそらく「竜潜月」という名も中国から伝わってきたものだと思われますので、
この言葉から意味を推測することも出来るのではないでしょうか。
《竜が水中にひそんでいる意から》英雄・賢人が世に出ないで隠れていること。
また、天子がいまだ位に就かないでいること。
また、その時期や、その人。りゅうせん。


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ウィキペディア・その他より掲載しております。

まだまだ訂正・加筆の可能性がございます。

10月

2012年10月04日 04時12分48秒 | 月の和名
〈別 名〉神無月

 


10月(じゅうがつ)はグレゴリオ暦で年の第10の月に当たり、
31日あります。

英語での月名、Octoberは、ラテン語表記に同じで、
これはラテン語で「第8の」という意味の「octo」の語に由来しております。
実際の月の番号とずれているのは、
紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、
(そのため年末の2月は日数が少ない)
3月から数えて8番目という意味です。

日本では、旧暦10月を神無月(かんなづき、かみなしづき)と呼び、
現在では新暦10月の別名としても用いられております。

「神無月」の語源として以下のような説がありますが、
いずれにしても「神無」は宛字としております。

醸成月(かみなんづき): 新穀で新酒を醸す月
神嘗月(かんなめづき): 新嘗(にいなめ)の準備をする月
神な月(かみなづき):「神の月」の意
雷無月(かみなしづき):雷のない月

神無月 建亥月(けんがいげつ)、初冬(しょとう)、
立冬(りっとう)、極陽(きょくよう)、他

神無月(かんなづき、かみなしづき)は、
日本における旧暦10月の異称です。
今日では新暦10月の異称としても用いられております。

「神無月」の語源に明確な語源があるわけではありません。


一般には、出雲の出雲大社に全国の神様が集まって
一年の事を話し合うため、
出雲以外には神様が居なくなる月の意味と言われており、
出雲では神在月と言われております。

「神無月 」
異名
かみありづき(神在月)、かみさりづき(神去月)、
かみなかりづき(雷無月)、かんなづき(神無月)、
けんがいげつ(建亥月)、こはる(小春)、
しぐれづき(時雨月)、じょうとう(上冬)、
たいげつ(大月)、はつしもつき(初霜月)

しかし、一番有力な説が神無月の「無・な」が「の」にあたる
連体助詞「な」で「神の月」とする事です。

また、出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、
出雲以外には神がいなくなると言われるのは、
後付けの中世以降、出雲大社の御師が全国に広めた俗説と
されております。
しかし、出雲へ行かず家や村に留まる田の神・
家の神的性格を持つ留守神も存在し、
すべての神が出雲に出向くわけではありません。

なお、御師の活動がなかった沖縄県においても、
旧暦10月にはどの土地でも行事や祭りを行わないため、
神のいない月として「飽果十月」と呼ばれております。

神在月
出雲では、出雲大社ほかいくつかの神社で旧暦10月に
「神在月」の神事が行われます。
旧暦10月10日の夜、記紀神話において国譲りが行われたとされる
稲佐浜で、全国から参集する神々を迎える「神迎祭」が行われます。
その後、旧暦10月11日から17日まで出雲大社で会議が行われるとして、
その間「神在祭」が行われます。

旧暦10月18日には、各地に帰る神々を見送る「神等去出祭」が
出雲大社拝殿で行われます。

出雲大社の荒垣内には、神々の宿舎となる「十九社」があります。
日御碕神社(出雲市大社町)・朝山神社(出雲市朝山町)・
万九千神社(斐川町)・神原神社(雲南市)・
佐太神社(松江市鹿島町)・売豆紀神社(松江市雑賀町)・
神魂神社(松江市大庭町)・多賀神社(松江市朝酌町)でも
神在祭にまつわる神事が行われます。

出雲地方のほかに神在月とする地域が一ヶ所あり、
諏訪大社の周辺となっております。

これは伝承によれば、かつて諏訪大社の祭神であった
「諏訪明神」があまりにも大きな体であったため、
それに驚いた出雲に集まった神々が、
気遣って「諏訪明神に限っては、出雲にわざわざ出向かずとも良い」
ということになり、神無月にも諏訪大社に神が有ることから
神在月とされております。

