そのお茶屋さんでようやくお茶の葉を手に入れることが出来た
戸を開けても、こちらの気配がなかなか届かないらしく
諦めた事も4、5回
今日は店の奥にいた女性とたまたま目があった運に恵まれた
一人で切り盛りをしているらしいその女性は今年85歳
つまり50の時からこの店を始めて
「もう、けっこう楽しんだわ」
いまは
書道、彫刻、絵画、自分史にと「やりたいことがたくさんあって
なんだか焦るわ」
買ったお茶をその場で振る舞ってくれて
作品をひととおり紹介してくれて
「なんだか孫を送るみたい」に
見送ってくれた