ブログ見聞録○休憩室

焦るな、急ぐな、怠けるな。

知りすぎたのね ロスインディオス (カラオケ)

2011年08月09日 | Weblog


□同時生中継はありません。


知りすぎたのね ロスインディオス (カラオケ)
http://www.youtube.com/watch?v=690o55iLHEA


男女間の歌だが、日米関係とも、民主党の執行部と自公旧政権の関係とも読み替えれば極めて意味深な歌です。

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【●】株安連鎖がアジアに拡大、米量的緩和第3弾に注目 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 2011年08月09日(火)15時44分
http://t.co/fkMkSQq via @Newsweek_JAPAN

  8月9日、欧米株が急落した流れを引き継いだ東京株式市場では、朝方から全面安の展開となり、日経平均は約5カ月ぶりに9000円の大台を大きく割り込んだ。写真は香港で撮影した株価ボード(2011年 ロイター/Bobby Yip)


 [東京 9日 ロイター] 欧米株が急落した流れを引き継いだ9日の東京株式市場では、朝方から全面安の展開となり、日経平均は約5カ月ぶりに9000円の大台を大きく割り込んだ。

 世界景気懸念や欧州信用不安などを背景にしたリスク回避の動きが一段強まり、投資マネーは日米独の国債や金などの安全資産に向かった。株安連鎖阻止への財政政策に手詰まり感が見える中、今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、連邦準備理事会(FRB)による量的緩和第3弾(QE3)の可能性に注目が集まっている。  

 <VIX恐怖指数が急騰、株価急落>

 米株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は8日、48.00と前日(32.00)から急騰し、2009年3月以来の水準を付けた。米国株式市場は、恐怖指数の高まりとともにNYダウが前週末比634ドルの暴落となった。「VIX指数はこの水準を上抜けると次の節目は52.5付近」(国内金融機関)として、相場先行きに悲観的な声も漏れる。

 東京株式市場でも、全面安のなかホンダ<7267.T>やソニー<6758.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、コマツ<6301.T>、武田薬品工業<4502.T>など多くの主力銘柄が年初来安値を更新した。業績が大幅悪化した東京電力<9501.T>も早朝の報道でその見通しが報じられ、大きく下げた。ソウル株式市場の総合株価指数や香港株式市場のハンセン指数などアジア市場でも混乱が続き、手控えムードも強まった。「現物、先物ともに処分売りが止まらない。株価は下方にオーバーシュートした状態だが、海外要因での下落だけに下値が読みにくい」(準大手証券)という。

 <金先物が高値更新、長期金利は1%割れ>

 一方で NY金先物が1オンス1700ドルを突破して最高値更新。リスクを取る市場参加者が極端に減少する中で「リスク資産を打った資金が国債や金といった安全資産に流れ込んでいる」(国内証券)として、一斉にリスクポジションを解消する動きが鮮明になっている。円債市場では、10年最長期国債利回り(長期金利)が一時、0.975%と昨年11月以来の最低水準を付けた。

 為替市場では円が幅広く買われ、ドル/円は77円後半から下落して4日介入後の安値を更新。安全通貨とされる円やスイスフランに資金が逃げ込んでおり、クロス円中心に円が上昇した。豪ドル/円は一時76円半ばまで売り込まれ、きょうの高値からは3円近い下げを演じた。中国の7月CPI上昇率がロイター予測を上回り、中国利上げが意識されたことも豪ドルを圧迫した。ドル/円の下落ピッチはクロス円に比べれば緩やかだが、着実に円高が進行しており「(介入などの対応を)何もしなければ、76円台に突っ込む」(国内銀行)との見方が広がっている。

 <米格下げで財政政策に手詰まり、QE3に期待する声も>

 こうした連日の金融市場混乱を受けて、9日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策対応に期待する声が出ている。米国格下げで財政不安を抱える政府に対する市場の評価が一段と厳しくなる中、「投機筋は景気浮揚策として財政政策に手詰まりであるのを見越して株に売り浴びせている。FRBがQE3などの何らかの政策対応をしなければ市場が持たないだろう」(国内証券)という。奇しくも、バーナンキ前FRB議長がジャクソンホールでQE2に可能性に言及して1年が経過しようとしており「まるでQE2をきっかけに株式相場が持ち直した昨年の類似相場の様相」(先出の国内金融機関)との声もある。

 三田証券株式営業部長の倉持宏朗氏は「ソブリン債務問題がフランスの格下げ懸念にまで波及し、世界的な株安の連鎖が止まらない」としながらも「オプション権利行使価格の8750円近辺では買い戻しも入っている。今後の日米欧当局のコメント次第では(株価は)リバウンドに向かう可能性もある」とみている。

 (ロイターニュース マーケット・チーム 星裕康 編集 北松克朗)

★詳細はURLをクリックして下さい.

