フィアット６００Ｄ（５）

毎日毎日、雨ですねえ。すすき梅雨なんて言葉もありますが、あんまり風流な気分にはなりませんねえ。おまけに台風ですか。なんか今度は直撃しそうな気配だし。今朝は家の周りの吹っ飛びそうなものを片付けて、嵐に備えてみました。

もっとも、大きな台風が来るたびに「関東直撃か！」なんて報道されますが、私が住んでる藤沢市は相模湾の一番凹んだところにあるせいか、大きな被害が出ることは滅多にありません。自然の驚異から人を守ってくれるのも、また自然なんですね。おいしいサカナもいっぱい採れるし、景色はいいし、相模湾万歳！であります。

話は変わりますが、Arpという音楽ユニット、ご存知でしょうか。最近、iTunesのジーニアスで知って、ちょっとハマってます。ジーニアスって見事に好みの曲を探してきますよね。私の音楽的傾向をあまりにも正確に読み取られているようで、嬉しいけどちょっと怖いぞ。ま、それはさておき。
Arpとは、address resolution protocolの略だそうで、ウェブの技術用語らしいんですが、まあ要するに「音楽で人と人を繋ぐ」みたいな意味だとか。あん朱さんという女性ヴォーカリストと、濱田さんというシンセサイザー奏者の２人ユニット。
私が最初に聴いたのは「光のさすほうへ」という曲でしたが、一発で惚れ込みました。これはイイ曲です。ちょっと心が疲れている時だったんですが、一発で元気出ちゃいました。他の曲もすごく良いです。
なんか最近擦り切れてるなー、という人にオススメ。透き通るような歌声と壮大なシンフォニック・サウンドが、心のキズを優しくパテ埋めしてくれるはず。

さてさて。こっちはパテ埋めの必要は無い工程に入ってます（笑）。
シャシーの地色は説明書だとツヤ消し黒になってるんですが、あえてボディ色で塗装しました。モノコック車の場合、底面もボディと同色に塗られてる場合が多いんじゃないかな。ちなみに、タミヤのフィアット500はボディ同色の指示になってます。
もっとも、グンゼが間違ってるという事でもないんじゃないかと思うんですよね。長く日本国内にいた個体だと、車検の時にシャシーブラックを吹かれているケースがあるので。80年代初めくらいまでは、防錆塗装が車検前の整備とセットになっていたと、聞いたことがあります。

シャシーの中央に２つ穴が開いてるのは、キャビン側のセンタートンネルの取り付け穴。埋めときゃ良かったんですが、まあいいか。裏側なんて完成したら見ないしね。
いたってシンプルなシャシーで、手を加えたのはマフラーのみです。シャシーにはエキパイの出口のモールドがあるのに、マフラーには前側のパイプがついてないので、アルミパイプで追加しました。後端のパイプには穴が無かったので、1.2mmのドリルで先端を揉んでおきました。

リアのシャフトとブレーキドラムは、まだついてません。ブレーキドラムの取付位置があいまいで、ホイールを付けないと接着出来なさそうなのです。
あと、フロントのタイロッドにはシャシーの穴に合うピンが生えていて、直進状態で固定出来るようになっているはずなんですが、ピンが短すぎて全く役に立ちません。これは明らかに設計ミスですね。まあ別に固定する必要も無いので、どーでもいいようなことではありますが。

お次はホイールとタイヤにいきます。