終わらない演奏会

不惑の道を歩みながらも未だ惑いっぱなしの筋肉おばはん帯の、ヘヴィーでメタルでどうでしょうな日常です。

静ヶ沼

2008-07-31 23:50:03 | 食べ物
公休日の午後。

いろいろ用事がたまっていたのでお出かけして、汗だくになって、ちょっと落ち着きたかったので、一人でどこかでお茶して帰ろうと思いまして・・・

いろいろ思い浮かべてみたものの、夏休みなのでどこへ行こうと女子高生や女子大正が集っているわけで。

自分にもそういう時代があったことは、既に遠い昔の話なのですっかり棚に上げといて、私はどうも若い女子の集団というのがニガテです。

ま、若い女子から見たら、おばはんの集団というのが恐怖以外の何物でもないと思うんですがね。



そんなわけで思いついたのが・・・

私がまだ、今のふみ子くらいの年ごろの時から、絶対静かにしとくんよ!という約束で、よく母に連れて来られていたこまどりに久々に行ってみることにしました。

創業1930年という、松山でも超老舗の喫茶店です。

店内には画廊のように絵画が並び、マイセンやウエッジウッド、その他よくブランド名はわかりませんが、高級なカップにお皿がケースに飾ってあります。

そして、ウワサによると、店主の方が、お客のイメージに合ったカップで出してくれるそうなんです。

そういう雰囲気ゆえに、高校生カップルとかにはちょっと敷居が高いかもしれませんが、静かにゆっくり過ごしたい人には、この上ないオススメスポットです。

もしかすると、店の一番奥のソファー席で爆睡してたとしても誰も気付かないかもしれません。



今日はマロンのケーキが4種類あったので、マロンチーズケーキと、アイスロイヤルミルクティにしました。

こまどりのケーキは、どれも食べ応えのある大きなケーキです。

そして紅茶は薫り高く、目の前でミルクと紅茶をブレンドしてくれるのですが、店主の立ち居振る舞いが非常に気品があって、ステキです。



1時間半ほどまったりと過ごさせていただいたのですが、昔、母と一緒に来ていた頃と変わらない店内の雰囲気と、異常に静かな空間に、昔のいろんなことを思い出したりしました。

お値段はケーキセットが1100円~と若干お高めですが、あの時間を買うと思えば妥当な金額かもしれません。

心の洗濯にオススメです。


こまぴたっ!こまどり
愛媛県松山市大街道2-3-5こまどりビル営業時間:11時30分~17時定休日:水曜TEL:089-921-0046  データは2008/07/31現在のものです。おすすめレビューを見る


悲しくて御免なさい

2008-07-30 22:14:13 | ただの日記
最近どうも心身ともに夏バテモードです。

子どもが小学校に入学してから5年になりますが、学校の夏休み前半は、なぜかいつも私の中でかなり追い詰められ感があります。

なんとなく生活のペースが変わるし、おまけにアフターファイブ&休日は毎年恒例の松山まつりの踊りの練習があって・・・

仕事の合間を縫ってのプール当番に奉仕作業、秋の地区運動会にむけての広告取りなど、文字通り、目が回ります。

きっとお盆休みもいつものように全く休めず終わるのでしょう。

まあ、こんなこと言ってると、夏休み中ずっと家で子どもを見てるお母さん方に叱られそうですが・・・

お盆も過ぎれば少しは落ち着くんですけどね。



昨日の夜、以前一緒に働いていた人の若すぎる訃報がありまして、それも、いわゆる突然死だったので、本当に頭の中が真っ白になりました。

やはり自分と同年代の人の訃報を聞くと、私も明日の朝普通に起きられるっていう確証はどこにもないんだなあ・・・と、なんともいえない気持ちになります。



今日は、あんまり読んで楽しい内容の記事は書けませんが、明日からは気持ちを切り替えてしっかり頑張りたいと思います。





・・・・・それにしても。

こんなに夏バテモード全開でヒーヒー言ってるのに、1グラムたりとも痩せないのは何でですかねえ?