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【●】自国の支配層によって三たびも“核の人体実験”に投げ込まれた日本国民:NHK「原爆投下 活かされなかった情報」
★阿修羅♪ >投稿者 あっしら 日時 2011 年 8 月 09 日
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/396.html



まずは、番組に登場し鮮烈な印象を受けた88歳の旧日本陸軍航空隊搭乗員本田 稔さんの話を取り上げたい。

本田さんは、かねてより、大村飛行隊の「紫電改」搭乗員だったことから長崎への原爆投下を防ぎ切れなかったことで、強い自責と自戒の念を持ち続けてきたという。

本田さんは、昭和20年8月6日に兵庫県から長崎に向け飛行しているとき、広島への原爆投下に遭遇したという希有な体験を次のように語っている。

「原爆炸裂のきのこ雲を目撃し、機体が一気に吹き飛ばされしばらく操縦不能になって500mほど降下した。ようやく体勢を立て直したら、今見たばかりの広島の街がなくなっていた。頭がおかしくなった。現実かどうか見当がつかなかった」


本田さんは、高度1万mまで上昇できる「紫電改なら、難しいことは難しいけれどB29を撃墜したり追い払うこともできる」、「出撃命令さえ出していれば、絶対、長崎は爆撃されていない。僕は確信しています。それだけは」と語ったあと、参謀本部が5時間前には(長崎への)原爆投下の情報を掴んでいたことをNHKの担当者から聞くと、

「なんで命令を出さないんや。(しばらく沈黙)これが日本の姿なんですかね~。こんなこと、また起きるんじゃないですか?こんなこと許しとったら・・・」


1945年夏に“核”をめぐって「活かされなかった情報」は、2011年春に起きた福島第一の原発事故で、SPEEDIをはじめとする放射性物質の漏出・拡散に関する情報が秘匿され、その情報を知ったうえで住民に対応しているはずの政府や自治体が、被曝を減らすような避難誘導や広域住民の被曝を少なくする防護策に活かすことさえしなかった現在の現実に直結する。

日本国民は、この66年間に三たび、自分たちの支配層から“核の人体実験”に投げ込まれるという想像を絶する酷い仕打ちを受けたのである。

本田 稔さんへのNHKの取材がいつ行われたかわからないが、3.11以前の取材であれば、それこそ“地獄への予言”ということになり、身震いを起こすほど怖い話である。


■ 自己の原爆観への衝撃と参謀本部が不作為で通したワケ

私がこれまで抱いてきた原爆投下に関する思いは、「日本の戦争指導者は、中立国に在留している外交官(含む武官)や金融家もいたのだから、米国の原爆開発情報はそれなりに知っていたはず。しかし、高高度で飛来する長距離重爆撃機B29に対しては、高射砲も届かず、1万mまでの上昇能力を有する戦闘機は払底していたから迎撃もできず、情報戦においてもめくらに近い情況だったため、広島と長崎で20万人を超える犠牲者を出すハメになった。米国は、非欧州系の日本人を標的に原爆の威力を実証することで戦後世界で優位に立てると踏み、勝利(日本降伏)にとってことさら必要とは思われない原爆投下を敢行した」というものだった。

2001年の「9.11同時多発テロ」は世界に多大な影響を与えるとてつもない“陰謀”だったが、究極は米国民が追及しなければならない問題である。
「真珠湾奇襲攻撃」をめぐる“陰謀”も、日本国民が追求すべきテーマを含むが、見逃し陰謀は米国連邦政府の不作為のことだから、3千人近い犠牲者を政府に強いられた米国民が追究すべき課題である。

私に対する「陰謀論者」批判もあるなかで、このように“陰謀”を書いたのは、陰謀論好きでそれなりに妄想をめぐらせる自分であることを予め知ってもらうと同時に、原爆投下に関しては、この番組を見たことで、陰謀論も排除しないで考えてきた自分の想像力があまりに貧困であったことを思い知らされたことを伝えたいからである。

広島原爆投下の少し前のB29による“偵察飛行”は有名で、そのため空襲警報も出されていたが、“偵察飛行”のB29が飛び去ったことで、原爆が投下されるちょっと前の8時頃に空襲警報が解除されたという経緯も、日本軍の情報収集力の欠如に由来すると考えてきた。