神無月にまつわる諸説
出雲大社に神が集まるのは、
一般には縁結びの相談のためとされております。
そのため、かつて佐渡には10月の縁談を避ける風習が、
北九州では神が出雲に向かう日と帰ってくる日には未婚の男女が
お籠りをする風習がありました。

出雲に行くのは大国主神系の国津神だけであるという説や、
天照大神を始めとする天津神も出雲に行くという説もあり、
この考えと一致するような、
「出雲に出向きはするが、対馬の天照神社の天照大神は、
神無月に出雲に参集する諸神の最後に参上し、最初に退出する」と
言う伝承もあります。

出雲に祭神(さいじん)が出向いてしまっては、
その地域を鎮護(ちんご)するものがいなくなるということから、
「留守神」と呼ばれる留守番をする神も考え出されるように
なりました。
一般に留守神には恵比須神が宛てられ、
10月に恵比須を祀る恵比須講を行う地方もあります。

鹿島神宮の祭神は、地震を起こす原因と考えられました
「地中に棲む大鯰(おおなまず)」を、
押さえつける「要石」を鎮護するものであり、
過去において神無月に起きた大地震の幾つかは、
鹿島の神が出雲に出向いて留守だったために起きたと
伝承されているものがあります。


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ウィキペディアより転載
必要に応じて加筆致します。
月の和名は記紀に関連し古の伝説あり・・・
その時々の背景が浮んで参ります。

9月

2012年09月12日 21時46分58秒 | 月の和名
〈別名〉 長月(ながつき)

 

9月(くがつ)はグレゴリオ暦で年の第9の月にあたり
30日あります。

・日本では、旧暦9月を長月(ながつき)と呼び、
 現在では新暦9月の別名としても用いる。


長月の由来
・「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が最も有力である

・秋も深くなり、長い時間、月が見られるようになることから、
「夜長月」の略。
・「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり
 「ながつき」となったという説、

・「稲熟月(いねあがりづき)」が略されたものという説があります。
・「寝覚月(ねざめつき)」の別名もあります。

英語での月名、Septemberは、ラテン語表記に同じで、
これはラテン語で「第7の」という意味の「septem」の語に
由来しているのに不一致が生じているのは、紀元前153年に、
それまで3月を年の始めとしていたのを1月を年の始めとすると
改めたにもかかわらず、名称を変えなかった為であり
7月と8月にローマ皇帝の名が入ってずれたというのは俗説です。

これは7月がガイウス・ユリウス・カエサルによって「Julius」に
改める以前は「Quintilis」といい、
これがラテン語で「第5の」という意味の「quintus」の語に由来していて
既にずれが発生していたことからもわかります。

9月に入学をする国が多い。
異名
いろどりづき(色どり月)、いわいづき(祝月)、えいげつ(詠月)、
きくさきづき(菊開月)、きくづき(菊月)、くれのあき(晩秋)、
げんげつ(玄月)、けんじゅつづき(建戌月)、せいじょづき(青女月)、
ちくすいづき(竹酔月)、ながつき(長月)、ねざめづき(寝覚月)、
ばんしゅう(晩秋)、ぼしゅう(暮秋)、もみじづき(紅葉月)
9月の季語
仲秋、八朔、二百十日、颱風、野分、初月、二日月、三日月(新月)、
夕月夜、秋の夜、夜長(長き夜)、夜学、夜業、 夜なべ(夜仕事)、
夜食、としよりの日、生姜市、花野、秋草、七草(秋の七草)、すすき、
撫子、くつわむし、蚯蚓鳴く、螻蛄鳴く、地虫鳴く、蓑虫、芋虫、初潮、
月、名月、月見、無月、雨月、枝豆、芋、十六夜、子規忌、霧、蜻蛉、
うすばかげろふ、蜻蛉、秋の蝶、秋の蚊、 秋扇、秋団扇、富士の初雪、
秋彼岸、蛇穴に入る、雁、角切、曼珠沙華、鶏頭、 二十三夜、秋の海、
秋鯖、秋刀魚、鰯、鰯雲、鮭、鯊、鯊釣、鰍、竹の春、草の花、 蘭、
コスモス、露草、蕎麦の花、糸瓜、唐辛、秋茄子、紫蘇の実、生姜、
菜虫、 胡麻、玉蜀黍、黍、稗、粟、木犀(金木犀)、爽やか、冷やか
、秋の水、水澄む

