ブログ見聞録○休憩室

焦るな、急ぐな、怠けるな。

ろくでなし  越路吹雪

2010年09月16日 | Weblog
ろくでなし  越路吹雪
http://www.youtube.com/watch?v=e63mreOZaRc
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【●】払拭できない民主代表選不正集計機密漏洩疑惑
  植草一秀の『知られざる真実』■2010年9月16日 (木)
  http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-7140.html

当ブログでも慎重に情報を収集しているが、事前に警戒された不正選挙が行われた疑いを払拭できない情勢が持続している。

 9月15日付日本経済新聞1面に政治部長宮本明彦氏の署名記事が掲載された。そのなかに、
「世論が菅氏を支持し、これに敏感な党員票が圧倒的な勢いで菅氏に流れたのは「反小沢」という判断基準があったからである。」
との一節がある。
 
「圧倒的な勢いで菅氏に流れた」の表現は何を指しているのか。本当にそのような事実が存在するのか。 

 記事本文を見ると、
「首相は党員・サポーター票で249ポイントと、小沢氏の51ポイントに約5倍の大差をつけた」とある。
 
 たしかに、ポイント数では、249対51だった。このポイント数の差は「大差」である。しかし、党員サポーター票の投票比率がこの数値だったのではない。
 
 党員・サポーターの投票数は、
小沢一郎氏  90,194票
菅直人氏  137,998票
だった。その比率は、
小沢一郎氏 40%
菅直人氏  60%
だった。
 
 日本経済新聞には、党員・サポーター票の実数に関する記述が存在しない。
 
 党員・サポーター票のポイント数に大差がついたのは事実である。しかし、
「党員票が圧倒的な勢いで菅氏に流れた」
事実は存在しない。40対60の投票比率を、「圧倒的な勢いで菅氏に流れた」とは絶対に表現しない。
 
 恐らく他紙も同様の報道を展開したのだろう。テレビがその先陣を切っていたから、状況は容易に想像がつく。
 
 しかし、宮本明彦氏という人物、日本経済新聞という報道機関は、この事実ひとつをもって、「信用できない人物、信用できない報道機関」のレッテルを貼られることになる。記者として、そして報道機関として完全に失格である。
 
 日本経済新聞は代表選結果を示すポイント比較表の脇に、ポイント制についての説明をつけている。どのような方式で計算がなされたのかを把握しているのである。
 
 新聞読者に知らせる必要のある情報は、選挙結果だけではない。新聞読者は代表選に投票した国会議員、地方議員、党員・サポーターの投票行動そのものを知る権利を有している。この新聞を読んだ読者は、党員・サポーター票の分布が、
小沢氏 51
菅氏 249
だったとしか考えない。
 
 ポイント数は上記数値だったが、得票比率は40対60であったとの事実を伝えなければ、誤導が生じる。
 
 日本経済新聞は見出しに「小沢氏を党員・サポーター票で圧倒」と記述している。
 
 つまり、日本経済新聞はすでに新聞ではなく機関紙になっている。今後は、機関紙に分類を変更しなければならない。
 
 今回の代表選は、代表選に入る前から一貫して、この種の偏向報道が持続した。「狂気の偏向報道」と表現して差し支えないと思う。ただし、過去と異なり、インターネット上に風穴が開いているために、真実を封印することが困難になりつつある。 

 2001年の自民党総裁選での小泉ブームの時代には、まだ風穴がずっと小さかった。したがって、真実を知りうる国民は圧倒的少数だった。
 
 しかし、いまやネットから真実の情報が発信されるため情報の統制は過去に比べて著しく困難になりつつある

さて、問題の不正選挙疑惑であるが、疑惑の核心は二つある。


 第一は、茨城県の筑波学園支店留で郵送された投票用紙が、東京港区のザ・プリンスパークタワー東京での開票作業会場に持ち込まれるまでに、どのようなプロセスに掛けられたのかである。

 第二は、9月14日未明から実施されたサポーター票の集計結果が午前9時ころから外部に漏えいし、多数の国会議員がこの情報をもとに菅陣営への寝返りを求められた疑いが存在することである。
 