少女の王国

2008-07-28 23:05:19 | 子供、学校、PTA
世間の小学校では既に夏休みに入り10日が経過しました。

そんな中、我が家のふみ子は毎日、学校がある時と同じように朝から夕方まで、学校の敷地内にある学童保育に行っています。

本来、こっちの地域では学童保育に入れるのは小学校3年生までなのですが、ふみ子の通う学校にある学童保育では、夏休みや冬休みなどの長期休みに限り、6年生まで入ることができます。



今日も相変わらずふみ子は学童保育を楽しんで帰ってきたのですが・・・



帰ってくるなり



あ~あ、今日はビリヤードの予約がとれんかった。明日はとれるかなあ・・・



と言っております。



いったい何の話なのかと思って聞いてみると・・・



学童保育所には、ビリヤードをはじめ、卓球やバランスゲーム(?)、ボードゲームのサッカーとかバスケットボールとかがあるらしいです。

それらは数が限られているため、昔はそれが原因でもめごとが起こることも少なくなかったようなのですが・・・

かといって、漠然と「順番よ!」とか言ったところでウヤムヤになることも多いらしく、子どもたちと先生とで相談して決まったのが、この予約制です。

まず、やりたいゲームがある子は、先生に予約を申し出ます。

そして、予約表に名前を書きます。

使用できる時間は1回15分。

順番が来たらキッチンタイマーを15分セットし、ゲームを始めます。

万が一15分で勝負がつかなった場合、1回限り15分延長が認められます。

しかし延長でも勝負がつかなかった場合は、勝負がついてなくても打ち切りとなります。



そういうふうに、先生からの押し付けでなく子どもたちも含めて話し合って決めたルールなので、今のところ円滑に守られているようです。

そして、ゲームだけでなく、人気がある本なども今後予約制にしようかという話をあるらしく・・・



1年生から6年生までが狭いひとつの部屋で過ごすということは、いろいろとトラブルも起こりがちだと思いますが、子どもなりにみんなでうまくやりたいという気持ちがあるようで、最近では高学年の子がビリヤードで延長したいと思っても、次に低学年の子が予約してたりすると、延長しないでやめる子もいるみたいです。



そして、学童保育ではおやつが出るのですが、そのおやつも、みんなに一律同じものが配られるわけではないらしいです。

いろんな種類の駄菓子とかポッキンアイス、果物など、それぞれに便宜上の値段がついておりまして、たとえばポッキンアイスは1本30円とか。

で、一人50円分、自由に選べるようになっているんだそうです。

中には25円とか、ちょっと中途半端な値段のものもあったりして、入学したばかりの1年生なんかは戸惑うこともあるようですが、そういう時は高学年の子が一緒に考えてあげるんだそうです。



学童保育での1日は・・・

朝8時半に始まってから、10時まではお勉強(大学の教育学部の学生さんが見てくれるそうです)。

10時半から、プールに行きたい子は行って、12時からお弁当。

時にはみんなでカレーを作って食べることもあります。

そして1時半からは午後のプール。

午前中には勉強してた高学年の子や、中には午前の部で泳いで濡れた水着をその辺の木にひっかけて乾かして、午後からまた入るツワモノもいるそうで・・・

3時過ぎからおやつ、その後は予約制のゲームをしたり、本を読んだり、外で遊んだりして過ごします。

時には学校の先生が様子を見にきてくれたりもするそうです。

プール解放は7月いっぱいで終わってしまうので、8月からはみんなで公民館の催しに行ったり、プラネタリウムを見に行ったり、デパートの昆虫展を見に行ったり、牛乳工場の見学に行ったりと、楽しい予定がいっぱいです。

・・・引率の先生は大変だと思いますが・・・



と、こんなふうに、なかなか充実した日々を送っているようです。



保育園の頃は毎日送り迎えに行って園の様子を見ることもあったし、そのときに先生とお話することもありました。

学童保育も、入ったばかりの1年生の頃は何かと心配で、お迎えに行きついでにいろいろ様子を聞いたりもしてたのですが、気がつくと早や5年生。

親のほうもすっかりこういう生活に慣れ、子どもが元気で楽しく行ってるのなら、少々のことはいいか・・・みたいになってしまって、最近では学童保育の様子を気にしたこともあまりありませんでした。

