しゃかしゃか母、旅に出ました第二弾!

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
2015年~駐名古屋大韓民国総領事館SNSサポーターズ1期メンバーとして活動中!

【仁川ウォーキングのスタート!】仁川FAMツアー⑦2014/9/19

2024年09月08日 | 2014/9・仁川アジア競技大会FAMツアー4日
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こちらは、2014年9月18~20日まで

“仁川アジア競技大会” の開幕式に参加できるように

FAMツアーが実施され、そちらに呼んでいただけたので

2泊3日で韓国に行ったときの様子です。

何らかの参考になれば嬉しいです❤

… … … … …

おいしいものをお腹いっぱいいただいたので、運動して消化するために、

仁川の街のウォーキングにスタートです。

私がソウルの街でよくお願いするウォーキングツアーは、ソウル文化観光解説士の方が

お世話してくださいますが、仁川は仁川の韓国文化観光解説士の方がいらして、

日本語で説明が聞けるシステムがあるようです。

『萬多福』 さんから外に出ると、さっそく文化観光解説士の方が待っていてくださいました。

お店のすぐお隣にある 『義善堂』

こちらは韓国には珍しい中国式の寺院で、仁川港が開港される前から存在していたとのことです。



仁川には、仕事を求めてやってきた華僑たちが増えるに従って

寺院も必要となり建立されたのでしょうね。 航海の安全を祈る場所も必要でしたでしょうし。

そして、中国武術を鍛錬した場所でもあったそうです。

お堂には、5体の神様が祀られていて、それぞれご利益が違うそうです。

撮影禁止の紙が貼られていたので、写真はありませんが、日本では見掛けないお顔の像でした。

こう言ったら罰が当たるかもしれませんが、コミカルでにやりと笑ってしまうお顔立ち。



こちらに到着したときバスを降りた横にあった 中国風の門 「牌楼」 まで坂道を下ってきました。

「仁川駅」 側に信号を渡った方が写真がきれいに撮れるだろうと、

撮影のために全員で駅側に渡って撮影しました。 立派な門構えです。 



それから再び坂を上り、チャイナタウンの見学が始まりました。

歩いている途中で、全員の目がとまったものは、唐辛子。

韓国ならではの光景ですね~   この赤色が目に眩しいです。



てくてく路地を歩いてたどり着いたのは 『ジャージャー麺博物館』



入り口の方に回ってみると、『共和春』 の看板が掲げてあります。

チャジャンミョンを初めて作ったお店が

1905年・仁川のチャイナタウンにオープンしたこちらのお店でした。

しかし栄えていたチャイナタウンが1970年代には政治的な絡みがあって

活気がなくなっていき 「共和春」 も閉店してしまったそうです。

再び近年チャイナタウンに注目が集まり始め、

2014年4月に博物館として再びオープンしたんだとか。



『共和春』 のチャジャンミョンが食べてみたければ、

「仁川駅」 から 「牌楼」 をくぐって、坂道を登り切ったところにお店はあります。

近年チャイナタウン復活の声が上がり 「共和春」 の再建計画も進み、

元の厨房長や料理専門家の協力で、2004年に再びお店がオープンしたそうです。

      

博物館は2階建てで、私たちは入り口付近にある階段を上って、2階から見学を始めました。

2階の展示は時代毎に並んでいて、

時代時代のチャジャンミョンの位置づけがよく分かる展示になっていました。

こちらは、仁川開港時に重労働に従事していた中国人労働者たちが仕事の合間に手軽に食べられる

山東風のチャジャンミョンで食事をとる様子がよく表現されていました。



年代毎のインスタントチャジャンミョンの展示もありました。

知っているものがないか、きょろきょろしてしまいました。



階段で1階に下ります。



実際に使われていた看板も展示されていましたよ。

時代の流れを感じる重みのある看板です。



博物館をまっすぐ進み、最初の交差点を左手に折れ、チャイナタウン路に出てきました。

両サイドの中国らしい建物が続きます。



また最初に出てきた交差点を右手に折れると、壁画が現れ始めましたよ。

賑やかな声が聞こえてきたので学校があるのかな~と思っていると、仁川華僑中学校でした。



ここが、あの有名な三国志壁画通りだそうです。



150mの長さに渡って両面の壁面に中国の 「三国志」 に登場する

劉備や関羽や趙雲などの姿が描かれています。



あら、こちらからが 「三国志」 の始まりだったんですね。

私たちは便宜上、反対側から坂を上ってきたようです。



壁画通りの始まるところに、大きな孔子の像が立ち、両側に石灯籠の並ぶ階段がありました。

この階段が清の租界地と日本の租界地の境界で、

よく見れば清側には中国風の、日本側には日本式の石灯籠が立てられています。



この日はお天気がよく、歩くと汗ばむほどでしたが、ウォーキングはまだまだ続きます。

誰ですか~ 「もう足が痛い」 って言っている人は…?