 党員・サポーター票集計作業に強い疑惑が生じている最大の理由は、投票用紙にプライバシー・シールが使用されなかったことにある。プライバシー・シールを貼ったままの状態で衆人環視の開票所に投票用紙を搬入するなら、不正が入り込む余地は格段に低くなる。この措置を取るのに膨大な費用がかかるなら、措置を取らなかった根拠のひとつにはなる。しかし、措置を取ることへの障害は一切存在しなかったはずだ。
 
 民主党選挙管理委員会がこの点の検討をしなかったとは考えられない。つまり、選挙管理委員会は意図的に「プライバシー・シール」を使用しないことを決定したと考えるのが自然である。
 
 次の問題は、なぜ、筑波学園支店留めとしたのかとの疑問である。
 
 開票を行う会場に直接送るか、会場に最寄りの郵便局留めとし、届いた投票用紙をそのままの形で開票会場に搬入すれば、不正を行う余地は狭まるはずである。
 
 関係者が「投票用紙はいったん茨城県内の倉庫に保管します。外部委託したデータ集計業者が300の小選挙区ごとに仕分けした後、14日未明から投開票が行われる都内のホテルに運ぶのです」と語ったとの情報も存在する。
 
 もしこの情報が事実であるなら、この過程で不正行為を行うことは極めて容易である。保管を委託した業者、投票用紙を小選挙区ごとに仕分けした外部委託業者名を明らかにする必要がある。不正が行われたとすれば、このプロセスにおいてである可能性がもっとも高い。
 
 党員・サポーター登録者数、つまり代表選有権者数は342,493人であると伝えられている。これに対して投票総数は229,030票だった。投票率は66%にとどまった。
 
 党員・サポーターに登録した人の最大の政治参画の機会が代表選である。しかも、今回の代表選は内閣総理大臣を選出する選挙である。この重要な選挙の投票率が66%ということは、常識では理解できない。
 
 もともと党員・サポーター登録制度にさまざまな問題が存在するのかも知れない。
 
 投票用紙は現在も保管されているはずで、しかも、300の選挙区ごとに分類もされているから、郵送された投票用紙と党員・サポーター名簿をもとにサンプル調査、あるいは全数調査を実施するべきである。
 
 34万の登録者のなかの投票を行わなかったとされる11万人を対象に調査をすればよい。投票用紙郵送の有無、実際に投票を行ったかどうかについて調査を実施するべきだ。3万程度のサンプルにおいて、投票したのに投票用紙が届いていない事例がゼロであれば、投票用紙不正廃棄の疑いを取り除けると思われる。
 
 選挙管理委員会は自分から動かないだろうから、党員やサポーターが公開質問状を送るなり、法的措置を取るなりの対応を取る必要がある。
  
 仮に不正廃棄があったとすれば、選挙そのものを無効とするしかない。不正に投票を廃棄し、この情報をもとに国会議員票を誘導したのなら、国会議員票が誤導されたことになるからだ。
 
 また、党員・サポーター票の集計値の事前漏えい疑惑についても、徹底した真相解明が不可欠である。この情報をもとに、「勝ち馬に乗る」行動が誘導されたのなら、国会議員票は逆転した可能性が圧倒的に高くなる。
 
代表選不正集計機密漏洩疑惑については、まず、
ラ・ターシュに魅せられて」様掲載記事、
誠天調書」様掲載記事 ならびに
低気温のエクスタシーbyはなゆー」様掲載記事を参照されたく思う

★詳細はURLをクリックして下さい。
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【●】民主党代表選の党員・サポーター票結果での違和感から「選挙が安全である条件」で思うところを
Like a rolling bean (new) 出来事録■テーマ:時事 2010-09-16
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10649808909.html

今回の民主党代表選挙での党員・サポーター票の集計では、結果だけでなく、投票率の低さ、事前のデータ漏洩を示唆するとも思われるお話もあります。

わたしも大きな違和感を覚えた一人です。
そして、その違和感を説明するため「だけ」に書いたわけではないのですが、わたしのブログでも、以前電子投票の危険性を取り上げてきたこともあるので(民主党は最後賛成、それに当時与党の自民党が反対したという構図でしたね)、今回も電子投票あるいは、投票、あるいは選挙というものそのものの仕組みにどんな危険が内在するかを少し書いてみたいと思います。

