LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ジャガーXJRサルーン(12)

2009年01月15日 21時45分53秒 | モデルカー製作記
ボディ細部のマスキング塗装。今回はこの上からクリアーを吹きます。

このキット、ウィンカーやリフレクター関係は全てデカールになってるんですが、デカールを貼る位置にはクッキリとしたモールドもあります。これを生かさないのは勿体ない。そこで、クリアーを吹く前にスターブライトゴールドを吹いておいて、クリアー後にクリアオレンジを重ねる事にしました。

なんでこんな手のこんだ事をするのかと言うと、透明レンズの奥行き感を塗装だけで表現できないか、という実験です。クリアーの前にクリアオレンジを吹くよりも、クリアーコートの後の方が、クリアー層の厚み分レンズっぽい奥行きが出るんではないか、という事ね。ベース色にシルバーではなくゴールドを使うのも、どういう色味の効果が出るか試してみたいからです。私にとって、趣味の模型は仕事に向けての実験だったりもします。

グリルの方も金網はデカールなんですが、ボディには金網のモールドもあります。モールドの上にデカールを貼って、立体感を出そうという目論見なんでしょうが、クリアーコートすると密着しきれていない箇所からアワ吹きそうで嫌なんですよね。
そこでここも、同様にモールドを生かす事にしました。この時点でスターブライトシルバーを吹いて、軽くスミ入れもしておきました。
金網のモールドはかなり繊細なので、クリアーコート後だと埋もれて消えちゃうでしょうから、シルバーを吹くにはこのタイミングがベストの筈。
スターブライトシルバーはクリアーを上がけしても光輝感が薄れないので、面白い仕上がりになるんじゃないかと期待してます。
写真だとなんだか汚い感じですが、実物は小さいので、案外、気になりません。



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