
コスモ様のお顔の整形手術がほぼ終わりました↑。かなり雰囲気出てきたと思うんですが、いかがでしょうか。
コスモのグリルは「バリカンコスモ」という愛称の由来になった、このクルマの象徴的なディティールです。ここがそれらしく出来てないと、ほかをいくら頑張っても無駄、というくらい大事なところですよね。
ちなみに実車は後期型では格子型グリルと変形ライトで顔つきが激変しちゃいました。コスモ命!な少年だった私は、初恋の美しいお姉さんがいきなり瓶底メガネババアになっちゃって、ショックで寝込みました。
まあ今見ると、後期型もアレはアレで味があるといいますか、姥桜でもまだまだイケる、という風情ではあります。自分が歳とると許容年齢が上がってくるってこともあるか(笑)。
さてさて。童友社/ヤマダのこのシリーズ、ボディの出来はアレなかわりに細部のモールドは案外良かったりするんですが、このキットに関しては真逆でして、ボディが比較的マトモなのに細部がアレなのね。グリル、こんなシロモノです。

脱力…。
これひとつでモデラーのモチベーションを粉々に粉砕しかねない強烈さです。実車では33本ある縦バーが、19本しかありません。1本おきに間引いてワイルドな雰囲気にカスタムしてみました、みたいな。しかも彫りが浅く、ゼッテー空気通さねーぜ!と意固地になっております。
そのくせ、マツダのロゴバッジは非常に繊細なモールドで文字がちゃんと入っていたりして。やる気あるのかないのか判らん。
そこで↓プラバンでそっくり自作してみましたよ。

まずは外側の枠の部分を1.2mmのプラバンをコの字型に接着。真ん中の折れ目は、表側からデザインナイフで切り込んでおいてパキッと曲げ、切り込みに瞬着を流して固めちゃいました。
縦バーは全部0.5mmのプラバン細切り。こういうのを一定間隔でズラーッと並べるのってとても難しいんですよ。間隔がバラバラだと、スッゴくカッチョ悪い。そこで、縦バーの間に小さなコマを挟んで、間隔を一定になるようにして接着しました。
真っ正面から見ると、そのコマが見えちゃうんですが、メッキ塗装後にスミ入れすれば判らなくなるであろう、と。長年やってるとそういう予想は付け易くなるもんです。
縦バーの本数はプラバンの厚みに左右されちゃうんで、実はちょっと足りないんですけど数えないで下さい。0.45mmのプラバンなんてモノがあれば良かったんですがね。まあ無い物ねだりをしてもしょうがない。そこそこ雰囲気は出てると思うので、これで良しとしましょう。
次にバンパー。キットのパーツはこんな感じ。ヤマダの設計者は「カドR」というものを知らなかったようですな。

でも、寸法的にはそれほどおかしくはないので、ベースとしては充分です。メッキを剥がして全てのカドを400番のペーパーでゴキゴキ削って丸くしてみました。

おお、結構らしくなったぞ。スモールランプの凹みはちょっと弄る必要がありそうですが、全体としてはこれでよし。
オーバーライダーもバキバキに四角かったので、カドを丸めました。バンパー側の取り付けミゾはちょっと広すぎるので、中央側に0.3mmのプラバンを貼って調整してます。
グリルとバンパーをボディに取り付けてみると…

なかなかイイ感じでしょう?コスモの顔になってきた感じですよ。現状ではグリルとボディの隙間がちょっと気になりますが、塗装するとちょうど良くなる予定。あとはパネルの合わせ目などの、足りないスジ彫りを追加すればOKでしょう。
次回はこの調子でリア回りにいきますよ。
コスモのグリルは「バリカンコスモ」という愛称の由来になった、このクルマの象徴的なディティールです。ここがそれらしく出来てないと、ほかをいくら頑張っても無駄、というくらい大事なところですよね。
ちなみに実車は後期型では格子型グリルと変形ライトで顔つきが激変しちゃいました。コスモ命!な少年だった私は、初恋の美しいお姉さんがいきなり瓶底メガネババアになっちゃって、ショックで寝込みました。
まあ今見ると、後期型もアレはアレで味があるといいますか、姥桜でもまだまだイケる、という風情ではあります。自分が歳とると許容年齢が上がってくるってこともあるか(笑)。
さてさて。童友社/ヤマダのこのシリーズ、ボディの出来はアレなかわりに細部のモールドは案外良かったりするんですが、このキットに関しては真逆でして、ボディが比較的マトモなのに細部がアレなのね。グリル、こんなシロモノです。

