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日本のクリスマス・スタイル・歴史

2010-12-25 17:07:06 | 話題 ニュース 
クリスマスを迎えて、日本のクリスマス・スタイル・歴史を調べてみました。(暇でしたから)長くなるので飛ばしてください。

教会でのミサ、賛美歌、クリスマスツリー、サンタクロース、ケーキ、プレゼント。これらクリスマスに欠かせない要素は、欧米ではキリスト教信仰の中に一体となっている。

それに対して日本のクリスマスは、宗教的なことは何処かに置いておいて、華やかで楽しい雰囲気だけを輸入し、少しずつ日本風に消化してきた歴史がある。

そもそも日本にクリスマスが上陸したのは、1552年に周防(現在に山口県)で宣教師と日本人信者によって行われたのが最初と言われている。

1612年、徳川家康がキリスト教の信仰を禁じたため、隠れキリシタンによってこっそりと命がけで行われてと思われる。

その後、黒船来襲の頃に、ようやく外国人によって日本に公式にクリスマスが紹介された。勝海舟もパーティーに出たという記録も残っている。

今のように「みんなで騒げる楽しいクリスマス」が定着したのは、商売がらみのものがきっかけだった。

1900年(明治33年)、明治屋の創業者がクリスマスに派手に店を飾り、丸善も同じ様にして、クリスマス用品を輸入販売し、三越も後を追った。こうして銀座の華やかなクリスマスが始まり、「クリスマス」という言葉が俳句の季語になったというから、かなりポピュラー化したといえる。

大正になると、庶民の家庭にも習慣が定着していく。勿論信仰とは関係ない形での定着である。原型をとどめない不思議なスタイルで盛り上がりを見せた。

それが2度の戦後景気回復だ。最初は第一次世界大戦後の好景気で、クリスマスに人々はバーやダンスホールに集まり、踊りまくった。

そして、第二次世界大戦争後の意気消沈を吹き飛ばすように朝鮮戦争による好景気が来ると、男達はキャバレーやバーのクリスマスチケットを買い、夜が明けるまで徹底的に騒いだ。

そのクリスマスのどんちゃん騒ぎも、景気の落ち着きと共に冷静さを取り戻し、やがて子供中心としたファミリークリスマスへと移行してゆく。

自分達の独身時代は夜が明けるまで飲んでいました。それからケーキを持って家庭に!イブの日は今でもそうでしょうが帰宅時大渋滞でした。

少し歴史をたどってみました。


クリスマスの飾りつけ













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