しゃかしゃか母、旅に出ました第二弾!

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
2015年~駐名古屋大韓民国総領事館SNSサポーターズ1期メンバーとして活動中!

乙津寺(鏡島弘法)と小紅の渡し

2020年12月11日 | 日本国内お出掛け
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訪韓できなくなった今、新しい話題を提供することもできず、

秋に紅葉絡みで出掛けたところを記録に残そうと思いました。

今回は、その第二弾!

「鏡島の弘法さん」 として親しまれている乙津寺 (おっしんじ) に、

弘法大師の月命日にあたる毎月21日 (この日は11月21日) に行ってきました。



いつもとても静かな界隈が、毎月21日になると参道は

参詣客でいっぱいになり、賑わいが戻って来ます。

この縁日は、室町時代から続いているとも言われているそうです。



歴史は古く、行基菩薩が天平10年 (738年) に草庵を開創して、

自ら十一面千手観音像を彫刻して安置したときに始まります。



その後、弘法大師が当地に滞在し寺を 「乙津寺」 と名づけ、

七堂伽藍塔などを造営しました。

別名 「梅寺」 というのは、弘法大師が地面に挿した杖が梅の木となり、

枝葉が出たという話に由来しているそうです。



昭和20年の空襲によって境内の本堂、庫裡、宝庫等を焼失してしまいましたが、

重要文化財の十一面千手観音像をはじめとする貴重な仏像は難を免れています。



境内にある四国八十八寺の霊場の地蔵に手を合わせる数多くの地元の人々の姿が

この日も見受けられました。



実は、ここに来たがっていたお父さんの本当の目的は、こちら…



今でも残る、この 「小紅の渡し」 を実際に見たかったそうです。

お寺からすぐの長良川の土手に上がります。



向こう岸に船が停まっているのが見えます。



お客さんを乗せた船が動き出しました。

今は、手こぎではなくモーターが付いているそうです。

この絵をお父さんは見たかったそうで、実際に乗船することはありませんでした。



縁日に並んだ出店で、干し芋を買って帰ってきました。

こんなのんびりとしたお店でお買い物をするのも

高齢の方々の楽しみなのかもしれません。



普段はひっそりとしている 『鏡島弘法 (乙津寺)』 ですが、

縁日のときは、高齢の方々で大賑わいです。

昔ながらの風習なんでしょうね。

私も子どもの頃に連れて行ってもらったお寺の縁日の様子を思い出しました。

また、21日にお邪魔しよう!

乙津寺 (おっしんじ) のホームページ → こちら

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