しかしながら、こういう子ども社会があるということをふみ子から聞いて、ああ、たくましく毎日過ごしてるんだなあ・・・と、改めて思いました。

私が毎日仕事に行けるのも、たくましく育った娘のおかげだなあ・・・と、改めて感謝なのでした。



牛鬼祀り

2008-07-27 21:50:06 | 食べ物
今日は、とべ動物園の近くにあるゆうゆう亭に行きました。

愛媛の郷土料理のお店です。

店内の掲示物やメニューにも、ちょっとした小技が効いてて、メニュー見るだけでも楽しいです。

移転、改装してからは初めての訪問なのですが、新しい店舗も今までと同じような、懐かしい日本家屋といった雰囲気のままです。

うどんの里耕庵と一体化したようで、耕庵のうどんメニューや、セルフのおでんなどもありました。

うどんや天ぷらなどは作り置きせず、注文が通ってから作るので、注文してから出てくるまでに比較的時間がかかりますが、メニューの表紙に、大切な商談が差し迫っておられる方や韋駄天気質の方は、何とぞご注意ください。

みたいな注意書きがあって、ちょっと笑えます。


ふみ子が頼んだのは



   ↑
  遠足弁当


夫が頼んだのは



   ↑
  浜千鶏の鍬焼き定食

すき焼きならぬ、鍬焼きです。


そして私は


   ↑
  ひゅうがめし定食


ひゅうがめしというのは、いわゆる愛媛県南部の鯛飯のことです。

愛媛県中予の島あたりで言う鯛飯とは、いわゆる鯛の炊き込みごはんのことなのですが、南予で鯛飯といえば、鯛のお刺身をとき卵とタレと薬味に漬け、それを温かいごはんにかけて食べるのです。




こんなふうに。


私がまだ今の会社の営業をしていた頃、仕事の関係で半年に1回は宇和島方面に出張に行っていました。

その時の楽しみが、宇和島駅近くのお店でいただくこの鯛飯でした。

やはりお店によってタレの風味に違いはありますが、懐かしい味わいです。


ゆうゆう亭には、大学時代によく友達とドライブがてら食事に行ったりしていました。

そのお店に、今や10歳となった子どもを連れて家族で行っているというこのノスタルジイ。



今でも人気のお店なので、いつ行ってもかなり混雑しています。

趣ある日本家屋のようなお店で、落ち着いてゆっくり食事をしたい・・・と思って行くと、アレレ?かも知れませんが、ちょっと昭和の香りを感じつつ、ワイワイとセルフのおでんなど選ぶのも趣があって良いと思います。

世界に花束を

2008-07-27 17:12:04 | CUEタレント出演ドラマ
あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった 
  ~カウラ捕虜収容所からの大脱走~



このドラマは、私にとっては一人で見なければならない系のドラマだと思ったので、放送日からほぼ3週間がたって、やっと見ることができました。



何をどう書いても、このドラマの言わんとすることが私の文章では伝わらないと思うので、あまり多くは書きません。

しかし、この時代、死にたくない、生き続けたいという人として当たり前の本能を口にすることが非常に勇気が要ることだったのでしょう。

死ぬことが国のためであるとか、生きて祖国に帰ることが恥ずかしいことだとされていたこの時代が、ほんの60年前に存在したんですね。



生きて家族のもとに帰りたいという手紙が、60年前には残された家族に渡すことさえ躊躇われた時代だったんだということに、胸が痛みます。



幾千もの想いをのせて、手紙は今日も世界中でしたためられる。
トロントで、サンフランシスコで、リバプールで。
配達された手紙。
配達されなかった手紙。
封に入れられることすらなかった手紙。
そのどれもに人の切なる願いが込められている。
悪意の篭った態度が人を不快にさせずにはおかないように、
慈愛に満ちた言葉もまた、その人を揺り動かさずにはおかないだろう。
一度転がり出してしまった戦争は、
巨大な破壊を以ってしか止めることはできない。
歴史が証明するように、それはひとつのきっかけが世界中を席巻していった、
悪夢のバタフライ効果だ。
しかしまた、一個の分子運動が全体に波及するというこの構造を信ずるならば、我々の書かなくてはならないのは、平和への願い、ただそれだけである。