ところが、50年近く持ち続けてきたこれらの観念が、NHKのたった一つの番組でみごとに吹っ飛んでしまった。

数に還元できる話ではないが、それ以降の戦争行為で十万を超える殺戮があるとしても、それ自体では2千7百人ほどの犠牲であった「9.11」を凌駕する「陰謀論」が成立してしまう内容が放送されたのである。

NHKは「活かされなかった情報」という気を遣った表現をしているが、番組を見なくとも、紹介した本田さんの言葉でわかるように、「広島や長崎の住民を無防備のまま、まもなく炸裂するはずの原爆のもとに放置した“人体実験”」といえる暴挙なのである。

えぐい言い方をすると、不作為で住民を原爆にさらすと判断した参謀本部上層部は、“人体実験”のために「情報を活かした」のである。

“人体実験”と先走って書いたが、番組を見ながら、そして、見終わったあとも、参謀本部は、「なんのために、国民の被害を少しでも軽減する策をとらなかったのか?」をあれこれ考えた。

なけなしであるはずの紫電改など高性能戦闘機を迎撃に発進させなかったことは、“その後の戦局”を考えてのことという言い訳を受け容れ、涙ながらに許容しよう。

しかし、住民が防空壕やコンクリート建造物の地下などに待避できる空襲警報は、発令する手間だけで“物質的負担や継戦阻害はゼロ”である。
実際に、広島でも午前8時頃まで警報は出ていたし、日本の主要都市が次々と襲われた無差別都市爆撃でも空襲警報は出されている。

このことから、管区司令部に連絡して空襲警報を発令させることさえしなかった参謀本部の対応は、一切の言い訳を許さないまったくもって理不尽な国家犯罪だと断ずる。

守るべき国民、愛すべき同胞を見殺しにするような策をなぜ採ったのか?という問いには、私の想像力からはあまり多くの答えは出てこない。

A.残虐非道な新型爆弾でとてつもない数の同胞を殺戮した米国への憎悪と復讐心を継戦のバネにする。

B.戦争を継続する物質的条件はないが降伏に踏み出すきっかけがないから、原子爆弾の惨禍を支配層が直視することで降伏へ向かうよう被害が大きくなるようにした。

C.日本も原爆の開発に励んだ経験があり、今後の世界で重要な軍事技術になるはずの原子爆弾の威力をこの目で確認したい

D.Cと同じ話だが、自分たちのためではなく、戦後処理を考慮して米国のために威力を目一杯実証できるようにした。731部隊の石井中将などと同じ発想。

この四つ、実質は三つである。

広島や長崎の住民の安全を考慮した対応をするほど参謀本部はヒマではなかったという話はあり得ないと考えリストアップしなかった。
また、原発事故で政府が言い訳に使った「パニック回避」説も、日々空襲に見舞われていた当時の日本の現実を考えると無効である。


Aは、広島原爆投下後、陸軍が、投下された爆弾が原爆であることを他の権力者に認めず、被害も小さく見せる策動をしていることから却下する。

Bは、陸軍は本土決戦に最後の望みを託しており、番組でも紹介されているが、原爆はとてつもない惨禍をもたらすものだが、投下可能な数はしれていると強気を崩していないのでやはり却下である。


残るはCとDだが、Bを却下したロジックから米国への貢納説であるDは消え、Cの“自分たちが原爆の威力を知りたかった”という動機に落ち着かざるをえない。


番組では、昭和18年春、東条英機陸相(首相)が、兵器開発担当者に米国の原爆開発動向を説明しつつ原爆の保有が戦争の行方を決するという考え方を披瀝し、「原子爆弾の開発を航空本部が中心になって促進を図れ」と号令し、理化学研究所の仁科グループが原爆の開発に動き始めたことが紹介されている。

日本の原爆開発は天皇の意思で中止になったという説もあるが、この番組では、昭和20年6月に資材の枯渇から開発中止になった経緯を史料の文章で示している。
開発断念は、表向き、放射性ウランの分離はできない、そして米国もできないはずだというものだった。

(遠心分離器で原爆がつくれるだけのウラン235を抽出しようとしたら安定的継続的に使える膨大な電力が必要だから、他の多くの産業活動を停めない限り当時の日本ではムリだっただろう)

先日の書き込みで「東電OL殺人事件」の著者である佐野 眞一氏の「3・11が我々に示したものを、すぐに、また閉じようとするような精神の劣悪な劣化は“精神の瓦礫”である。国民にはいいひとがいるが、それを支配する層というか、政官業というか、政治家・官僚・経済人の振る舞いが変わらないことに怒りを感じる」という言葉を紹介したが、参謀本部や現在の政府機構と本田 稔さんを比較すると、佐野氏の思いがさらに痛いほどわかる。

