しゃかしゃか母、旅に出ました第二弾!

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
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岐阜県関市・重要文化財の日龍峯寺 (高澤観音)

2019年09月24日 | 日本国内お出掛け
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昨日、珍しく、お父さんから行きたい場所があると言われ、

やって来たのは、「自然の幽境 重要文化財の日龍峯寺 (高澤観音)」 です。

道の駅でお蕎麦をいただいてから、通る道がなかなかスリリングです。

切り通しのようなところを通り、



「対向車が来たらどうしよう?」 と思われる上り坂を進み、



木々が生い茂る山深い場所までやって来ました

でも、結構走ったと思うのに、対向車に一度も遭わず…

と、言うかサスペンスドラマに出て来そうな不気味な雰囲気です。



ここは岐阜県下最古の寺で、大日山日龍峯寺と称し美濃西国三十三ヶ所一番札所の観音霊場です。



立派な仁王門があり、ここで下車するかと思いきや、

駐車場の案内板は、「もっと坂を上れ」 と指示が出ています。

亨保三年建立、典型的な江戸様式阿吽の金剛力士が安置されていましたが、

虫が多くて、じっくり鑑賞する間もなく、車に戻って来てしまいました。



仁王門から本堂まで三百段の階段が続き、所要時間約5分と書かれてありました。

心臓が健康なら、自分の足で上がってみたかったなぁ~



第1駐車場に車を停め、案内通りに本殿に向かいます。

坂の途中にだれでも使える杖やストックが置かれてありましたが、

それを使わなければならないほど坂が続くかと恐怖心をあおります。



少しだけ山道を登ったところに 「鐘楼」

昭和11年再建立以前の建物は昭和6年に焼失したそうです。



北条政子が寄進されたと言われている 「多宝塔」 (国指定重要文化財)

この多宝塔は将軍家建立になる唯一の建造物で、鎌倉時代を代表する

全国屈指の建造物であり約八百年を経過した文化的遺構なんだとか。



関市にも、まだまだ素敵な遺産がありそうです。



本堂は、五間四面入母屋造り桧皮葺で山頂傾斜地の岩山に建立しています。

岐阜県指定重要文化財で、京都の清水寺と同じ造りだそうです

なので、「美濃清水」 の異名で呼ばれることも…



正面向かって、右手の階段から本堂内に入りました。

階段が急なうえに、幅が狭く随分慎重に上りました。



北条政子寄進の本堂は、惜しくも応仁文明の乱により戦火の犠牲となり焼失し、

現在の本堂は寛文十年 (江戸時代) の建造物だそうです。



こちらは、明治時代に寄贈された額ですね。



天井には、羽衣をまとった天女の絵が一対ありました。



本来は、どんな色だったのでしょうか…



本堂の片隅に祀ってあったお守りをいただきました。

ここまで来るのに私はとても苦労したので、なんだかご利益がありそうな気がして…

って、そんな考えが浅はかですね。



本堂の裏に回ると、「みたらしの霊水」 があり、

「宝筺印塔 (ほうきょういんとう)」 が祀られていました。

宝筺印塔の中には、源頼朝を分骨埋葬したと伝えられているそうです。



この寺は海抜283m高沢山の山頂に位置し、

この山より眺める飛騨、美濃、伊吹、養老の連山は限りなく美しく見えましたが、

晴れていたら、もう少し違ったかな~



毎月第三日曜の本尊命日には、茶屋も出て、賑わうそうです。

本堂を以前から写真で見て知っていましたから、どんな山道を歩かされるのだろうと、

内心冷や冷やしていましたが、思ったよりハードではなく、私でもなんとかなりました

先日の高霊の山に比べたら、私の心臓でも付いていけました。 (笑)

【日龍峯寺(高澤観音)】
岐阜県関市下之保4585
・東海環状自動車道、富加関インターチェンジ降り県道58号線経由10分
・岐阜バス、上之保線「高澤観音口」下車徒歩45分
・又は、同バス停より2区先「殿村局前」下車徒歩30分
・道の駅平成より車で10分

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