猫じゃねこじゃと おっしゃますが
猫が 猫が 足駄はいて 絞りの浴衣で 来るものか
オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ
幕末頃から流行った歌
文政11年頃江戸で流行した唄で 明治初年に替え歌が
沢山出来、また 座敷唄としてよく唄われた。
この俗謡を初めて聞いた時
何かを誤魔化すために猫じゃ猫じゃと云ってるのは理解できたものの
何だか大の大人もネコが好きなんだなぁ~なんて思ったものです。
♪ 猫じゃ猫じゃと おっしゃいますが
猫が 猫が下駄履いて絞りの浴衣で来るものか
*オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ*
♪ 蝶々蜻蛉や きりぎりす
山で 山でさえずるのは 松虫 鈴虫 くつわ虫
*くり返し*
♪ 竹に雀は仲良いけれど 切れりゃ
切れりゃ仇の 切れりゃ仇の 餌差し竿
*くり返し*
♪ 下戸じゃ下戸じゃと おっしゃいますが
下戸が 一升樽かついで前後もわからず 飲むものか
*くり返し*
猫じゃ猫じゃ(俗謡):土取利行(唄・三味線・太鼓)
一番目の歌詞は、お妾さんの浮気が旦那にバレそうになっている場面。
旦那が急に家に入ってきて、どたばたしながら隠した間男を、
お妾さんが「猫じゃ猫じゃ」とだまそうとしている。
以下は音源が悪いが・・・↓↓↓↓
猫じゃ猫じゃ 明治42- 43年片面盤