うんちっち

よく、絵本情報を教えてくれる、Iさんからメールが、、

『「うんちっち」「おどります」の話を、所庭で散々してるねんけど、、
キリカちゃんらは、絵なしの私の話で、
どんな「絵」を思い浮かべてるのかなぁ～』

早速キリカに聞いてみた、、

「あんなぁ、朝起きても、ご飯の時も
『うんちっち』しか言えへん、ウサギの子供がおってん。
ほんで、オオカミに食べられて、、」

なんじゃ、そりやぁ、、ほんまかいな。
そんなへんな話、あるの？？

・・・・ありました(笑）

「ぼうや、起きなさい」と、おかあさんが言っても、
「ちびすけ、ホウレンソウをお食べ」と。おとうさんが言っても、
「ちびくん、お風呂にはいろう」と、おねえさんが呼んでも、、

いつも、「うんちっち」と答える。

そして、ある日、オオカミに食べられてしまう、、

まさか、オオカミの「うんち」から出てくるのか、、、
と、オチを想像したが、
違った、、、（ほっ）

たいそう気分が悪くなった、オオカミは、
お医者さんを呼んだ。
すると、「うんちっち！」と言ったオオカミにびっくり。

「きみは、うちのむすこを食べたね！」

こわさも忘れ、助け出す、お医者さん。
やっと、見つけて叫んだ、、

「ああ、ぼくの大事な、うんちっち！」

ウサギの子は、驚いたように言った、、

「おとうさんたら、何いってんの？
ぼくは、シモンだよ。知ってるくせに！」

家に帰って、おかあさんが、
「ちびちゃん、スープをおたべ！」

ウサギの子は、うれしそうに答えた。
「うん！わぁ、これ、すごく、おいしいね！」

ところが、次の朝、おとうさんが、
「ちびすけ、歯をみがきなさい！」と言うと、ウサギの子は、、、

「オナラブー！」と答えたとさ。

うんちっち PHP研究所 このアイテムの詳細を見る