舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

八幡浜市保内で、合宿中〜

2017-07-17 21:44:07 | 舞踊の営み


島とは、また違った海辺と山々。

松山市の南、南予にあたるのかな。
八幡浜市の保内、っていう地区で、2週間あまりの合宿中ですっ。

まだ、甘夏系の柑橘が残る、山の畑。
その向こうに広がる、瀬戸内の海。
この海は、そのまま九州・大分へと寄り添っています。



ほんとうに、美しい。

で、
たまたま立ち寄ったのだけれど、

ここから、
ほんの20キロほど先に、
ある。

伊方原子力発電所。

振り向いた山々に連なる電柱が、ずーっと延びた先に、
ほんのすぐそこに、
発電所があって。





発電所のそのまた向こうには、
やっぱり穏やかな海と、ほのかに見える島々。



八幡浜市保内の柑橘は、島のそれとは違った品種で。
畑の作りも、樹の育ち方も、なんとなく違った風土であって。

それが、土地の在り方。
風土の多様性が、
ほんとうに豊かさを秘めているのに。

豊かさが「秘められて」見えなくなってるのは、

わかりやすいもの
均一の道路
どこでも明るくて、冷蔵庫が使えて
旅先でも家と同じものが食べられる

そんな、均一さ。
多様性に気を払わなくても、過ごせる便利さ。



「便利」は「豊か」を殺してしまうのですねぇ。

免許を取得して、車に乗る。って事は
そんな暴力をはらんでいる、って気付きました。

そんな、保内で、ひとおどり。

こちらのYouTubeから、ご覧下さい。
https://youtu.be/Di8UbSDgBfo


コメント
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