      *引用 
        ~世界に花束を/人間椅子~



大地に死す

2008-07-25 22:00:55 | ただの日記
今日もまた、暑い暑い一日だった。

アスファルトの照り返しは眩しく、横断歩道の白が白すぎて、信号待ちでは目も開けていられない。



こんなに暑い夏があと何回過ぎれば、人類は滅びてしまうのだろう。



脳に突き刺さるような紫外線の容赦ない熱さが、私を頽廃的な気持ちにさせる。



私がまだ子どもだった頃、夏はこんなに人を無気力にさせる季節ではなかった。

子どもだった私にとって、夏は特別な輝きを持つ季節であったからなのだろうと思うと同時に、そういった感覚的なものだけではない、何か最近の夏には人を無気力にさせる狂気のようなものが漲っていると感じるのは私の心の奥にある、はたはたとはためく黒い旗のような不安の澱のせいか。



陽炎に歪む線路を横目に見ながら、夕方の街をどれくらい歩いただろう。



ふと、私の眼の端に、アスファルトの上に横たわる不自然な物体が飛び込んできた。

普段見慣れたはずのその物体は、しかしながら本来そこに存在するべきではないもの。

それが、なぜ今このアスファルトの上に存在し得るのか。

本来、静物であるはずのそれは、黒紫のその躯に太陽の光を集め、あたかも蛇のように身体をくねらせはじめたかと思うと、数秒後にはまたただの静物に戻り、静かに黒紫色に鈍く光っていた。



あの身体のうねりは、陽炎が私に見せた幻なのか。



激しい車のクラクションに私は眩暈から現実に引き戻され、再びその黒紫蛇に目をやった。

その蛇の正体は・・・


















































それは、おそらく買い物帰りのママチャリから転がり落ちたであろう1本のナスビであった。



1時間後には、熱い熱いアスファルトに焦がされて、立派な焼きナスになったのであろう。

惜しむらくは、それが決して家庭の食卓に上ることはないということである。





嗚呼・・・



大地に死す・・・

緑の日々

2008-07-24 23:26:14 | 食べ物
我が家では夏になると、週に一度はゴーヤを食べます。

ごまあえにしたり、サラダにしたり。

牛肉と一緒にしぐれ煮にして卵とじにしたり、パスタに入れたりもします。

しかしながら、やはり定番はゴーヤチャンプルです。





今日は、お友達からいただいた沖縄のポーク缶があったので、ちょっと本格的にできましたが、いつもはなかなかポーク缶が手に入らないので、やきそばなどに使用する豚バラを使います。

