![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f3/5bec869dd49194c59726e4cf39290938.jpg)
さてさて。伏線というのはこの2台だったのだ。
半年ほど前の事。「モデルカーズ」誌に、私とSEMメンバーたちの有り物の作品を貸し出す事になって、大量の作品を取りに来てもらった事があります。その時、編集部のエンラク君にお土産としてホットウィールの新製品をごっそり頂いたんですが、その中にこの2台が入っていました。
(ライターやってると、たまにこういう役得があります。有り難い事です)
最近ミュージアムの更新はちょっとサボってしまっていますが、ホットウィール蒐集は相変わらず続けています。ただ、04年から始まった極端なディフォルメ路線は、ワタシ的にはどうも馴染めない気がして、蒐集対象から外していたんだよね。
ところが、この時それが完全に「食わず嫌い」だった事が判明したワケです。
最近、近場でホットウィールを扱っていたお店が次々に置くのを止めてしまって、新製品に関する情報は「モデルカーズ」誌の写真や、ネットショップの画像に頼っていたんですが、やっぱりモノの評価というのは自分の眼で見ないとダメ、ですね。
この2台も、写真で見た時は全く興味持てなかったんですよ。しかし、実物は…
ちょーカッコ良いではありませんか!!!
確かに、強烈なディフォルメではあります。しかも面白いは、この2台が同じC2コルベットを表現した物だって事。1つのクルマの「カッコ良さ」のエッセンスを表現するのに、手法を変えるとこれだけ違うカタチになるワケです。
しかも、どちらもC2のC2たる部分をちゃんと表現しきれている。見事なデザイナーの仕事という他ありません。
ま、考えてみれば、モデルカーというものはすべからく、何らかのディフォルメを施す事によって「そのクルマらしさ」を表現しているワケで、「ディフォルメの度合いが少ない」ことがしばしば指摘されるハセガワのキットだって、やはり何らかのディフォルメは入っているのです。
どうもこれまで「ディフォルメ・モデル」が好きになれなかった私ですが、結局は「ここまでは許す」「ここからは許せん」と自分の中で勝手にディフォルメの程度を区切っていただけなんですね。
アタマでは「チョロQ」も「紙のクルマ」も「ディフォルメもの」も、みんな平等にモデルカーなのだ、と判っているつもりでいた私ですが、本当の意味で「モデルカーの多様性」の意味が初めて感覚で理解出来たのが、この2台のコルベットとの出会いだったワケです。
ってなわけで、この「コペルニクス的転回」、05年のモデルカー・ライフにおける最大の収穫、だったかも。
半年ほど前の事。「モデルカーズ」誌に、私とSEMメンバーたちの有り物の作品を貸し出す事になって、大量の作品を取りに来てもらった事があります。その時、編集部のエンラク君にお土産としてホットウィールの新製品をごっそり頂いたんですが、その中にこの2台が入っていました。
(ライターやってると、たまにこういう役得があります。有り難い事です)
最近ミュージアムの更新はちょっとサボってしまっていますが、ホットウィール蒐集は相変わらず続けています。ただ、04年から始まった極端なディフォルメ路線は、ワタシ的にはどうも馴染めない気がして、蒐集対象から外していたんだよね。
ところが、この時それが完全に「食わず嫌い」だった事が判明したワケです。
最近、近場でホットウィールを扱っていたお店が次々に置くのを止めてしまって、新製品に関する情報は「モデルカーズ」誌の写真や、ネットショップの画像に頼っていたんですが、やっぱりモノの評価というのは自分の眼で見ないとダメ、ですね。
この2台も、写真で見た時は全く興味持てなかったんですよ。しかし、実物は…
ちょーカッコ良いではありませんか!!!
確かに、強烈なディフォルメではあります。しかも面白いは、この2台が同じC2コルベットを表現した物だって事。1つのクルマの「カッコ良さ」のエッセンスを表現するのに、手法を変えるとこれだけ違うカタチになるワケです。
しかも、どちらもC2のC2たる部分をちゃんと表現しきれている。見事なデザイナーの仕事という他ありません。
ま、考えてみれば、モデルカーというものはすべからく、何らかのディフォルメを施す事によって「そのクルマらしさ」を表現しているワケで、「ディフォルメの度合いが少ない」ことがしばしば指摘されるハセガワのキットだって、やはり何らかのディフォルメは入っているのです。
どうもこれまで「ディフォルメ・モデル」が好きになれなかった私ですが、結局は「ここまでは許す」「ここからは許せん」と自分の中で勝手にディフォルメの程度を区切っていただけなんですね。
アタマでは「チョロQ」も「紙のクルマ」も「ディフォルメもの」も、みんな平等にモデルカーなのだ、と判っているつもりでいた私ですが、本当の意味で「モデルカーの多様性」の意味が初めて感覚で理解出来たのが、この2台のコルベットとの出会いだったワケです。
ってなわけで、この「コペルニクス的転回」、05年のモデルカー・ライフにおける最大の収穫、だったかも。
北澤さんにはとても大きな収穫のあった1年でしたね。みなさんは何か収穫を得られる様な出来事はありましたでしょうか?
今年も大いに模型を作り、展示会に参加し、記事も一杯書いたし、充実した1年でした。
このまま来年も同じペースで行きます。
皆さん、良いお年を!
今年は拙いながらもホームページを立ち上げたり、皆さんのブログやホームページにお邪魔したり、模型の同好会に参加したりと、私にとっての43モデリング元年でした。
また来年もよろしくお願いします。
「にゃ~」と鳴くとこのやつでしょうか?
カプがラインナップとは存じませんでしたので機会があったら入手してみようと思います。「チョロQ」とか出てそうで出ていない車種ってこぞって欲しくなっちゃいますね。
昨年は30になって「大人になったかな?」とやっとこ感じた歳でしたのでそれを煮詰めていきたいですね。模型も仕上がりに成長あれば…いいかな?(笑)
今年も北澤さんの作品をたくさん堪能\させて貰います(笑)、北澤さん、今年も宜しくお願い致しますね。楽しみにしてま~す(笑)
模型が不得意なNOMADEより
でも大晦日から全然模型に触ってない…。
明日あたりからそろそろ、かな。