ペンギンのコーナーには、南極の氷山を模した白いコンクリートの小山。一昔の水族館では、お決まりの取り合わせだった。
実は南極だけにいるペンギンは18種中2種。日本と同じ温帯地域で暮らす種の方がはるかに多い。
ペンギンといえば南極。そのイメージがつくられたのは戦後まもない頃だった。はるばる南極海へ出かけた捕鯨船がつれて帰り、たちまち子供達の人気者に。
捕鯨基地だった下関の水族館で多くのペンギンが見られたもの、そんな事情からだ。
ところが国際的な取り決めで、むやみに捕まえられなくなった。捕鯨も下火になり、極地のペンギンが日本に来ることは、ほとんどなくなった。
後を継いだのが温帯に住むペンギン達だ。
代表格がチリなどにすむ小柄なフルボルト。絶滅も心配されている現地と違い、日本国内では1500羽余りに増えた。
寒い日はストーブで暖をとることもあるというが、固定観念は恐ろしいもの。「氷山」離れが出来ない水族館もあった。
フルボルトの生息地を再現したゾーンが下関の海響館にできた。チリの国立公園から「重要な繁殖地」に指定されるほど本格的な屋外施設だ。
土穴に入ったり、水中を泳いだり。のびのびとした動きを眺めていると、南極の氷のイメージも解けてくる。(3月13日中国新聞朝刊天風禄参照)
ペンギンについてのみかたが、変わってきました。
今日の写真 撮影 広島市安芸区瀬野川河口 3月13日
繁殖期に入ったカワウ(頭が白)
沢山のユリカモメの中一羽だけ、夏羽(頭が黒)後は冬羽
実は南極だけにいるペンギンは18種中2種。日本と同じ温帯地域で暮らす種の方がはるかに多い。
ペンギンといえば南極。そのイメージがつくられたのは戦後まもない頃だった。はるばる南極海へ出かけた捕鯨船がつれて帰り、たちまち子供達の人気者に。
捕鯨基地だった下関の水族館で多くのペンギンが見られたもの、そんな事情からだ。
ところが国際的な取り決めで、むやみに捕まえられなくなった。捕鯨も下火になり、極地のペンギンが日本に来ることは、ほとんどなくなった。
後を継いだのが温帯に住むペンギン達だ。
代表格がチリなどにすむ小柄なフルボルト。絶滅も心配されている現地と違い、日本国内では1500羽余りに増えた。
寒い日はストーブで暖をとることもあるというが、固定観念は恐ろしいもの。「氷山」離れが出来ない水族館もあった。
フルボルトの生息地を再現したゾーンが下関の海響館にできた。チリの国立公園から「重要な繁殖地」に指定されるほど本格的な屋外施設だ。
土穴に入ったり、水中を泳いだり。のびのびとした動きを眺めていると、南極の氷のイメージも解けてくる。(3月13日中国新聞朝刊天風禄参照)
ペンギンについてのみかたが、変わってきました。
今日の写真 撮影 広島市安芸区瀬野川河口 3月13日
繁殖期に入ったカワウ(頭が白)
沢山のユリカモメの中一羽だけ、夏羽(頭が黒)後は冬羽
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