9月の年中行事
9月1日 - 防災の日(日本)
9月第1月曜日 - 労働者の日(アメリカ合衆国、カナダ)
9月第3月曜日 - 敬老の日(日本)
9月20日から9月26日まで - 動物愛護週間(日本)
9月23日ごろ - 秋分の日(日本)

9月の和名長月(ながつき)
旧暦9月の異称。現在では新暦9月の別名としても用いる。
人名等。
日本海軍の駆逐艦 神風型駆逐艦 (初代)「長月」
睦月型駆逐艦「長月」

海上自衛隊の護衛艦 たかつき型護衛艦「ながつき」

陰暦の9月は長月となぜ呼ぶのでしょう。
語義は、秋の夜長、夜の長い月を略し長月となったそうです。
『改正月令博物筌』に「長月」とは、夜初めて長さをおぼゆるなり。
実に長きは冬なれども、夏の短さに対して、長さを知るゆえなり」と
書かれています。
別名に夜長月とも言われています。

九月になりますと日没が早くなり、夕焼けが美しくなっていきます。
この季節の夕暮れには,まさしく“秋の日はつるべ落とし”といわれます。
実際に,九月から十月にかけては,
年間を通じてもっとも日の入り時刻の変化が大きくなっている季節です。

旧暦九月(長月 ながつき)
大よそ新暦の9月20日~10月20日頃に始まる。
菊月。
重陽の節句(九月九日)は菊の節句。
年により初秋~晩秋。
和名は長夜月の意という。
ウィキより

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加筆等ございます。とりあえずの掲載です。

8月

2012年09月12日 21時34分34秒 | 月の和名

〈別名〉 葉月

8月(はちがつ)
グレゴリオ暦で年の第8の月に当たり、31日ある。

日本では、旧暦8月を葉月(はづき)と呼び、
現在では新暦8月の別名としても用いる。

葉月の由来は諸説あります。
・木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説
・雁が初めて来る「初来月(はつきづき)」という説、
・南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説
・「月見月(つきみづき)」の別名もあります。

英語名Augustは、ローマ皇帝Augustus(アウグストゥス)に由来します。
アウグストゥスは紀元前1世紀、誤って運用されていたユリウス暦の運用を
修正するとともに、8月の名称を「Sextilis」から自分の名に変更しました。
よく見かけられる通説に、彼がそれまで30日であった8月の日数を31日に
増やしその分を2月の日数から減らしたため2月の日数が28日となった、
というものがありますが、
これは11世紀の学者ヨハネス・ド・サクロボスコが提唱したものであり、
現在は8月の名称変更以前からすでに2月は短く、8月は長かった事を
示す文献が複数発見されているため否定されております。
(詳細はユリウス暦を参照)。

異名
あきかぜづき(秋風月)、かりきづき(雁来月)、かんげつ(観月)、
けんゆうげつ(建酉月)、こぞめつき(木染月)、そうげつ(壮月)、
ちくしゅん(竹春)、ちゅうしゅう(仲秋)、つきみつき(月見月)、
つばめさりづき(燕去月)、はづき(葉月)、べにそめづき(紅染月)