ゴーヤは1本まるごと使うと多いので、半分だけ使用するのですが、残った半分は薄切りにして塩もみし、水気を切った状態でラップに包んで冷凍しておきます。

豆腐の水切りも、時間をかけずキッチンペーパーで包んで電子レンジで加熱して水切りしちゃいます。

ポーク缶(もしくは豚肉)を炒め、ゴーヤと水切りした豆腐を投入し、テキトーに塩を入れてから溶き卵を入れます。

5分で1品できてしまうので、仕事から帰るのがちょっと遅くなってしまった日なんかにも便利なメニューです。

はじめはゴーヤの苦味がちょっと苦手だったふみ子も、今ではガンガン食べます。

ちょっと夏バテっぽい時にも、ゴーヤの苦味はいいです。

こんな感じで、夏にはゴーヤにお世話になりっぱなしです。



週に一度はゴーヤを食べてるふみ子は、この暑い日にも元気いっぱいで、毎日朝から夕方まで学童保育で元気に過ごしています。

学校のプールで毎日泳ぎ、今ではすっかり





こんなに日焼けしてしまいました・・・

顔もゴーグル焼けして逆パンダになってるし、裸になっても白い水着を着ているかのごとく・・・

冬になったらちゃんと戻るのかどうか若干心配です。



夏休み、学校のプール解放は7月末で終わるのですが、8月に入ったら、学童保育では毎日のように公民館のイベントに行ったり、コミセンのプラネタリウムに行ったり・・・

今年はバスを借り切って市外の牛乳工場の見学も予定されてるようです。

学童保育の先生方も、長い夏休みに元気が有り余っている小学生を大勢相手にするのに、学童保育所の中だけだと煮詰まってしまうのでしょうけど、それでもこれだけのわんぱく盛りの子供たちを連れて市内を移動するのは大変だろうと思います。

大学の教育学部の学生さんもサポートに来てくれてるようです。

学童保育では、長期休み中には1年生から6年生までがひとつの場所で過ごし、また、学童保育のない学校の子も何人は受け入れるようで、子どもなりの人間関係もいろいろあるようですが、たくさんの大人の目がある場所で、いろんな所に行ってはいろんな体験ができるというのは、本当に恵まれてるなあ・・・と思います。

働く母親は、いろんな人に、自分ができない部分を補い助けてもらっています。

なので、家では私がしっかり子どもの健康管理をして、元気で楽しく毎日を過ごせるようにしてあげたいと思うのでした。

FOUR LEAF CLOVER

2008-07-23 23:59:51 | 愛用の品
先日、こちらの記事で書きました、ふみ子デザインのマイ箸。

SWEET ROSEさんのご尽力をいただき、完成いたしました


ふみ子が描いた





このデザイン画をもとに








こんなにステキに仕上げてくださいました

子どもらしい、ポップなデザインでとってもかわいく仕上がりました。

ふみ子も、自分の理想のお箸を絵に描いたものが、ここまで原画そっくりに仕上げてもらえたことに、とっても喜んでいます。

明日からさっそく学童保育のお弁当の時間に使うそうです



そうそう。



学童保育のお弁当といえば・・・

毎年のことですが、長期休みの学童保育のときには、毎日お弁当がいるんですよね・・・

ふみ子は保育園だったので、私は幼稚園のお弁当作りという、母親としての試練のひとつを経験しておりません。

もちろん小学校も給食です。

なので、学童保育のお弁当では毎日苦心惨憺しております。

自分が会社に持っていくお弁当だけなら、昨日の残り物でも詰めて、会社に着いたら即冷蔵庫に入れ、食べるときにはレンジでチンすればいいのですが、ふみ子の場合、お弁当を冷蔵庫保管したり、レンジでチンしたりできる環境にないので、夏場に前日の残り物を入れるのはどうも不安です。

そんなわけで、毎日毎日似たり寄ったりのお弁当になってしまっております。

でもまあ、5年生にもなっても、長期休みはまだ学童保育で受け入れてもらえるという環境だけでもありがたいと思い、毎日のお弁当作りに励みたいと思います。



このマイ箸のおかげで、毎日似たり寄ったりの粗末なお弁当にも少しは彩を添えられるかも・・・

Heavy Road

2008-07-22 22:01:23 | ご当地ネタ
7月20日(日)

岩屋寺参拝(というか登山)は、なかなかハードではありましたが、やはり松山市内に比べると涼しく、日陰では心地よいくらいの気候でした。

それでも久万高原にしては珍しく30度超えの日だったようです。



その後我々は、更なる涼を求めて、面河渓谷まで行きました。



面河渓谷は本当に過ごしやすく、水もキレイで、生き返るような心地よさです。








川の水に足をつけた瞬間、ビックリするほど冷たく、水も澄んでいます。

クロメダカの集団も泳いでいました。

家族づれが何組か来ており、中には水着持参で川に入っている子もいましたがたいていの子は服のままズボンだけをたくし上げて水につかっております。

ふみ子もしばらく川の中で水遊びをしていたのですが・・・・

事件は起こりました。

もう、おわかりですよね。

ふみ子だけでなく、たいていの子がこの事件は経験するのですが・・・

水の中の岩についているコケに滑って、見事に川の中で転倒してしまったのです。

が、回りの子供たちもみんなそんな感じだし、なんとなくその場の空気でしばらくは濡れたまま(どうせまた転ぶだろうから)川遊びをしていたのですが、さすがに風邪をひいてもアレなので、20分ほどたったところで車に戻りました。