毎回、選挙での不正の懸念を書くと、悔しさのあまり妄想めいたことを述べているように見えてしまうのは、進言を頂くことしばしばなのですが、ここに挙げたのは、「明らかに、選挙の安全性という観点で突っ込むところだろう」という部分に限定しているつもりです。(公選法がかからないのは理解していますし、1人区についてもそういった仕組みであることは承知しています)

前書きにいろいろ書いたものの、時間がないため、ツイートをこちらに転記することになります。

なお、以下の記事もご参照ください。

WIRED VISION
ソフトウェアだけでない、電子投票システムの問題点(上)
2003年10月14日
http://wiredvision.jp/archives/200310/2003101407.html

ソフトウェアだけでない、電子投票システムの問題点(下)
2003年10月15日
http://wiredvision.jp/archives/200310/2003101507.html

では、ここからです。

~~~

9/14
あくまて定性的な観点ですが、国会議員の票と党員・サポーター票の乖離が大きすぎる点。メディアに騙された点、小選挙区制と同じだという点はあるにせよ、国会議員すらここまで割れた(僅差)状態で、代表選選挙権のある方々が「世論調査」と同率と考えることには、推定として無理が大きいと思います。
posted at 23:58:03

9/15

(疑問続き)選挙権のある方々は、一定の割合で地方議員との関わりがあります。地方議員の得票率が40:60。だからといって党・サがその栗にならないのは(1人区と同じだから)当然としても、半数近くの地方議員が小沢支持を打ち出した影響がまったく現れていない。小選挙区としても偏り甚大。

posted at 00:05:38

(疑問続き)郵送はがきのプライバシーシールがないことからすれば、集計時に目を盗んでの恣意的作業は可能。ただ、それよりもっと恐ろしいのは午前3時の集計開始時にすでに一定の票が選別されていた可能性。もちろん、それがあったと主張するのではなく、物理的に可能と言っているだけです。

posted at 00:08:13

(疑問続き)これも可能性の域を出ませんが、はがきが自民党員にも送付されていたという指摘も事前にありました。たとえそこまでしなくとも、いろいろなタイプの水増しの可能なシステムではあります。党員・サポーターの参加は重要。ここにはコストをかけてでも適切な措置が欠かせないと思います。

posted at 00:12:24


東欧からのお客様に会った時、日本の状況を知らせたらすぐに理解していただきました。本当に危険です。独立にも危険を伴なう茨の道ですが、長期的に見る必要がありますね。RT @nitetimes : @rolling_bean 早く独立国にならないと、骨の髄までシャブられますね、こりゃ。
posted at 00:28:26


★政権与党国会議員の約半数が現職総理大臣を支持しませんでした。これから新菅政権が勝てば官軍とばかりに専横を繰り返すことは許されません。パワーエリートが率いる「元気な日本」とは、コイズミタケナカ時代の「頑張った人(結果としてお金を持っている人)が報われる」となんら変わりません。
posted at 09:17:27

9/16

こんばんは。こちらこそ情報感謝です。不透明すぎ~。危険を作業、監査、システムで区分するといいかも。RT @ringohatukoi : RT感謝です^^ 言うこと聞く会社ならチップを交換する曲芸まであるそうです。抜き取り差し替えの不正もあることを前提にして予防策を検討すべきですね!

posted at 00:10:01

電子投票について調べていた時の資料。何が起こりうるかご参照ください。→WIRED VISION「ソフトウェアだけでない、電子投票システムの問題点(上)」http://bit.ly/cXnmeL

posted at 00:12:14

これも先日紹介しましたが、Wikipedia 「電子投票」から「安全性」http://bit.ly/d6wREt 匿名性と誰にでも事後に検証できるというのは、電子投票に限らず、不正の恐れのある手順で行われる選挙に共通したものであり、陰謀や妄想とは無関係です。

posted at 00:15:30

同じくWikiより。電子投票の「安全でない方式の特徴」http://bit.ly/9aSA4d  項目を挙げます。「一人の権限者を絶対的に信頼」「結託耐性がない」「プログラムの仕様が漏洩」「中のデータを読む事ができない」

posted at 00:17:56

