外装の小物パーツを取り付けて、完成しました。
ワイパーはキットのエッチングを少し曲げて使用しました。ドアミラーもキットのパーツですが、足の部分は切り落として金属線に替え、しっかり固定出来るようにしました。元々のモールドはビタローニっぽい形で結構悪くなかったんですが、いかんせんレジンなので、足が細すぎて強度が無さ過ぎでした。
ミラーの鏡面は、コンマ１ミリの洋白板から切り出して磨いたものです。
ドアの四角いボタンはモールドを削り落としちゃったので、Ｚモデルのシートベルト・セットのエッチングにオマケで入っているミラーの鏡面を使いました。その下の鍵穴には、アドラーズネストのリベットヘッドMを植え込んであります。
リアのハッチゲートにも本来ワイパーがつきますが、カップカーでは外されているので、ワイパーのついていた痕の穴にはリベットヘッドＳを埋め込みました。ハッチゲートの下端にも鍵穴があるので、ここにもリベットヘッドＭ。すっかり有りモノに頼る習性がついちゃいました。人間ってどんどん楽な方に流れるもんですね。
あと、目立たないですが、ハッチゲート下端の左右にはゴムフックがあります。これもキットのエッチングをそのまま使用。
前後ウィンドウのデカールは、マークセッターとマークソフターを併用してしっかりと貼り、周囲をマスキングしてデカールの上だけ軽くクリアーを吹いてあります。ヒートプレス全体をクリアーコートするというのは、私は滅多にやりません。透明度が落ちてかえって見苦しいような気がしてね。
リアウィンドウには、オレンジ色の熱線のデカールも貼るようになっているんですが、貼ってみたらこれが少々うるさすぎて、熱線には見えない感じなので、貼りませんでした。それよりも中がよく見えた方がいい。せっかくの真っ赤なインテリアですからね。