しかしながら。

濡れることを想定していなかったので、着替えも何もありません。

考えた結果、とりあえず一旦着ているものを全て脱がせ、バスタオルを巻いた上からブランケットをかぶせた状態で、濡れた服は車の中で直射日光に当てて乾かすことにしました。

で、そろそろ家に帰ろう・・・ということで、私とふみ子は後部座席で睡魔に襲われ、しばし眠りに落ちてしまいました・・。・



しばらくして。

ふと眼を覚ますと・・・



あたり一面、真白です。

明らかに雲の中です。







夫に「ここ、どこ?」

と聞くと、

「みんな寝てしもてつまらんかったけん、そのまま帰るんもアレやし、石鎚スカイラインまわって帰ろと思って。」





ですと。

「ちょっと待って!石鎚スカイラインって・・・絶対ふみ子酔うよ。おまけに服濡れてハダカで座っとんのに、早よ帰らないかんやろう。」

と反論したところ、

「いや、スカイラインっていうくらいやけん、景色のキレイな高原をスイスイ走れるんかなあ・・・と思ったんやけど。。。違うみたいやねえ・・・」



・・・・・



愛媛県民にとって、石鎚スカイラインと四国カルストは、車に酔う人は絶対に行ってはならないポイントです。

なんなら、普段酔わない人でも、自分で運転しないで後部座席に座ってたりしたら、98%の確率でヤられます。

ガイドブックに書いてある「絶好のドライブコース」なんてのを鵜呑みにして、まだそんなに深い関係になってない彼女とドライブに行ったりすると、空気悪くなること確実です。

さらに、車1台がギリギリ通れる道幅で、対向車が来たらどっちかが数メートル下がらなければすれ違うこともできず、たとえ途中で具合が悪くなろうとも、車を止めて降りることすらできません。

なんなら、ガードレールが数か所「これは明らかに・・・落ちたな・・・」というような壊れ方をしています。

そんなところを、今まさに後部座席で、まるで追剥に遭ったかのような哀れな格好で寝ている子を連れて走っている・・・

にわかには信じられません。

結婚して14年。

普段は冷静で、かつ温厚で、常に家族のことを考えて行動してくれる夫のことを

こいつバカだ

と思ったのは、これが初めてです。



そうこうするうちに、ふみ子が起きました。

起きてしばらくは、目の前に広がる一面雲の世界を物珍しく見ていたのですが・・・



次第に顔色がシロッとしてきて、だんだんしゃべらなくなってきました。



そしてついに・・・



「気分が悪い・・・」


とは言うものの、車を止める場所もなく、おまけにハダカです。

仕方なく、コンビニの袋にリバースさせ、しばらく走ったところでちょっと広くなっているところがあったので、そこに車を止めました。

すると・・・

付近一帯に、車を止めて車の影でうずくまる人影が・・・

みーーーーーーんな、このクネクネ道にヤられたらしく・・・



とりあえず、ふみ子にも濡れた服を着せ、車から降ろし、外の空気を吸わせました。

それからは、後部座席に横にならせた状態で山を下りたのですが・・・

ふみ子にとっては、ほんっっっとにさんざんなドライブだったことでしょう。



しばらく走って西条市内まで下りたところでコンビニを見つけ、オトナの女用のパンツを買い、とりあえず8割方乾いたTシャツを着せると、だいぶ元気になりました。

私も、酔う・・・とまではいきませんが、多少具合悪くなったことは確かです。



ふみ子にとっては、さんざんな休日となったのですが・・・

それでも翌日はケロッとした顔で

昨日は楽しかったね~

と言うあたり、親に気を遣うお年頃になったのね・・・

と、ちょっと哀れに思いました。

戦慄する木霊

2008-07-20 22:22:35 | ご当地ネタ
あまりに暑い日が続き、このままではせっかくの休日を1日家の中でエアコンつけっぱなしで過ごすことになるぅ・・・