私はかつてこの阿修羅で「敗戦責任論」を主張したが、NHKが放送したこの番組の内容が広く認知されても政治的騒動にならないまま過ぎていくのなら、日本にいい未来はないだろうと心底から思う。

今日の衆議院予算委員会で防衛・外交に関する集中審議が行われていたようだが、「日米同盟」の深化や理解を求めるより、この問題をどう考えどう総括するのかのほうが国防の本義にとってより重要な話だと思う。


■ 番組内容でみる原爆投下に「活かされなかった情報」の経緯

この投稿のため、録画を見ながら書き起こしをしているので、コピペなどに利用できる便もあると思われるので経緯をまとめる。NHKの番組に一部情報を付加している。
基本的にビデオの内容を文字にしたものなので、ビデオを見た(見る)方はことさら読まれる必要はないと思う。


昭和19年7月のサイパン陥落(テニアンは8月陥落)後、日本のほぼ全土が長距離爆撃機B29の出撃範囲に入った。(サイパン陥落が東条退陣の契機となる)

昭和20年3月15日の東京大空襲から日本各地で無差別爆撃が繰り返されるようになった。
この事態に対処するため、参謀本部2部(情報)は杉並区内にあった古い洋館の老人ホームに「陸軍特種情報部」を置き無線傍受を中心とした対米諜報任務を強化した。

B29のモールス信号を傍受するのが任務で、暗号部分はわからないままだったが、徐々にグアム、サイパン、テニアンを基地にしているB29飛行部隊の概要を知るようになる。
それは、平文で出されるコールサインの分析によるもので、どの島から何機出撃したのか、日本での行き先はどこなのかも推測できるようになった。

[コールサイン分類]
● V400番台:サイパン
● V500番台:グアム
● V700番台:テニアン

6月になると、テニアンを発信元として、これまで聞いたことがないV600番台のコールサインを傍受するようになった。

参謀本部2部で対米諜報活動の責任者で「特種情報部」も統括していた堀 栄三少佐は、16年前に死ぬまで原爆投下を防げなかったことを悔やんでいたという。
そして、死ぬ2、3年前に、肉声でことのいきさつをテープに吹き込んでいた。

「600番台のコールサインを持つ正体不明の部隊は、番号を丹念に拾っていくと12~13機ほどしかいない。他の戦隊は100機以上あったのに、これはおかしい小さすぎると思った。それが契機となり、その小さな部隊を「特殊任務機」と命名し、動向を探るため通信部隊を増強した」


7月16日:米国がニューメキシコ州でプルトニウム型原爆の実験に成功し、その情報は断片的に参謀本部に入っていたが原爆だと認めるものは誰もいなかったという。

(陸軍は、6月の原爆開発断念の根拠から米国が開発できたことを認めるわけにはいかない。テニアンには、広島に投下されるウラン型原爆リトルボーイが7月初旬に運び込まれている。7月16日のプルトニウム型原爆の実験が行われる前にすでに原爆は存在していたのである。これはドイツが製造した原爆が運び込まれたものと推定している。)


8月6日午前3時:陸軍特種情報部がV600番台のコールサインを傍受。「特殊任務機」が日本に向かっていることを確認。


堀少佐談:「8月6日V600番台のコールサインが短い電波を出した。その電波はワシントン向けだった。それでもこちらはまだわからない。どういう電波やら中身は全然わからない。硫黄島の米軍基地に無線電話で「我ら目標に進行中」と話している」


8月6日未明から広島周囲の西宮・今治・宇部がB29に空襲された。

(米国は、原爆の威力をできるだけきちんと知りたいと考え、原爆の標的と考えていた都市を爆撃しないようにしてきた。標的とした都市は、広島・小倉・長崎である)


8月6日午前7時過ぎ:1機のB29が気象偵察のため進入。

堀少佐談:「午前7時20分ごろ、豊後水道から広島に入ってきた飛行機がある。B29です。豊後水道から来た飛行機が電波を出したら、それはだいたい気象偵察だった」

(公開されている米軍の原爆投下作戦命令書にも、まず気象偵察、V675のコールサインを出してエノラゲイに指示すると書かれている)

堀少佐談:「これが広島の上空を通って、また短い電波を出した。これがやっぱり600番台。これはただごとじゃない。これは特殊任務機が近づいてきたとわかったわけですね」