8月の季語
立秋、八月、文月、初秋(はつあき)、桐一葉、星月夜、
ねぶた(青森のねぶた祭)竿灯祭(秋田市で行われる。)
七夕、星祭、天の川、梶の葉、中元、 生身魂、草市、真菰の馬(瓜の馬)、
角火、迎え火、盂蘭盆、魂祭、霊棚、棚経、施餓鬼、墓参り、 燈籠、
岐阜提灯、走馬燈、盆の月、盆狂言、踊(盆踊り、踊の輪、他)
、精霊舟(精霊流し) 流燈(燈籠流し)、送火、
大文字(8月16日の夜京都東山如意ヶ岳にて行われる送り火。)、
解夏、 摂待(門茶)、相撲、花火(揚花火、仕掛花火、花火船)、
花火線香、蜩(日暮し、かなかな)、 法師蝉(つくつくぼうし)、
秋の蝉、残暑、秋めく、初嵐、新涼(秋涼し、秋涼)、稲妻(稲光)、
流星(ながれぼし)、芙蓉、木槿(底紅、花木槿)、鳳仙花、白粉の花、
朝顔、弁慶草、大文字草、 みせばや、めはじき、西瓜(西瓜番)、
西瓜提灯、南瓜、隠元豆、藤豆、刀豆、小豆、大豆、新豆腐、 大根蒔く
吉田の火祭り(山梨県富士吉田市、富士浅間神社の火祭り)韮の花、
茗荷の花、鬱金の花、赤のまんま(犬蓼の花のこと)、蓼の花、溝蕎麦、
水引の花、煙草の花、懸煙草、カンナ、芭蕉、 稲の花、宗祇忌、不知火

8月の年中行事
8月15日頃 - 旧盆
8月1日 - 教祖祭PL花火芸術(大阪府富田林市)
8月2日から7日 - 青森ねぶた祭り
8月3日から6日 - 竿燈まつり(秋田市)
8月6日から8月8日 - 仙台七夕
8月6日 - 広島原爆の日(日本)
8月9日 - 長崎原爆の日(日本)
8月9日から12日 - よさこい祭り(高知市)
8月12日から8月15日 - 阿波踊り(徳島市)
8月13日から8月16日 - 郡上おどり(郡上市)
8月15日 - 終戦の日(日本)
8月第1土曜日・日曜日 - 狭山入間川七夕まつり(日本)
8月第1土曜日・日曜日 - おかやま桃太郎まつり・うらじゃ演舞(岡山市)
8月第4土曜日 - 全国花火競技大会・大曲の花火(秋田県大仙市大曲)
8月第1土曜日 - 花火大会 全国約50ヶ所で開催。
8月末 - にっぽんど真ん中祭り(名古屋市、春日井市、安城市)
8月中旬から下旬 - JAPAN TENT(石川県金沢市)
ウィキペディアより掲載
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8月の季語は夏の季語と=ではありませんね。
8月の季語の中には秋の季語が含んでおります。

7月

2012年07月01日 07時35分46秒 | 月の和名

別名  文月(ふづき・ふみづき・あみづき) 含み月 穂含み月
    秋初月(あきはづき)七夜月(ななよづき)


今日から7月です。早速7月の和名を・・・
しかし、7月は夏の季語になりますが、文月は秋の季語になります。
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7月(しちがつ)はグレゴリオ暦で年の第7の月に当たり、31日あります。

俳句では文月は八月で秋の季語になっております。
月の異称の「文月ふづき・あみづき」は陽暦の8月のことで秋の季語です。
「七月しつがつ」は陽暦で夏の季語です。

日本では、旧暦7月を文月(ふみづき、ふづき)と呼び、現在では
新暦7月の別名としても用いられております。
文月の由来は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習が
あるからというのが定説となっております。
しかし、七夕の行事は奈良時代に中国から伝わったもので、元々日本には
ないものです。(七夕も秋の季語になります。)
そこで、稲の穂が含む月であることから「含み月」「穂含み月」の
意であるとする説もあります。
また、「秋初月(あきはづき)」「七夜月(ななよづき)」の別名
もあります。

英語での月名、Julyは、ユリウス暦を創った共和政ローマ末期の政治家、
ユリウス・カエサル(Julius Caesar)にちなみます。
カエサルは紀元前45年にユリウス暦を採用するのと同時に、
7月の名称を「Quintilis」から自分の家門名に変更しました。