という危惧もあり、ちょっと涼しいところへ出かけてみることにしました。



涼しいところ=高原

ということで、愛媛県でもスキー場が存在するという久万高原から面河渓谷、石鎚スカイラインを経て西条市へと降りるルートのドライブに出かけました。



まずは





おくま饅頭を購入。





おくま饅頭を食しつつ向かった先は・・・








こちら、四国八十八か所の中でもいわゆる難所といわれる四十五番 岩屋寺でございます。

まだまだこれからじゃ 岩屋の坂と人生は

なんとも深いお言葉でございます。





山門をくぐると、ここからは険しい坂&石段です。

















山間を縫って聞こえてくるのは、蝉の声と鳥の声。

そして、お遍路さんたちの読経の声と鈴の音が、時折聞こえてくるのですが、それがあたかも山の木々の木霊の声のようです。

お遍路さんオフシーズンの時に行くとまた違った印象になるのですが、お遍路さんシーズンには、そこらじゅうに白装束の人々がおられますし、中には28歳のときから毎年八十八か所を回っておられるという高齢の方もいらっしゃって、いろんなお話を聞くことができます。

厳しい山道だけに、行き交う人はみんなすれ違いに声を掛け合い、挨拶したり励ましあったりしながら登ります。

我々のような子連れの家族だと、「若いもんが、わざわざこんなとこまで来て、えらいのう」とか言われることもあり、そんなに信心深い気持ちで来ているわけでもない私たちにとっては、ちょっと気恥ずかしいところもあります。

なんというか、山全体が、下界での邪念を捨てて清らかな気持ちになってしまうようなオーラを放っています。

まさに、これを一言で表すならば

いやあ・・・ありがたい・・・

という言葉になるのでしょう。






しかし。



こんな山奥にまで、いわゆる流行語の波

というのは押し寄せてきているようで。








この荘厳な雰囲気と、メタボという言葉のあまりの不似合いさに、ちょっと笑ってしまうのでした。


  <<面河渓谷~石鎚スカイライン編に続く>>

レティクル座の花園

2008-07-18 21:57:05 | 子供、学校、PTA
先日、こちらの記事でご紹介したオリジナルマイ箸

自分のお気に入りのお箸を、いつもお世話になっているネイルサロン「SWEET ROSE」さんに持ち込みして作っていただいたものです。

「SWEET ROSE」さんのほうでも、最近このオリジナルマイ箸が人気急上昇中らしいです。



このオリジナルマイ箸を作ってもらってからというもの、家族との外食の際にもモチロン使っておりますが・・・

そうしたところ、何でも母親と同じようにしたがる我が家の10歳の娘ふみ子が案の定、

私も欲しい!!欲しい欲しい!!

と言い始めまして。

まあ、親子でちょっとオシャレに身近なエコに取り組むのも悪くないなあ・・・と思い、ふみ子の分も作ってもらうことにしました。

デザインを考えるに当たっては、

私が考えたい!!考えて絵に描きたい!!

と自己主張したので、好きなようにスケッチさせてみて、可能な限りはそのデザインでお願いしつつ、材料がない場合や、箸の素材との相性やなんかで無理な場合(&母の懐具合も考慮した上で)はある程度の変更もOK・・・という線で、とりあえずお願いしてみることにしました。



