はなまめいもにんにく

八ケ岳南麓で雪割草を育てています。

美容院を替えるように

2022-03-04 | 転院の仕方

 

薬を貰いに調剤薬局へ

 

いつもの薬剤師さんが新人さんを押し退けて対応してくれた。

 

「体調どうですか?」

 

「最悪なんですけど」

 

「今日は神経痛の薬ですね」

 

「なんか、いろんなことが重なってるみたい?」

 

「もう、お医者さん替えたい・・」

 

「替えたらいいじゃないですか。」

 

「え?いいの?」

 

「いいんですよ! 自分の身体を守るのは自分ですから」

「合わない先生に付き合う事はないですよ」

 

「そうよね!」

 

「そうです、そうです」

 

「お医者さんなんて沢山います。

遠慮しないで気に入ったお医者さんを選んでください」

 

「でも、診断書とか、紹介状とか、セカンドオピニオンとか・・・

先生と喧嘩になりそう・・・」

 

「そんなのなくてもいいです、お薬手帳があれば大丈夫」

 

「あ、あります。何冊もあります。全部貼ってます」

 

「北杜市はいい病院がないけど、

甲府まで行けば大きな病院がいっぱいあるので、

いい病院見つけます。長野県にも大きな病院があるし、

因みにいいお医者さんご存知ですか?」

 

「え~と、呼吸器科で評判の病院ですよね~

知ってます! ここから車で5分位先にありますよ。

でも、いろいろ調べてから行かれた方がいいです。

合わないと思ったら、別の病院です。

自分に合うまで頑張って探してください」

 

そう言って、呼吸器内科の病院を教えてくれた。

 

 

「いろいろ溜まった物がストーンと落ちた。」

 

「そうだ!やっぱり医者を代えよう!」

 

 

 

実は、転院を考えて、

ネットで「転院の仕方」とか「医師の替え方」とか検索していたのです。

 

あるサイトで、最低でも紹介状が必要とか、

データーがないと診てもらえないとか、

医師同士は出身校や学会で繋がっているからすぐばれる。とか、

「人としてどうなのか?」とか、

紹介状のない患者は「訳あり患者」で敬遠されるとか、

 

 

そうなのか。。

 

否定的な内容のサイトが、立ちふさがっていて、

二の足を踏んでいたのです。

 

難病でも大病でもない。

たかが喘息、命に関わる病気ではない。

 

 

また、にっこり笑って今の先生に診てもらえばいいのかも、

しばらくの間苦しいかもしれないけど、いつか治るのかも?

 

いやぁ~もう限界!

 

と、モヤモヤが止まらなかったのです。

 

 

救世主さん、ありがとう!

 

 

助かった!

 

 

気が付いたら、

両手を合わせて薬剤師さんを拝んでいました。

 

 

 

学会で患者の個人情報を話す医者なんかいらない。

データーがなければ診れない医者はいらない。

訳あり患者お断りの医者なんか、こっちからお断り。

人として人を診てくれる医者を探す!

 

 

紹介状なんていう制度が幅を利かせる世の中、どうなんだろう?

 

お気に入りの美容院を選ぶように、

好きな色のブラウスを選ぶように、

 

自由に医師を選びたい。

 

 

 

 

日付は参考になりません。

以前、私が経験したことを振り返ってまとめています。

私の悪戦苦闘を残したくて、カテゴリー「転院の仕方」に残すことにしました。

悪戦苦闘はもう少し続きます。

 

 

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