LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

シボレー・コルベットC1(10)

2015年02月05日 10時18分27秒 | モデルカー製作記
プロバンス・ムラージュ1/43・コルベットC1、今回は外装パーツ取付篇。いよいよ完成直前です。

↑自作した塩ビ・ヒートプレスのウィンドシールド、合わせはわりと良かったハズなんですが、塗装の厚みで微妙に調子が変わっていまして、マスキングテープで押さえてやらないと位置決め出来ません。メッキシルバーの上にテープはなるべく貼りたくないんですが、やむを得ませんね。
まあメッキシルバーNEXTは表面がメッキ調塗料としてはかなり丈夫で、短時間テープ貼っておいたくらいでは痕はつきませんが。



↑接着は例によってエクセルエポを使っています。イイ感じに収まったので、結果オーライですね。



↑ダッシュボードはボディの下側にプラバンの支えを追加してあるので、さくっと定位置にハマりました。ウィンドシールド枠の内側とのフィッティングも摺り合わせてあるので、良好です。



↑ヘッドライトベゼルとグリルは、メッキパーツにペーパーをかけたりパテを盛ったりして表面の凹凸を除去し、サフ→グロス黒→クリアー→メッキシルバーNEXT、という手順で塗装してから取り付けました。バンパーと質感を揃えたので、一体と別体、取付け方法は違いますが、違和感は無いと思います。ベゼルの内側の黒い部分はエナメル筆塗りです。
ライトレンズはキットには入ってないので、自作しました。Zモデルのメーターベースにスジボリ堂のUVクリアーを盛ったもの。メーターベースの内側が梨地なので、目つきがちょっと眠くなっちゃいました。



↑C1初期型のヘッドライトにはカバーがありますが、一般的なガラスやアクリルではなく、金網です。1980年代末まで、北米の安全基準ではヘッドライトに透明カバーを付けるのは禁止されていたんですが、金網のストーンガードは許可されていたのです。
キットはこの部分は透明レジンの塊で表現されているので、当然、金網は部品化されていません。そこでジャンクのエッチングの中から、それらしいものを探し出してきて、楕円形に切り出して取り付けました。何かラリーカーのエッチングの残りだと思います。
バンパーとグリルの間のマーカーは、キットに入っていた透明部品です。ほとんど黄変していなくてラッキーでした。これ以上変質しないように、クリアーを吹いてあります。リムの部分は旧版メッキシルバーの筆塗りです。



↑サイドモールは自作の洋白線ハンダ組み。ボディのミゾの中にエクセルエポを流し込んでハミ出しを拭き取ってから、サイドモールを嵌め込んで、マスキングテープで押さえておきます。塗装の厚みで合わせが悪くなっているかと思いきや、ここは大丈夫でした。
サイドモールがドアのパネルラインにかかっている部分には、一応浅くスジを入れてあるんですが、写真だとほとんど見えませんね。モールを3本に分けることは最初から考えていませんでした。それよりも真っ直ぐバシッと一直線になっていることの方だ大事だと思うんですよね。



↑テールライトもキットの部品で、ちゃんとクリアレッドに着色された透明部品です。リムのみ塗装。ライセンスプレートホルダーはグリルと同じく、メッキ部品をメッキ調塗装しなおしたものです。今回はこれを徹底的にやりました。
テールパイプはキットのメッキパーツは使わず、外径1.2㎜のアルミパイプに置き換えました。

まだもう少し外装部品が残っていますが、そろそろ上下合体させちゃいましょう。次回、いよいよクルマの形になります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