【ジャージャー麺博物館】  仁川広域市 中区 チャイナタウン路56-14  9:00~18:00
                  休館日 : 月曜日、1月1日、旧正月、旧盆

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【萬多福のチャジャンミョン】仁川FAMツアー⑥2014/9/19

2024年09月08日 | 2014/9・仁川アジア競技大会FAMツアー4日
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こちらは、2014年9月18~20日まで

“仁川アジア競技大会” の開幕式に参加できるように

FAMツアーが実施され、そちらに呼んでいただけたので

2泊3日で韓国に行ったときの様子です。

何らかの参考になれば嬉しいです❤

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仁川チャイナタウンの 「ヘッサル通り」 を進んで中華料理専門店 『萬多福』 にやって来ました。 



うわ~っ、ジャッキー・チェンが出てきそうな映画のセット?と思える店内。

私たちは、団体でしたので2階の個室に通されました。

こちらのお店は、いつも混んでいるそうなので予約を入れるか、

時間帯を外して行かれることをお勧めします。



2階から下を見下ろすと、まるで中国に来てるようです。

と、いうのもこちらの社長さんは、韓国の方ではなく華僑の方なんだとか。

      

中華料理 = 円卓ですね~

キムチ ・ たくあん ・ 玉ねぎ ・ サムジャンのいつものメンバーが勢揃い。

「韓国の肉厚の玉ねぎって、甘くて大好き!」 と、言っていたら

「淡路島の玉ねぎは最高だから一度食べてみなさい」 とアドバイスをいただきました。

今回のFAMツアーは、旅行会社の方も数多く参加されているので

日本各地、世界各国、おいしいものをよくご存じです。



おこげ

店員さんが、あっという間におこげにあんをかけてしまいました。

ジュ~ッ という音も聞き漏らし、もったいないことをしました。

海鮮がたっぷり入っていて、優しい味でした。



タンスユク (韓国式酢豚)

韓国での中華料理というと、こちらが必ず登場しますね。

今回は不思議なことに野菜が一切入っていませんでした。

こちらのお店は、そういうスタイルだと思っていましたが、他の方の画像を見せてもらうと

野菜やパイナップル入りのものもあるようです。



鶏の唐揚げ甘辛ソース絡め

料理名を聞き忘れ、私がいただいたまま感じた名前を付けてみました。

お酒が好きな方なら1杯欲しくなるかも。



ザ・中華料理! という感じで円卓に乗りきらないほどお料理が並びました。

「テーブル、回しますよ~」 と声を掛けたり、正面の方と距離があるので少し大きめの声で話したりと

中華料理をいただくときは、楽しいですね。



ここまで他のお料理をたくさん注文していただいて、お腹の具合もいいので、

チャジャンミョンは、テーブル毎に昔のスタイルのものを2つに、

現在のスタイルのものを2つ注文することになりました。

1人前の量が多いですから、他のお料理もいただくなら分けていただくのが正解だと思います。

お待ちかねの “100年チャジャン” が登場。

こちらは、100年前の味を再現したとう、このお店の名物料理でもあります。

100年前の味なので、一切の化学調味料を使っていないそうです。



ガイドのミギョンさんが説明しながら作ってくださいます。

「麺をほぐすためにスープを2杯入れます」

「そこに肉味噌を入れます  塩辛いから入れすぎないようにして下さい」



「それでかき混ぜます」

「あっ、しゃかしゃかさん、写真撮りますか?」

と手を止めてもらいました。   さすがブログを書く人間の気持ちがよく分かってらっしゃる。



こちらは、今現在のチャジャンミョンです。

麺とチュンジャンのタレをよく混ぜて絡めます。

それにしても具材が多く入っていることが不思議に思って尋ねてみると、

“エビチャジャンミョン” とういうメニューを頼んでくださったことが判明。



手前が “エビチャジャンミョン” 奥が “100年チャジャン” です。

食べ比べてこそ違いを実感できます。

私は、今のチャジャンミョンの方が味がまろやかでおいしく感じました。

ガイドのミギョンさんも今の方がお好きだとか。

“100年チャジャン” もおいしいのですが、味が濃い印象でした。

もっとスープをかけたら、また印象が違うかも。



最後にデザートの梨をサービスでもってきて下さいました。



どれもこれもおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。



チャジャンミョンは、昔は誕生日とか卒業・入学などおめでたい行事のときの特別な食べ物だったとか。

今では出前を取ったり、インスタントもあって普通の食べ物になってしまいましたね。

時代を感じながら、中国の雰囲気がばっちりの異国情緒漂う店内でいただくお料理は、

最高でした。 お茶もおいしかったなぁ~

それにしても こちらのお店でいただいた “チャジャンミョン” も “タンスユク”も

他のお店でいただいたものとは、別物? と思えるほど味が違い、

わざわざこれをいただくためだけでも仁川を訪れて損はないと思いましたよ。

個人的にも再び訪れたいお店の1つとなりました。

 【萬多福(マンダボク)만다복】
    仁川広域市 中区 北城洞2街 9-11 (인천광역시 중구 북성동2가 9-11)
    営業時間 : 11:00 ~ 21:30
    KORAIL・地下鉄1号線 仁川駅出口正面 チャイナタウンの坂道を上がった左手

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