切れ切れ爺さんの徒然撮影&日記

主に寺院や神社等を中心に、文化財の撮影と紹介。
時に世の中の不条理への思いを発言していく。

大津市で保育園児2人が死亡する交通事故が起きた

2019-05-08 23:10:58 | 日記


 午前中、表題の通り大きな交通事故が起こり幼い命が奪われた。2人だけでなく、他の10数名の保育園児と保育士さんが重軽傷を負って病院に搬送され、今現在も治療中との事。
 最初の速報はスマホに送られてきた。その後しばらくして死亡した保育園児が2名との報道に切り替わってきた。極めて痛ましいことだし、未来ある幼い命が車の事故によるあまりにも無残な形で失われたと言う事は、極めて腹立たしく思われることだ。
 亡くなられた2名の園児には哀悼の意を表するとともに、怪我をされ入院している子供たちにも、ぜひ回復し早く怪我が完治するよう祈るばかりだ。


 夕方のニュースで報道された事故の様子を見ていると、100%事故を起こした二台の車に責任がある。ともに中年女性の運転だ。
 T字路の交差点で信号もあるし、右折する側には右折専用レーンも右折専用→信号もある。まだ詳しい現場検証や事故を起こした本人たちの供述が得られていないので、分からないことも多いが、今の段階では直進側道路の信号は青だったと言う。
 これを前提に考えたときに、直進道路の右折専用レーンで右折を待っていた普通自動車が、対向車が来ていないと思って右折を始めた。しかし実際には対抗の軽自動車車が直進してきた。軽自動車は慌ててハンドルを左に切って衝突を避けようとしたらしいが、間に合わず、その結果二台の車の前方右側がぶつかる形で衝突し、その弾みで普通自動車の方が回転して止まった。軽自動車はその弾みで、横断歩道を渡るために信号待ちをしていた保育園児たちの中に突っ込んだと言う形になったようだ。

 映像から類推するとそのような経過の中で二台の車が止まっていたと言うふうに思われた。
 警察は二台の車の運転手の女性2人を共に逮捕した。園児が死亡したことにより運転過失致死傷罪と言う名目となった。警察署内での取り調べについては、ともに精神的に不安定できちっとした形で供述がまとめてとられていないと言う。気持ちが落ち着いてからということで、明日以降になるだろう。
 しかしその事は別にして、直接園児に突っ込んだのは直進しようとしていた対向車の軽自動車の方で、右折しようとした普通車のほうは子供には突っ込んでいない。
 しかし両者が衝突したことによって保育園児が亡くなり怪我をしたと言う事実から、2人とも現行犯逮捕と言うことになったわけだ。直接保育園児をはねた車だけが責任を問われるのではなく、責任は事故を起こした二台の車にある。運転していた2名の逮捕は当然のことだと言える。


 たった今ニュースのを見ていると、直進してきた軽自動車の方の逮捕された運転手は釈放されたと言う。今後は任意の取り調べになると言うことだ。警察としては右折をしようとした普通自動車のほうに責任が重いのではないかと判断したようだ。
 現状ではこの辺までしかわからないので、これ以上事故のことについては何も言いようがない。
 改めて亡くなられた2人の保育園児には哀悼の意を表するとともに、怪我をされた保育園児と保育士さん、そして保護者の方々に激励の言葉を言いたい。

◆ それにしても運転マナーの悪い車、交通ルールを守らない運転手があまりにも多すぎる。

 私自身も毎日のように運転をするが、こんな事故はもちろん起こしたことはない。ただし正しく間一髪と言う危機的な瞬間は何度か経験している。その都度急ブレーキや急ハンドル操作で免れることができたが、それでも付随事故まで招かなかったのは、ただ単に運がよかっただけなのかもしれない。
 最近では比較的ゆっくり運転するようにしている。発進時はたとえ先頭であってもゆっくりのろのろスタートして、少しずつスピードに乗せていく。後ろの車などは、中にはイラついてる奴がいるかもしれないが、自分の方針だ。
 そして最も気をつけているのが、右折や左折の場面。直進信号が青であっても、あるいは右折専用→信号がついていても、一旦ほとんど止まるようなスピードで、ゆっくりとハンドルを切って、歩道を越えてから少しずつスピードに乗せていく。
 やはり右折や左折で、過去にはっと思う場面を経験しているから、ことさら気にするようになったし、またそれ以上に、運転中でも、あるいは自分が歩行者の立場でも、発進や右折左折の際に、極めて危険なことをする輩が実に多いことに、改めて気がついたからだ。

 そういう奴らはかっこつけてるのかもしれないが、信号が変わる前からエンジンを蒸して、横の信号が黄色から赤になり、自分のほうの信号が青になる前に急発進してスピード上げている奴がいる。若年層や中年にかかわらずよく見る光景だ。
 さらに左折右折については、明らかに注意不足で歩行者を轢く寸前と言う場面をしょっちゅう見る。ひどいのは歩行者が横断歩道を前に進んで渡っているところを、更にその前を急ハンドルを切って通過して行く奴。いつ轢き殺されてもおかしくないような運転だ。
 そして右折の場合には、対向車の間隙を縫って急ハンドルで右折する奴がいるが、これほど危険な事は無い。対向車の間にバイクが来ることがよくある。まさに事故予備軍の1つだ。
 そして右折専用→信号に変わった時、こちらがすぐに右折しようとしても対向車がそれを無視して突っ込んでくることが実に多い。男でも女でも関係なしに平気で→信号を無視して突っ込んでくる。

 ずっと以前、あまりにも腹が立って、私のほうも対向車が突っ込んでくるのをわかってて、矢印信号に従って右折して途中で急ブレーキで止まった。もちろん相手も急ブレーキで大きく外側へ膨らんで止まった。窓を開けて怒鳴りまくった。
 そうでもしないと、あゆ奴らは自分優先の違反運転しかしないようになってしまう。加えてそのために、せっかく矢印信号で右折できるはずなのに、対向車が何台も邪魔をして通過するために、結局矢印信号の意味をなさないような場合もある。他にもまだまだいろんなことがあるが、このような日常的に実態があるからこそ、運転している本人自身も、いつしかそれに慣れてしまって、結果今日のような悲惨な事故が起こってしまう。
 こういったものを全てまとめて言ってしまえば、事故が起こる最大の要因は、

①「安全配慮ができず不注意」
②「プロドライバーでもない一般人は、基本的には運転が下手だと言う認識を持つべきなのに、自分は運転に慣れていて上手だと思い込んでいる自信過剰」
③そして「遵法精神の欠如」

ということに尽きるのではないかと思う。

 最近の車には様々な安全装置が付いていて、高級車どころか軽自動車にもフル装備で安全装置が付いている車も現れている。返って運転が下手になるのではないか、と言う声も一部聞かれるが、そんなことよりも、車の専門誌なんかでも、車そのものの紹介だけだけではなく、このような事故を防ぐための、安全に関わるような啓発活動や記事をもっと載せるべきではないのか。
 このような悲惨な事故が起こるたびに「こんな事は二度と・・・」と言うコメントがよく聞かれるが、残念ながら日本人のモラルハザードの中で、同じことが何度も繰り返されている。煽り運転なんて典型的な例だ。
 「明日は我が身」と言う言葉も肝に銘じながら、安全運転に心がけたいと思っている。


 ※ 画像は全てネットより
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