そのデザインがこちら。





さっそくお渡ししてきました。

よつばのクローバーを、お箸1膳分を合体させて表現するあたり、子どもならではの柔軟な発想といえるのかしら・・・と思ったりもします。

SWEET ROSEさんの清楚かつ上品なイメージとはかけ離れた、非常にポップなデザイン画となりましたが・・・

はたしてどのような仕上がりになるのか、とっても楽しみでございます。





話は変わりますが・・・

先日のドライフラワー。





とりあえず





こんな感じに仕上げてみました。

でもやっぱり、お花はジェルネイルに埋め込まないと、普通のマニキュアでトップコートを塗り重ねた程度ではちょっと耐久性に不安があります。

まあ、あくまでも自分の趣味&ストレス解消法として廉価な材料で短時間でやってることなので、自分が納得できればそれでいいんですけどね。

でも、感覚がどんどんエスカレートしていって、もはや普通のマニキュアの1色塗りでは満足できない自分がちょっと怖いです・・・



無限の住人

2008-07-17 23:17:15 | 音楽
人間椅子の無限の住人が、9月17日に再販されることになったらしい。

このCD、一時期は10000円近い金額でオークションで買ったという人のウワサも聞きましたが、さっき、某インターネット通販を覗いてみたところ、9200円~という値がついておりました・・・



日本のメタルギタリストの中に、好きな人、尊敬する人はたくさんいますが、その中でも私的には筋肉少女帯の橘高文彦様と、人間椅子の和嶋慎治様は、私の中の2大ギタリストとして20年近くその地位を不動のものにしておられます。



で、今回、無限の住人が再販されるということですが・・・

コミックのイメージアルバムということで、独特の世界観をもつ人間椅子の中でもさらに独特の世界観をもつアルバムです。

そして、無限の住人に収録されている、人間椅子の中でも屈指のプログレ曲がこちら。

【人間椅子】莫迦酔狂ひ


青森県の田舎館村役場でのライブですね。

今の人間椅子ももちろん良いのですが、やはり私にとってはこのときのメンバーが最強の人間椅子だと思います。

そして、とにかくこの観客の中に混ざりたい。

後藤マスヒロ氏がドラムの時に人間椅子は、一度もナマで見たことがありません。

一度でいいから見たかった・・・と、今でも思います。



そんなわけで。

人間椅子の無限の住人。

買ってください。

1曲目のアタマから、最後の曲のラストまで、気を抜くことのできない名盤です。





見知らぬ世界

徳間ジャパンコミュニケーションズ

このアイテムの詳細を見る




無限の住人 (1) (アフタヌーンKC (90))
沙村 広明
講談社

このアイテムの詳細を見る


FLOWER

2008-07-16 22:12:47 | 筋肉おばはん帯メモ
会社帰りに、ビューラーの換えゴムを買おうと思って立ち寄った雑貨屋さんで、ネイル用のドライフラワーを見つけました。

値段も量もお手頃だし、なにより見てるだけでカワイイし。

30代も後半に差し掛かってから、やたらとラブリーなモノが好きになってしまった私は、思わず衝動買いです。

さて、人並み外れて不器用なこの私にうまく使いこなせるかどうか…

変色してしまう前に、頑張って使います!

好き好き大好き

2008-07-16 00:09:25 | OFFICE CUE タレント関連
昨日のお昼に放送されたスタジオパークからこんにちはを録画したやつ、見てました。



とってもとっても今さらなんですけど・・・・



やっぱり顕さんが好きです!



髪を切って清々しくなられ、陽に(日サロかもしれんが)焼けた肌に、良く変わる表情が、とってもとってもステキでございました。



ドラマ「瞳」の中では、若干空気を読みづらいキャラとして、ふんどし姿なども披露しておられますが、スタジオパークでの顕さんは、とっても空気を読む、謙虚で穏やかな方でした。



NACSさんの中にいる顕さんとはまた違う緊張感と、気づかいが垣間見えたようで、ちょっとドキドキした時間でした。

Song For Liberty

2008-07-11 12:12:27 | 筋肉おばはん帯メモ
本日の昼食はミスド。

ミスドのアイスカフェオレが、期間、地域限定で8/31まで、おかわり自由になってます。

相変わらずコーヒーはニガテですが、カフェオレやカフェラテなら美味しくいただける(ようになった)私にとっては嬉しいこと。

当然、おかわりしました。

地域限定…ってどのへんの地域が該当するのかわかりませんが…

皆さんのご近所のミスドはどうでしょう?