しかし、この情報が、参謀本部から広島の司令部に伝えられることはなかった。
広島の司令部は、「特殊任務機」が飛来している真っ只中に警戒態勢を解除した。
(未明からの連続空襲で疲労もしていたという)


午前8時頃:広島の空襲警報解除。


陸軍特種情報部の少尉だった長谷川良治さん(88)は、B29の情報を集める担当だったが、広島原爆投下のあと、自分たちが上げた情報が活かされなかったことで悔しがる上官の姿を見ていた。
長谷川さんは、「上官は、自分の意見を聞いてもらえなかった、残念だという顔がありありと見えていました。これだけ日本が攻められているのに、判断が鈍いということかわからないけど、参謀本部の他の方々には通じなかった」と、上官の様子を語った。


8月7日:陸軍は広島壊滅の報を受けても、それが原子爆弾だとは他の組織には認めようとしなかった。東郷外相が事実確認を迫ったが、陸軍は、米国は原子爆弾とか言っているけれど、非常に力の強い普通の爆弾と思われると説明したという。
ところが、参謀本部は内部では原子爆弾だと認めていた。


8月8日:杉並の陸軍特種情報部の中庭で、参謀本部による表彰式が行われ、原爆機のコールサインを突き止めた功績が認められた。参謀本部の人間は、V600番台のコールサインを出したB29は原子爆弾を積んでいたとし、「これがもっとも恐ろしい原子爆弾を積んでいる飛行機だ」と説明したという。


8月9日未明:再びV600番台(675)のコールサインを傍受。

それを傍受していた特種情報部の中尉だった太田新生さん(90)が語る。「広島に原爆を落としたB29が使っていた特別な電波と同じ電波を使って、テニアンの飛行場から、通信内容はわからないけど電波が出されたとき、普通ではないと感じて非常な不安を感じた。同じものが、近く、どこだかわからないけれど、数時間後に日本国内のどこかに落とされる危険大・・・」


8月9日午前9時:長崎に原爆を投下するボックスカーが九州に接近。豊後水道から小倉に向かったが視界が悪かったため、島原半島を横断して長崎に向かった。


このような情報が陸軍中枢にも伝わっていた事実が防衛省防衛研究所戦史部で見つかったという。
当時の参謀総長梅津 美治郎に情報を伝える側近だった井上 忠男中佐の「備忘録」に、「特殊爆弾 V675 通信上、事前に察知 長崎爆撃5時間前」という走り書きがあった。

※ 梅津氏は極東軍事裁判で終身刑を受け獄中死。1978年に靖国神社に合祀。


8月9日:ソ連参戦もわかったこの日、朝から「最高戦争指導者会議」が宮中で開かれ、ポツダム宣言受諾の可否をめぐって議論が行われていた。


6月9日午前11時2分:空襲警報も発令されないままの長崎に原爆投下

特種情報部の中尉だった太田さんは、その事実に、「なぜ、活かされなかったのか納得できないよ。惜しいったらありゃしない。分かっていたんだから、何か努力してくれていたら、だめだったとあきらめられるかもしれないけど、(情報)を全然使った形跡がないからよけい悔しいです」と憤慨していた。

広島の原爆投下に関して貴重な証言を残していた参謀本部2部の堀少佐は、長崎原爆投下に関しては寡黙を通し、手帳に次のようなメモを残しているだけだという。

「コールサインを8月9日も同様にキャッチしたが処置なし。あとの祭りとなる」


※ 広島原爆投下に関する証言者の話

広島で爆心地からわずか700mで原爆を体験しながら無事だった岡ヨシエさんは、学徒動員で広島城に置かれていた中国地方軍司令部で手伝いをしていて、コンクリートで遮蔽された壕のなかにいたことで助かったという。

岡さんは、「あのとき、空襲警報さえ出ていればと、今も悔やんでいる。警報が早めに出ていて地下壕や防空壕に入っていたら、あれほどたくさんの人が死なずにすんだではなかったのか、たくさんの人が助かったのではと思った」と語った。

自分が地下壕にいたとき、同級生60名は、近くの広場での朝礼に出ていて全員死亡したという。

岡さんは、「同級生の看病をしていたとき、母親があまりのむごさに、ほんとに変わり果てた我が娘を抱いて泣かれたんですけど、そのとき、「お母さん泣かないで、私はお国のお役に立って死んでいくのですから」と言いながら焼けただれた顔で、それでも、安らかな顔で死んでいった」と語った。


Gataroさんが、「原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報」(http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/843.html)に、番組内容をアップされているので、放送をご覧になっていないかたは是非ともご覧いただきたい。