【改】4項目目訂正  同じくWikiより。電子投票の「安全でない方式の特徴」http://bit.ly/9aSA4d  項目を挙げます。「一人の権限者を絶対的に信頼」「結託耐性がない」「プログラムの仕様が漏洩」「中のデータを読む事のできない装置になっていない」

posted at 00:18:49

電子投票は新しいので緻密に安全性を検討している人もいますが、不正の手口は紙とも共通するのですよね。次でちょっとまとめようかなと思います。RT @ringohatukoi : こちらこそ。電子システムもお調べですね。今後の選挙対策用にも、不正予防を徹底すべき。結局、昔のほうがマシかも

posted at 00:38:26

私見ですが、安全な選挙の条件って、というのを次にまとめます。抜けてるところはあるかもしれませんが、ふつーに「秘匿性の高いお仕事をするときにはどうすべきか」から、また電子投票で問題点として挙げられている項目からの解釈も含めます。他にも過去の不正選挙から追加できるとは思います→次へ

posted at 00:42:47

★安全な選挙の条件(私見) ◆制度:投票の匿名性、管理下での開票作業 ◆流通:移動(収集輸送集約再送)・保管時の保全 ◆人の観点:開票作業者と複数権限者(結託性のない)の信頼性 ◆客観的再検証性 ◆システム:改変への堅牢性、仕様秘匿性 ◆データ:個々の投票および開票結果の改竄防止

posted at 00:44:14

(続き)・・・漢字だらけで真っ黒なツイートになってしまいました。電子投票でメモリを変更してしまう、というのは、システムの改変への堅牢性がないということ、またその結果としてのデータ(開票結果)に改竄が及んでいることになります。

posted at 00:46:20

(続き)票の事前抜き取りは、流通時の保全がなされていないこと、途中で結果を伝えちゃうのは、開票作業者や複数権限者が信頼に足らないことになると思います。

posted at 00:47:42

念のため、これは代表選挙の結果が腑に落ちない(実際)がために騒いでいるのではなく、日本で本当に選挙制度というものが機能しているのか(国連の監視が入るような脆弱な状態にないか)、自治体の選管が信頼に足りるのか、長期的に見て電子投票が導入される際どうなるのかも心配なので書いています。

posted at 00:51:18

念のためと書いたけれどさらに追記。「代表選挙の結果が腑に落ちない(実際)がために騒いでいるのではなく、」そのため★だけに★書いているのではないということです。今回のこともこういった観点で、(いくら公選法が適用されないからって)ひどいなー、と考えています。

posted at 00:54:58

プライバシーシールが貼られない郵送投票とは、「投票の匿名性」「移動(収集輸送集約再送)・保管時の保全」「個々の投票および開票結果の改竄防止」に関わります。開票作業者と複数権限者がモラルに欠けていた場合には何でもできてしまうという素地を作りますよね。

posted at 00:57:18

でもそろそろ来ていただく必要がありそうですね。公選法の適用範囲だと、杉並のあの用紙同時配布など酷いです。RT @Song_of_Earth : @rolling_bean 2004年の米国大統領選挙みたいに、他所の国から選挙監視団が来たら恥ずかしいですもんね。

posted at 01:01:02

どの企業でも仕様は開発側が把握、買収も含め様々な術が可能。「何でもできてしまう」と、あるSE談。RT @ringohatukoi : 素晴らしいですね。是非。ムサシは富士通と共同開発しテスト段階で不良を起こした過去が。今は操作自由かな? QT @rolling_bean 電子投票

posted at 01:15:03

★詳細はURLをクリックして下さい。

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【●】richardkoshimizu's blog
http://richardkoshimizu.at.webry.info/
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【●】リチャード・コシミズ 独立党動画ギャラリー
http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion2/video.html
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