LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェラーリP2ドロゴ(6)

2007年12月09日 17時22分26秒 | モデルカー製作記
前後のスポイラーを取り付け、リアウィングを仮組みしました。

ドロゴ君、フロントエンドの口元とリアエンド側面に、小さいヒレ状のスポイラーが付きます。ノーマルのP2でも66年型から付くようになったものですが、これが有ると無いとでは随分印象が違いますな。
まあひと口に言って、有る方がぐっとモダンな感じ。

しかし、65年のルマンには、すでにスタイルがぐっとモダンなP3が出てきているので、P2はすでにこの時点でいささか古臭く見えたようです。
ドミニク・パスカルも「老けた感じのあるフェラーリ」なんて書いてますな。

私はこれまでPシリーズにはあんまり興味無かったって前に書きましたが、ドロゴ君を作っているうちになんだか興味が出てきました。275Pから330P4まで、ズラリと並べたら壮観でしょうねえ。
あ、やばいやばい。物欲スイッチ入りかかってるぞぃ(笑)。

キットのヒレはエッチングなので、シャープな感じに仕上がりそうです。ボディにミゾが切ってあるので、それに合わせて曲げて取り付けるんですが、材質が曲げやすい黄銅なので、扱いやすくてよろしい。
左右の角度が違っちゃわないように、慎重に接着。

リアウィングは長い翼断面の板が入っていて、自分で26ミリに切れ、という御指示。へいへい。
これってどうやらCカーなんかのリアウィングと同じものですが、前後逆向きに使うようになっています。
つまり、薄く尖った側を前、丸みがあって厚い側を後ろにして取り付けろという事。
普通の向きに取り付けると、前側にボディとの段差が出来ちゃってマズイからなんですね。ボディの方をウィングに合わせて凹ませちゃうと、実車とはイメージが違っちゃうし。

一瞬、ウィングを金属板で作り直そうかと思いましたが、65年仕様は翼端板が付いてないので、板の断面が丸見えです。実車もウィングの厚みは結構あるみたいなんですね。自作はパス。

ただし、そのままではいかにもCカーの羽根流用なのがバレバレっぽくて、ちょっとダサいぞ。
そこで厚い方の裏のフチを少しヤスッて、後端を尖らせてみました。
この方がカッコ良いわね、やっぱり。

と、今日も相変わらずのチマチマ作業でした。


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