異名
おみなえしづき・をみなえしづき(女郎花月)、けんしんげつ(建申月)、
しんげつ(親月)、たなばたづき(七夕月)、とうげつ(桐月)、
ななよづき(七夜月)、はつあき(初秋)、ふづき(七月・文月)、
ふみひろげづき(文披月)、めであいづき(愛逢月)、らんげつ(蘭月)、
りょうげつ(涼月)
                           


梅雨(つゆ)

2012年06月09日 20時20分01秒 | 月の和名
短歌・俳句 の 季語にもされておりますので、
月の和名ーー季節と関係ある事柄として、入れました。
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梅雨(つゆ、ばいう)は、北海道と小笠原諸島を除く日本、
朝鮮半島南部、中国の華南や華中の沿海部、および台湾など、
東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、
5月から7月にかけて毎年めぐって来る曇りや雨の多い期間のこと。

梅雨の時期が始まることを梅雨入りや入梅(にゅうばい)といい、
社会通念上・気象学上は春の終わりであるとともに夏の始まり(初夏)とされる。
また、梅雨が終わることを梅雨明けや出梅(しゅつばい)といい、
これをもって本格的な夏(盛夏)の到来とすることが多い。
ほとんどの地域では、気象当局が梅雨入りや梅雨明けの発表を行っている。
梅雨の期間はふつう1か月から1か月半程度であるが、
年によって前後する場合があり、そのような年は猛暑・少雨であったり
冷夏・多雨であったりと、夏の天候が良くなく気象災害が起きやすい。

雨季の一種である。雨季が訪れる土地は世界中に多くあるが、
梅雨はそれほど雨足の強くない雨や曇天が長期にわたって続く点に特徴がある。
このため、カビや食中毒などに注意が必要な季節とされている。

漢字表記「梅雨」の語源
この時期は梅の実が熟す頃であることからという説
この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、
これが同じ音の「梅雨」に転じたという説、
この時期は「毎」日のように雨が降るから「梅」という字が当てられたという説がある
普段の倍、雨が降るから「倍雨」というのはこじつけ(民間語源)である。
このほかに「梅霖(ばいりん)」、旧暦で5月頃であることに由来する
「五月雨(さみだれ)」、
麦の実る頃であることに由来する「麦雨(ばくう)」などの別名がある。

五月雨の降る頃の夜の闇のことを「五月闇(さつきやみ)」という。
ちなみに、「五月雨」の語が転じて、梅雨時の雨のように、
物事が長くだらだらと続くことを「五月雨式」と言うようになった。
また梅雨の晴れ間のことを「五月晴れ(さつきばれ)」というが、
この言葉は最近では「ごがつばれ」とも読んで新暦5月初旬のよく晴れた
天候を指すことの方が多い。
お天気の専門家である気象庁では五月の晴れのことを「さつき晴れ」と呼び、
梅雨時の晴れ間のことを「梅雨の合間の晴れ」と呼ぶように取り決めている。

沖縄では、梅雨が小満から芒種にかけての時期に当たるので
「小満芒種(スーマンボースー、しょうまんぼうしゅ)」や
「芒種雨(ボースーアミ、ぼうしゅあめ)」という別名がある。

中国では「梅雨(メイユー)」、台湾では「梅雨(メイユー)」や
「芒種雨」、韓国では「장마(長霖、チャンマ)」という。
中国では、古くは「梅雨」と同音の「霉雨」という字が当てられており、
現在も用いられることがある。
「霉」はカビのことであり、日本の「黴雨」と同じ意味である。
中国では、梅が熟して黄色くなる時期の雨という意味の
「黄梅雨(ファンメイユー)」もよく用いられる。

ウイキペディアより

加筆ありです。

6月

2012年06月01日 18時47分15秒 | 月の和名
俳句を詠むにあたり【水無月】の確認を致しました。
和名には言霊の意味が含まれております。
そこで、言葉の由来について纏めてみることに致しました。
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6月(ろくがつ)はグレゴリオ暦で年の第6の月に当たり、30日あります。

