LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェラーリP2ドロゴ(5)

2007年12月08日 21時47分11秒 | モデルカー製作記
まだまだ続くボディの下拵え。例によってスジ彫りを深く彫り込みました。

スターターのキットはスジ彫りがアマいのが多いですが、これも同様。今にも消えそうな弱々しいスジなので、そのまま塗装したら全部塗膜に呑み込まれて消えちゃうのは必定。しかもあっちこっちヨレヨレだし。
原型のヒト、けっこう仕事テキトーです。

まあ、とにかくスジ彫りは有無を言わさず彫り込んじゃうのが私のやり方。また、この作業がけっこう好きときてる。
最近はスジ彫り専用のイイ道具もあるようですが、ワタシャ相変わらずチューンドPカッター一本槍です。ニードルでちょっとずつ彫っていくってのが、どーも性に合わないんだな。長年使って慣れてる道具が一番イイって事です。

スターターの黄色い樹脂は柔らかくて彫り易いんですが、腰が無いのでウッカリするといきなりズバッとハミ出しちゃう。コーナリングでアンダーが出やすいんですね(笑)。
そのかわり、気泡が非常に少ないんで、スジの中に気泡が現われてグキッとなる、というのが滅多に無いのはありがたい。

パネルラインだけじゃなく、フロント上面のアウトレットの所にあるスリットと、テール上面の放熱ルーバー、それにテールエンドのスリットも彫り込んで、スミを入れ易くしておきました。ボディカラーが白なので、スミがクッキリ入ると良いアクセントになりそうです。

フロントフェンダーにはミラーが付いてるんですが、これも別パーツ化するべく、デザインナイフで削ぎ落としました。ミラーは捨てずにとってあります。根元をちょいと整形して、金属線でアシを付けて使う予定。

フロント周りを眺めていて気がついたんですが、フロントグリル左右の楕円形の穴は、中に補助灯が入って透明カバーが被さります。キットの表現では多分、透明樹脂の塊をハメるんだと思うんですが、そのパーツが入ってない。欠品ですな。
もっとも、入っていたとしても黄変して使えなかったでしょうから、同じ事なんですが。
ここもパーツを自作しないとイカンですね。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