脱力…。
これひとつでモデラーのモチベーションを粉々に粉砕しかねない強烈さです。実車では33本ある縦バーが、19本しかありません。1本おきに間引いてワイルドな雰囲気にカスタムしてみました、みたいな。しかも彫りが浅く、ゼッテー空気通さねーぜ!と意固地になっております。
そのくせ、マツダのロゴバッジは非常に繊細なモールドで文字がちゃんと入っていたりして。やる気あるのかないのか判らん。
そこで↓プラバンでそっくり自作してみましたよ。

まずは外側の枠の部分を1.2mmのプラバンをコの字型に接着。真ん中の折れ目は、表側からデザインナイフで切り込んでおいてパキッと曲げ、切り込みに瞬着を流して固めちゃいました。
縦バーは全部0.5mmのプラバン細切り。こういうのを一定間隔でズラーッと並べるのってとても難しいんですよ。間隔がバラバラだと、スッゴくカッチョ悪い。そこで、縦バーの間に小さなコマを挟んで、間隔を一定になるようにして接着しました。
真っ正面から見ると、そのコマが見えちゃうんですが、メッキ塗装後にスミ入れすれば判らなくなるであろう、と。長年やってるとそういう予想は付け易くなるもんです。
縦バーの本数はプラバンの厚みに左右されちゃうんで、実はちょっと足りないんですけど数えないで下さい。0.45mmのプラバンなんてモノがあれば良かったんですがね。まあ無い物ねだりをしてもしょうがない。そこそこ雰囲気は出てると思うので、これで良しとしましょう。
次にバンパー。キットのパーツはこんな感じ。ヤマダの設計者は「カドR」というものを知らなかったようですな。

でも、寸法的にはそれほどおかしくはないので、ベースとしては充分です。メッキを剥がして全てのカドを400番のペーパーでゴキゴキ削って丸くしてみました。

おお、結構らしくなったぞ。スモールランプの凹みはちょっと弄る必要がありそうですが、全体としてはこれでよし。
オーバーライダーもバキバキに四角かったので、カドを丸めました。バンパー側の取り付けミゾはちょっと広すぎるので、中央側に0.3mmのプラバンを貼って調整してます。
グリルとバンパーをボディに取り付けてみると…

なかなかイイ感じでしょう?コスモの顔になってきた感じですよ。現状ではグリルとボディの隙間がちょっと気になりますが、塗装するとちょうど良くなる予定。あとはパネルの合わせ目などの、足りないスジ彫りを追加すればOKでしょう。
次回はこの調子でリア回りにいきますよ。
童友社定番の流れですね。確かにこのグリルはブリキのおもちゃのパーツですね。
グリルの制作。素晴らしいです。
並べ方もですが、ボディパネルの折り返し部分との揃えも素晴らしい。
次回は特徴的なリア回りですか。これまた楽しみです。
バリカン、言いえて妙ですね。真似すると目が痛くなりそう…凄いです。
ヘッドライトの形からか、扉の画像だけ見てるとロールスロイスっぽく見えますね。
リアも楽しみにさせていただきます。
顔はクルマの命(?)ですからね。ちょっと頑張ってみました。リアも頑張らないといけないんですが、問題はテールライトをどうするか。やっぱり透明樹脂に置き換えかなぁ。
>Blue-pu-さん
確かにちょっとカマルグっぽい顔つきですよね。カマルグも好きなクルマなんで、いつかはフルスクラッチしてみたいなぁ。