日本では、旧暦6月を水無月(みなづき)と呼び、
現在では新暦6月の別名としても用いられております。

水無月の由来には諸説がございます。

① 文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であるとの解釈。
② 田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月
  「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説。
③ 田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説
④ 水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」である
  とする説。
⑤ 梅雨時の新暦6月の異称として用いられるようになってからは、
  「梅雨で天の水がなくなる月」「田植で水が必要になる月」
  といった解釈も行われるようになりました。

英語名であるJuneはローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)
から取られました。ユノが結婚生活の守護神であることから、
6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)
と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるといわれております。
では、水無月(水有る月)にナの言霊の力とは・・・
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神道と日本語と日本文化を学ぶトランスペース研究所より抜粋引用
1.水有る月を水無し月という
2.ナの通説
3.ナの言霊の意味するもの
4.「無い」の真義
5.水無月とは、水の力が爆発する月

1.水有る月を水無し月ということについて・・・  
 水無月は梅雨にかかり、一年で水が最も豊富な月です。
 それにも関わらず、水無月というのはどういう訳か?  
 本来は「の」の意で、「水の月」の意である
 と解説されておりますが(国語大辞典(新装版)小学館)
 にも関わらず何故に水無月と言われるのか?
 水無月はやはり「水の月」の「の」ではなく
 水無月のむ「な」に意味があるのです。
 日本語の音には、それぞれ意味があります。
 日本語の言霊の意味を探る際には、漢字に惑わされてはならない。
 漢字ははさておき、通説にもかかわらず、「ナ」という音の意味を探る。

3.ナの言霊の意味するもの
 日本語でナのつく言葉を思いつくままに拾ってみると、
 鳴る、成る、生る、為す、名前、・・・・そして、無い
 つまり、水無月とは、水の力が鳴り出し、鳴り響く月である。
 そして水の力で物事を成らしめ、物事を新たに生みだし、
 物事を為さしめるのが水無月である。
 事実、日本全国の神社で行われる水無月の祓えは、
 水の力を使っての大祓(おおはらえ)である。
 ( それに対して、師走の大祓は、火の祓えである。)
 このナの言霊が、「名前」にも籠められている。
 人の名前には、その人の力が鳴(ナ)り出し鳴(ナ)り響き、
 人生を豊かに成(ナ)らしめるという祈りが籠められている。
 水無月とは、正に、水の力を讃えの月ということが出来る。

4.「無い」の真義
 では、そのような水無月のナの言霊が、「無い」とどう関わるのか?
 そこに、拝神(神霊を礼拝)の極意、あるいは鎮魂の心得にも通ずる
 秘儀がある。
 神前に合掌して深々と一礼し、神気を己の中に迎え入れる。
 本当に一礼だけで、神気を迎え入れることができるのであろうか。
 本当に神気を迎え入れるためには、それに先だって、
 己自身の一切を無くしてしまわねばならない。
 己の心を消して、虚空心に立ち返らねばならない。
 己を虚空体になし変えて、初めて創造の神気を己の中に迎え入れる
 ことが出来る。  
 鎮魂して、己自身の魂の力を振り起こすという際にも、
 虚空心から魂力(たまぢから)が吹き出すのである。  
 一切を無くしてしまった所から、新たに創造の力が鳴り出すのである。
「無い」と「鳴る・成る」という一見矛盾する意味が、
 同じナの言霊に包含されているのは、そういう訳である。

