Über den Bergen

山のあなたの空遠く
「幸さいはひ」住むと人のいふ。

侘助と蹲(ツクバイ) ☆ 京 大徳寺

2011年02月23日 | 近畿地方

最近ぽかぽかしてて、私的に、とても楽に過ごせて大好きな陽気です晴れ

 

でも、遊び呆けてしまったので・・・やるべき事が山積・・・

 

なので、室内作業中にて、何だか勿体無い気分ですsakura



気分だけでも、外の雰囲気をと・・・今日はちょっと侘び寂の景色を灯篭

 

みきうさぎ。 de 行ってみよう♪-侘び助 大徳寺

 



この鬱蒼と画像いっぱいの木は・・・侘助の木です。

 

そう、ツバキ科の一種で中国産種に由来すると言われている太郎冠者という品種から生まれたものです。



椿よりも小ぶりの花が咲きます。 よく見ると、この画像の中にたくさんの蕾が見受けられます。

 

3月~4月が開花期なので、もう少ししたら蕾が開いて、本当に見事なまでの美しさでしょうねぇキラキラ



ワビスケの定義

A.ウラクツバキ(
‘タロウカジャ’=‘ウラク’
)から生まれたものであること

 

 (ウラクツバキの子、あるいは子孫)

B.葯(やく・雄しべの先端の花粉を作る器官)が退化して花粉を作らないこと

上記のABを満たすものがワビスケと呼ばれる。




と言うことだそうです。  (いつも不思議に思ってたことが解決ひらめき電球



ただ、この名前の由来には諸説色々あるので、割愛します。

 

ちなみに私の好きな《侘助》の花は・・・ダウンダウンダウンダウンダウン

 

みきうさぎ。 de 行ってみよう♪-有楽椿
みきうさぎ。 de 行ってみよう♪-白侘助





さてさて、この侘助の植えられた脇に静かに据えられた蹲・・・



みきうさぎ。 de 行ってみよう♪-蹲   大徳寺

 





子供の頃の御庭を思い出し、ちょっぴり物思いに耽ってしまいました・・・

 

竹の水路を伝って落ちる雫にも、感動・・・  危うく感涙してしまいそうでしたぽっ



ジィ~~~ッと、眺めていたら水面に広がる波紋の中に自分も飽和していきそうな

 

そんな錯覚を起こし・・・ なんとも言えない穏やかな気分になりました。

 

これは、まさに禅の世界ですね。

 

みきうさぎ。 de 行ってみよう♪-蹲の波紋 大徳寺

 



また、こんな景色を眺めることが出来る日を夢見て・・・。



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