※ 最後に

NHKはこの土曜と日曜(6・7日)に実に見応えのあるドキュメンタリーや科学情報の番組を連発で放送した。
ドキュメンタリーWAVE「内部被曝に迫る」、フランステレビジョンとの国際共同制作「ヒロシマの黒い太陽」、コズミックフロント「迫りくる太陽の異変」そして、今回取り上げた「原爆投下 活かされなかった情報」のどれもたいへん内容が濃い番組だった。

それらの番組も、遭遇する機会があったら是非ともご覧いただきたい。
「内部被曝に迫る」については、簡単な関連投稿をするつもりです。

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コメント
01. 2011年8月09日 03:20:50: j8DlsR41DQ
広島に朝8時に落とすように米軍に日本側が要請したという某作家の話を読んだことがあるが、。政府に反目する第二総軍を皆殺しに殺す為に。まあトンでもないので信じてはないが。
日本人もたちが悪いのがいる。上にね。だから此れだけ成功した。それとも上は日本人ではないのが多いのだろうか。わからんね。調べられんよね。


広島で政府が人体実験をするためにに空襲警報をださずに朝の朝礼時に原発を投下させたのが、福島で避難させずに4000万人を被曝させたのと同じだというのは納得できるものがありますが。

ただ在日反日の噂がネットで言われてるnhkが放映したのは陰謀でしょう。放送は100パーセント何かに偏るもの。公平なマスコミは存在しない。で日本廃止、天皇制廃止のために、世界統一のために在日を使い世界政府がこの数年、反日反政府日本廃止キャンペーンを継続してきた。

ciaが主導してる、配下の読売裏部門とか某○協会などによる明治天皇替え玉説の大キャンペーンであり『これは根拠がない謀略』、某作家などに書かせている可能性がある日本軍金塊説や原爆説だと想像します。『信じてはないが』一連の暴露というか捏造というのか不明ですが、根拠が薄い伝聞に近いものが次々とでてきてるのは裏がある作為と感じとれます。阿修羅さんの、この時期になんで連続してでて、利益があるのは日本滅亡させて喜ぶ世界政府。

100年前から日本上層部は世界政府の走狗。多分外国人だからか。これも確証はないが。

ウイキリークス暴露で世界中の政府と国家を廃止させようとしてる。

やつらがよく使うショックドクトリンです。福島の不作為も同じ。世界政府の命令とうりしている。もともと缶は赤で世界政府の走狗との噂がありますす。これだけ政府が国民を被曝させて殺せば政府廃止、日本国廃止もすんなり決まる。

問題を起こし、反応をみて、都合がいい対策を導入する。

福島で4000万人を缶が不作為で被曝させて、放射能恐怖キャンペーンを在日が大々的に行ない、ころあいをみて政府廃止して日本解体の解決手段を提示する。恐怖にかられている国民はどんな変な都合が悪いことでも了承するものです。で、天皇制廃止と日本廃止が完成。

これは永いアジェンダで日本上層部の多くが了承してるものと思われる。某泉さんとか某整形塾とか。日本上層部はすでに日本人の意識はないのでしょう。在日も多いし。三島はそれを日本が無くなることを知らされて絶望して自殺した。

多分2012年から動きがあるだろう。もっと人が減らされたら現実化する。世界の一地方の田舎になった元日本は人口減少と生活水準の低下で苦しむ可能性。





02. 2011年8月09日 03:51:07: rZFD7jqM6Y
阿修羅のコメント欄は以前のように失くしたほうがいいと思います。
折角の、この投稿に上記1コメントですから・・・

03. 2011年8月09日 07:47:25: XfiPTgjBwQ
番組を見た感想。
1、日本軍の参謀本部上層部にも多数のアメリカのスパイが存在していただろうと推測される。

2、日本の官僚制特有で誰も責任をとりたくないために「間違いだった」事を知りながらそのまま突き進んだ。

3、2にも共通するが日本人村の多くに存在する「真実を見たくない精神」がいかんなく発揮された結果、原爆投下情報が無視された。
真実を知ってしまうと誤りを認めないといけなくなるので責任をとりたくいない上層部があえて隠蔽した結果が広島、長崎の原爆投下だった。


少なくとも広島の体験情報を経験した日本軍が長崎上空に向かったB29爆撃機に対して何らの対策を施さなかった事実だけでも日本の正体を晒しているように思えてならない。
今日は、奇しくも長崎原爆投下からちょうど66年目を迎える日だ。
我々に真実を伝えてくれたNHKに感謝を申し上げる。



