12月20日 中国新聞 天風禄 賀状より
師走もあと10日余り。ご無沙汰続きの知人にどんなメッセージを届けようかと思案し始めた人も多かろう。せわしい中でも、年賀状に向かうと新しい年を明るく迎えたいという気になるから不思議だ
年末に投函(とうかん)し、配達はまとめて新年に。ちょうど111年前のきょう、年賀郵便の特別扱いは始まった。あいさつ回りで気を使うより、はがきで手短に済ませよう。そんな習慣が一気に広まり、年末年始の郵便局がパンク状態になっていたためという
おかげで年の初めに、旧友の懐かしい文字に会える。消息を確かめ、励ましやいたわりの言葉を掛け合うことができる。こたつとミカンと年賀状。元日配達は正月の茶の間の風景を定着させた粋なサービスとも言えるだろう
「賀状書く心東奔西走す」(嶋田摩耶子)。今年のあれこれを振り返っていると筆は進まないが、手書きの1、2行は時に心模様も映す。賀状代わりの携帯メールが増え、越年のカウントダウン直後にパンク状態になるこのごろ。デジタル時代だからこそ年に1度は肉筆に接したい
「疎遠続きだし、もう来ないだろう」と高をくくって出さないでいると、決まって先方から届く。元旦早々に「間の悪さ」を覚えることもしばしばだ。真心を伝えるにはやはり、早めの投函がいい。
公園のハボタン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/31/058b4b94b0deeaf2b91c949e5973f4a3.jpg)
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師走もあと10日余り。ご無沙汰続きの知人にどんなメッセージを届けようかと思案し始めた人も多かろう。せわしい中でも、年賀状に向かうと新しい年を明るく迎えたいという気になるから不思議だ
年末に投函(とうかん)し、配達はまとめて新年に。ちょうど111年前のきょう、年賀郵便の特別扱いは始まった。あいさつ回りで気を使うより、はがきで手短に済ませよう。そんな習慣が一気に広まり、年末年始の郵便局がパンク状態になっていたためという
おかげで年の初めに、旧友の懐かしい文字に会える。消息を確かめ、励ましやいたわりの言葉を掛け合うことができる。こたつとミカンと年賀状。元日配達は正月の茶の間の風景を定着させた粋なサービスとも言えるだろう
「賀状書く心東奔西走す」(嶋田摩耶子)。今年のあれこれを振り返っていると筆は進まないが、手書きの1、2行は時に心模様も映す。賀状代わりの携帯メールが増え、越年のカウントダウン直後にパンク状態になるこのごろ。デジタル時代だからこそ年に1度は肉筆に接したい
「疎遠続きだし、もう来ないだろう」と高をくくって出さないでいると、決まって先方から届く。元旦早々に「間の悪さ」を覚えることもしばしばだ。真心を伝えるにはやはり、早めの投函がいい。
公園のハボタン
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