5.水無月とは、水の力が爆発する月
 人間の身体は、70%近くが水で出来ている。
 また、鉱物や金属にまで、極微量の水が含まれている。
 その水の力が爆発したら、どれほどの大事が成し遂げられるだろうか。
 水無月に水の力が、先ず「無い」で虚空界に返り、
 そこから「鳴り」出し「鳴り」響いてゆく。
 その水の力を己自身の身体の中から爆発させて、
 物事を「成し遂げて」行く。
 水無月とは、水の力が爆発する月である。
 水無月という月の名乗りに秘められた言霊の力は、甚だ深く大きい。
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※深く洞察されておられ、なる程・・・と感心しきりです。
私共は知らない事や数ある疑問を通り過ぎてしまいがちですが、
一方では、このように研究されておられる方もおいでになられます。
勝手ながら文章削除抜粋させて頂きました。
ありがとうございました。
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2014/6/1日曜日補足6月の季語
六月、皐月、花菖蒲、アイリス、グラジオラス、あやめ、杜若、著莪、
一八短夜(みじかよ、明易し)、競馬(賀茂競馬、競べ馬、ダービー、勝馬、負馬)、
花橘、蜜柑の花、朱欒の花、橙のの花、 オリーブの花、柚の花、柿の花、
紫陽花額の花、葵、紅の花、鈴蘭、入梅(梅雨に入る、ついり)、梅雨(つゆ、ばいう)
五月雨(さみだるる)、出水、五月闇、黒南風(白南風)、黴(黴の香、黴の宿)、
苔の花、魚梁(やな)、鰻、鯰、濁り鮒、蟹(磯蟹、山蟹、川蟹、沢蟹)、
蝸牛蛞蝓、蚯蚓、蝦蟇、雨蛙、河鹿、さくらんぼ、ゆすらうめ、杏、実梅(青梅)、
紫蘇、辣韮、玉葱、枇杷、早苗、代田、田植、早乙女、植田、火取虫アマリリス、
ジギタリス、ベゴニア、 蛍(源氏蛍、平家蛍、初蛍、蛍火・蛍合戦)、蛍狩、
螢籠、蛭、田亀、源五郎、あめんぼう、目高、浮草水草の花、藻の花、藻刈、
手長蝦、田草取、草取、夏の川、鮎(鮎釣り、鮎狩、鮎掛、鮎の宿)、
鵜飼(鵜舟、鵜飼火、鵜篝、 鵜匠)、川狩(網打)、夜釣、夜焚釣堀、鰺、
いさき、べら、虎魚、鯒、黒鯛(茅海、ちぬ釣)、鰹(鰹舟、鰹釣)、生節、
青蘆、青すすき、葭切、翡翠、雪加、糸蜻蛉、蠅、蠅除、蠅叩、
蜘蛛の囲(蜘蛛の巣)ゲジゲジ、油虫、守宮、蟻、羽蟻、蟻地獄、蛆、
ぼうふら蚊(蚊の声、蚊柱、泣く蚊)蚤、蚊帳、蚊遣火(蚊遣、蚊火、蚊取線香)
蝙蝠、青桐、葉柳、南風(みなみ、大南風、南吹く、はえ)、青嵐、風薫(薫風)
白夜、夏至、老鶯、時鳥、閑古鳥、仏法僧、筒鳥、駒鳥、瑠璃鳥、夏木、
夏木立万緑、緑陰、木下闇、青葉、夏の蝶、夏野、夏草、草矢草茂る、夏蓬、
夏薊、草刈、干草、昼顔、木苺、苺、蛇、蝮、百足虫、青芝、青蔦ガーベラ、
サルビア、虎尾草、孔雀草、釣鐘草、雪の下、蓼、若竹、竹の皮脱ぐ竹落葉、
雹、水鶏、青鷺、五月晴、暑さ、夏衣、単衣、夏服、夏羽織、夏帽子夏襟、
夏帯、夏袴、青簾(葭簾、伊予簾、絵簾、玉 簾)、葦簀、葭戸、網戸、
籐椅子夏暖簾、皐月富士
6月の年中行事6月1日 - 衣替え
6月初旬 - 加賀百万石まつり(石川県金沢市)
6月21日頃 - (北半球では) 夏至(20日、22日となることもある)
6月23日 - 慰霊の日(沖縄県)
6月第1日曜日 - プロポーズの日(日本)
6月第3日曜日 - 父の日(日本)
6月下旬 - 3月決算の多くの会社で定期株主総会が開かれる