04. 恵也 2011年8月09日 09:47:34: cdRlA.6W79UEw : 4FYaIfW8QE
>> “自分たちが原爆の威力を知りたかった”という動機に落ち着かざるをえない。
これは参謀本部にはない。
官僚の得意とするのは、経験の多い対応だけで初めてのことには止まってしまう。

真珠湾攻撃の情報をアメリカはつかんでたが対応できなかったとか、SPEEDI
情報を活用できなかったとかと同じで、情報の糞詰まりに過ぎん。
どこかのバカのところで糞詰まりになったんだろう。

NHKでは広島原爆の後で、情報を集めて解析した人を表彰してたけどそれより
大切なのは次の情報で即座に対応できるように、すぐに実地演習を行う事だった。
演習のない実行は官僚集団にとっては苦手で、思考停止になり止まってしまう。


05. 恵也 2011年8月09日 10:43:45: cdRlA.6W79UEw : 274vaj2ByU
>>03 責任をとりたくいない上層部があえて隠蔽
上層部で情報が止まったのは確かだが止まった原因は、伝える内容を言葉に
直して話す人間の伝達力と、聞く人間の理解力の問題。

100%確実な予測情報なんてないのは当たり前だが、100%確実と思わな
いと動けない理解力が不足した四角四面な官僚が多い。

大学で温室栽培された資格を持ったキャリアエリート官僚が出世するからだろう。
こいつらは世間知らずで理解力はないくせに、出世欲だけは人一倍。
キャリアになるのは大学出の世間知らずを、国家として採用すべきじゃない。

また隠蔽するのは、伝達力か理解力かの問題になり官僚同士で庇いあうため。
たとえ責任追及しても後の祭りで、追求した人間が官僚仲間に憎まれてしまうだけ。


06. 2011年8月09日 13:48:02: i7CGvypOTw
> 「出撃命令さえ出していれば、絶対、長崎は爆撃されていない。僕は確信しています。それだけは」と語ったあと、参謀本部が5時間前には(長崎への)原爆投下の情報を掴んでいたことをNHKの担当者から聞くと、
> 「なんで命令を出さないんや。(しばらく沈黙)これが日本の姿なんですかね~。こんなこと、また起きるんじゃないですか?こんなこと許しとったら・・・」
この番組は見たが、またしてもNHKの陰謀番組。
その理由は以下の通り。

> それは、平文で出されるコールサインの分析によるもので、どの島から何機出撃したのか、日本での行き先はどこなのかも推測できるようになった。

日本は、コールサイン V700番台がテニアンを基地とする飛行機であることは分かった。
しかし、コールサインは暗号文の先頭に付ける呼出符号であり、暗号文がV700で始まれば、その暗号文がV700番台の爆撃機宛であることを示しているだけ。
しかし、その爆撃機が日本の何処へ飛んでいるのかはコールサインが分かっただけでは、全く不明である。

それ故、「日本での行き先はどこなのかも推測できるようになった」はNHK創作の大嘘。
本当にコールサインが分かっただけ出撃先が分かればこれほど楽な仕事はないが、そのような大嘘を発明するNHKの番組制作者は素人の集まりなのか、それとも陰謀論者の集まりなのか?

V700番台の爆撃機が日本へ向かって飛行したことは分かっても、何処を目指して飛んでいるかは日本には分からないので、当然、何処の戦闘機隊に出撃させればよいのかは分からない。
それなのに、NHKは、「参謀本部が5時間前には(長崎への)原爆投下の情報を掴んでいた」と旧日本陸軍航空隊搭乗員本田 稔さんに嘘を言い、
「なんで命令を出さないんや。(しばらく沈黙)これが日本の姿なんですかね~。こんなこと、また起きるんじゃないですか?こんなこと許しとったら・・・」
と言う怒りの声を引き出すことに成功した。

> 数に還元できる話ではないが、それ以降の戦争行為で十万を超える殺戮があるとしても、それ自体では2千7百人ほどの犠牲であった「9.11」を凌駕する「陰謀論」が成立してしまう内容が放送されたのである。

まさに、この度のNHK「原爆投下 活かされなかった情報」番組が陰謀そのもの。

> このことから、管区司令部に連絡して空襲警報を発令させることさえしなかった参謀本部の対応は、一切の言い訳を許さないまったくもって理不尽な国家犯罪だと断ずる。

完全にNHKの陰謀に嵌ってしまっている。
NHKの陰謀番組制作者は大喜びだろう。

> 米国は、非欧州系の日本人を標的に原爆の威力を実証することで戦後世界で優位に立てると踏み、勝利(日本降伏)にとってことさら必要とは思われない原爆投下を敢行した」というものだった。

