Paradox

　　エジソンの母


　　　　　　　～第１話～



はじめは見るつもりじゃなかったドラマなんですが、

顕さんがお出になる！

というウワサを聞いて、急遽録画予約をいたしました



皆様既に御存じの通り（？）私は、その、このドラマに出演しておられるところのアノ人が若干苦手でございますからして、顕さん出演シーン以外の部分に関してはけっこうシビアに見てしまいました





ドラマ開始からほんのわずかな時間で顕さん登場

史上最年少でのノーベル賞受賞という偉業をなしとげ、その表彰式のシーンです。

表彰式での挨拶。

やっぱり声がいいわぁ～

でも、顕さんの母がナゼにぃ～坂井真紀さん？？？

年齢的にあまりにもムリがあるでしょうに・・・



・・・と思ったら、このシーン、坂井真紀さんの夢の中という設定なんですね。

息子である賢人（現在小学校１年生）が成長し、大人になってノーベル賞を受賞する・・・という、夢の中での成長した賢人の役が顕さんなのでした



このドラマの中で、いわゆるエジソンというのが現在小学校１年生の賢人。

彼は、いわゆる普通の子に比べて、良く言えば好奇心、探究心が旺盛。

逆に言えば、変わってる・・・ということになるのでしょうか。

そのため常に問題児扱いされてきた賢人。

彼の小学校の担任の規子が・・・・その・・・アノ・・・伊東美咲なわけですな。

その規子は番組開始と同時に婚約者から婚約破棄を言い渡されます。

婚約破棄の理由というのが・・・

お前はオモシロくない

という理由。

美人だし、かわいいし、優等生なんだけど、型にハマりすぎてオモシロくない。

そんな印象の薄い人と一生を共にするのことはできないという理由なのですが。



その、美しいだけで何の印象も残らない、感情が読めない、オモシロくない規子という役どころは、あの女優さんにピッタリというか、十分地でいけてるんじゃないの？という役どころです。



規子のクラスに転校してきた賢人は、初日から問題を起こします。

１＋１＝２

になるという理屈をいくら説明しても納得しない賢人。

ウソとホントのパラドクス

など、大人の理屈で言いくるめることができない賢人に先生たちは手を焼きます。

クラスの子たちも何気に賢人にペースに乗せられてしまい、授業が成立しなくなっていきます・・・



そうなると当然、他の児童の保護者からはクレームが出るし、学年主任も怒り心頭・・・



しかし、いくらなんでも児童たちがたくさんいる中で、ましてや本人の前でアンタの脳みそは腐ってる！というのは、教師として・・・というか人として言ってはいけないことだと思いますが。



そんな中でも賢人の母親であるあおいは賢人の良いところを認め、わからないことをわかったふりしなくていいと、自分の心のままに生きることを教えます。





自分の子供がどんなに問題を起こしても、ひたすら頭を下げながら息子をかばい、自分の息子の良いところを知ってもらおうとするあおい。

おそらくどの子も、小さい頃はなんで？どうして？の連発です。

ウチの子も当然そうでしたし、今でもそうです。

しかし、私はここまで真剣に向きあってきていません。

何で？どうして？というのに対しで、なんとなーくごまかしたりしてきてます。

そんな中、子供はいわゆる世間のルールというのを理解し、みんなと同じようになっていくんでしょうね。



いわゆる個性的な子とか、特別な能力がある子というのは、周りの大人がそれを理解し、伸ばしてやることによって成長するものだというのはわかります。

しかし、学校という集団の中にそういう子がいたとしたら、授業は成立しないし、一人の子の疑問につきっきりでかまってあげられる教育体制にもなってないわけだから、いろいろ困ることも出てくるでしょう。



今回、なんとなく賢人のことや母親の気持ちが少し理解できた規子が今後どうやっていくのかがこのドラマの主となる話になるのでしょう。



しかし。



私にとって大切なのは、賢人の行く末とか規子の教師としての成長とか周囲の人間の変化とかよりも、気になっていることはただひとつ。



あおいは来週からも賢人がオトナになった夢を見るのか！



これに尽きます。





もし来週からは夢を見ないようなら・・・





私もこのドラマは見なくなるような気がします・・・