NHKの陰謀番組よりもこの説が正しい。
アメリカは原爆を完成しそれを日本へ投下するまで、日本を降伏させない政策を取った。
殆どの日本人は、この事実を知らない。
下の本はそのことを克明に書いている。
広島・長崎の原爆投下に関心を持つ日本人には必読の本である。
アメリカがどのような国であるかが良く分かる。

原爆を投下するまで日本を降伏させるな 鳥居民著
http://amzn.to/nUEP3j

07. エテ公 2011年8月09日 14:03:29: .XQ.mNI0RTQBI : H4U7nWpIzk

i7CGvypOTwさん
>しかし、その爆撃機が日本の何処へ飛んでいるのかはコールサインが分かっただ>けでは、全く不明である。

しかし本文中にはこうあります。

堀少佐談:「午前7時20分ごろ、豊後水道から広島に入ってきた飛行機がある。B29です。豊後水道から来た飛行機が電波を出したら、それはだいたい気象偵察だった」

堀少佐談:「これが広島の上空を通って、また短い電波を出した。これがやっぱり600番台。これはただごとじゃない。これは特殊任務機が近づいてきたとわかったわけですね」

このため広島上空に「特殊任務機」が近づくことは十分推測できたのではないでしょうか?

>「なんで命令を出さないんや。(しばらく沈黙)これが日本の姿なんですかね。>こんなこと、また起きるんじゃないですか?こんなこと許しとったら・・・」
>と言う怒りの声を引き出すことに成功した。

この作為性は私も感じました。まあドキュメンタリーも作り物ですから(笑)



08. 2011年8月09日 15:54:10: i7CGvypOTw
>>07
> 堀少佐談:「これが広島の上空を通って、また短い電波を出した。これがやっぱり600番台。これはただごとじゃない。これは特殊任務機が近づいてきたとわかったわけですね」
> このため広島上空に「特殊任務機」が近づくことは十分推測できたのではないでしょうか?

「午前7時20分ごろ、豊後水道から広島に入ってきた飛行機」が広島の上空を通って、また短い電波を出した。
エノラゲイの原爆投下は8時15分17秒。
日本は広島市への警戒警報の発令さえ間に合わなかった。

本文
> 参謀本部の人間は、V600番台のコールサインを出したB29は原子爆弾を積んでいたとし、「これがもっとも恐ろしい原子爆弾を積んでいる飛行機だ」と説明したという。

この文章「V600番台のコールサインを出したB29は原子爆弾を積んでいた」の意味は不明である。

「原子爆弾を積んでいたB29のコールサインはV600番台だ」を意味するとしよう。
この「原子爆弾を積んでいたB29」がV600番台のコールサインを付けた暗号電報を出すはずはない。自分宛の暗号電報など出す必要はないから。

気象偵察機がV600番台のコールサインを持ったB29宛の暗号電報を送れば、その気象偵察機が飛行する近辺が爆撃目標の可能性はある。

しかし、「参謀本部が5時間前には(長崎への)原爆投下の情報を掴んでいたことをNHKの担当者から聞くと」の情報は、気象偵察機から原爆投下機宛の電報ではない。
単に、V600番台宛のコールサイン(又はV700番台宛)のコールサインの電報を傍受してもその爆撃機が何処へ向かうのかは分からない。

上の投稿文には次のように書かれている。

それは、平文で出されるコールサインの分析によるもので、どの島から何機出撃したのか、日本での行き先はどこなのかも推測できるようになった。
[コールサイン分類]
● V400番台:サイパン
● V500番台:グアム
● V700番台:テニアン

「平文で出されるコールサイン」は当然のこと。
呼び出し符号が暗号だと、世界中を飛び回っている何万の暗号電文を全て解読しないと、自分宛の暗号電報が見つからないし、そんな手間暇があるわけがない。

「平文で出されるコールサインの分析によるもので、・・日本での行き先はどこなのかも推測できるようになった」
が事実ならば、日本の暗号電文傍受者は暗号も解読せずに、「平文で出されるコールサイン」だけで「日本での行き先はどこなのか」等の暗号電文の中身が分かる超能力を持って居たことになる。

世界中にそのような超能力者は居るはずはないが、そのような大嘘を考え出したNHKは嘘吐きの超能力者が居るのは間違いない。
しかし、強制的に視聴料を取られている国民に大嘘番組を見せるのは犯罪である。
番組製作責任者を処罰すべきである。


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