
夏のツーリングで、カニを食いそこねたので、ゼッタイもう一度行ってやる!と心に誓って(いや、そこまでコダワルことでもないけど)機会をうかがっていたが、やってきました、シルバーウィーク!
家族のご予定を伺うと、基本21~22日はフリーということが判明。では、この日に決行いたしましょうと予定を立てた。せっかくの長旅、1人で行くのもなんだから、FZXの変態非行はどうでしょう?と呼びかけてみたら、6人が手を挙げた。
目的地は、道の駅マリンドーム能生(のう)。7人の構成は南関東4名、北関東1名、東海1名、関西1名。皆さんいろいろ「シルバーウィークの正しい過ごし方」をお考えのようで、早い話が現地集合になった。
私は、車のナビを使って、ルートと距離を調べてみた。すると、外環道~関越道~上信越道~北陸道経由がいちばん短く約350km。首都高~中央道~長野道~上信越道~北陸道経由は約400kmだった。
そこで、関越道経由で能生に行き、帰りはR8号で糸魚川まで行き、そこからR148号で松本あたりまで走る計画を立てた。
往きと帰りは同じ道を通らないのがツーリングの鉄則、と私に教えてくれたのは、バイク初心者の私に手取り足取りツーリングのいろはを手ほどきしてくれたTMTCのリーダーである。
北関東組のメンテさんと東京のシラさん、千葉の私は、関越道上里SAで落ち合うことにした。朝5時起床、支度を整えて5時45分出発した。天気は曇りで、昨日のような秋晴れでないのが、ちょっと惜しまれた。
昨日の夜、ふと思い立ち、友人から「ロングツーリングが楽になるよ~」と薦められていた「スロットルアシスト」なるものをショップに探しに行った。今まで探しては見たのだが、売り場に見当たらなかったので、店員に「スロットルグリップにくっつけて回すやつありますか?」と聞いてみた。
最初「何?」という顔をした店員が、「ああ、これのことですか?」と案内してくれたのは「ツーリングシーズンに必須のアイテムコーナー」と書かれた売り場の一角だった。
そこには、今流行のツーリングコム(タンデムの際、後席と会話するもの)や、バイク用ナビ、その他いろいろロングツーリングにあったらいいなぁ、と思わず手が出るものばかり並んでおり、お目当てのスロットルアシストもしっかり並べられていた。メーカーも2社、サイズも2種類あった。ショップもさすが、商売上手である。

グリップヒータをつけていることを考えてLサイズを購入し、今朝初めて装着してみた。スロットルを開ける方向には固定されるのに、逆には簡単に回って解除できる便利な機構だ。
外環道は、多少車は多いもののいつもの休日程度だったが、関越道に入ると3車線が車で埋まっていて、当然ペースは落ちた。
朝が早かったせいか、眠くなってきたので、朝食を取るため三芳PAに立ち寄った。7時前だというのに、PAは人でごった返している。パンとコーヒーで一息つき、目を覚まして再び本線に復帰した。
すり抜けを繰り返しながら時計を見ると、あと30kmで上里SAという標識のあたりで7時30分を過ぎている。、ヤバイなぁ、8時集合なのに間に合うかなぁ?
8時5分頃SAに滑り込むと、2人に出迎えられた。シラさんとは麦草峠でご一緒したばかりだが、メンテさんは焼津以来だ。能生には11時頃着きたいのだが、メンテさんは今出ると早く着きすぎるのでは?と心配している。

いや、この渋滞は半端じゃないですよ、今出ても11時は怪しいですよ、と話して気がついた。メンテさんは上里まで自宅から30分で着けるそうだから、本線の混み具合がわからないのだ。
上里からだと約200kmだから確かに高速が流れていれば、10時には着いてしまう。しかし、自宅から上里まで130kmを2時間もかかっている。3時間は見ておかないと無理だろう。
というわけで、給油をすませると出発した。案の定、本線に出るのも一苦労である。先頭のメンテさんが本線に入れず、路肩を走っている。オイオイそこはダメだよ、と強引に私とシラさんは割り込んだ。そういえば、メンテさんはすり抜けはしたくないと言っていた。
藤岡JCで上信越道に入ると、少し流れが良くなった。メンテさんとシラさんのFZXは、羊の皮を被った狼で、1000ccのFZRのエンジンに換装されている。トンネルの連続する上信越道で、トンネルに入るとメンテさんはフルスロットルだ。
いくらがんばっても750ccのノーマルでは着いていけない。リミッターが効く前に着いて行くのは諦めた(笑)。
長野道の更埴JCでは、長野方面と岡谷方面に分岐するのだが、前を軽4トラックが走っていた。JCのカーブで減速するのは普通だが、その軽トラは30kmくらいで走っていたのだ。アブナイ!と思い減速するつもりが、スロットルアシストに触れたため加速してしまった。
急ブレーキをかけて、何とか追突は避けられたが、JCの急コーナーだったため危うくバランスを崩しかけた。その軽トラは、長野道の本線に入ってからも60kmをキープしていた。
高速1000円で、本来なら走らない人まで、便利だからと高速に乗る弊害だ。「ここは高速ですよ!!!!!」と耳元で怒鳴ってあげたかったが、ドライバーは耳の遠いおじいさんのようだったのでやめた(笑)。
高速道はフリー走行で、松代PAに9時30分に立ち寄ることにしていたが、案の定松代には9時45分頃到着した。
軽井沢では雨雲が妙義の山々にかかり、今にも落ちてきそうで、気温も低く、ちょっとレインウェアを羽織ろうかなという寒さだったが、峠を越えると、青空が広がり暑くなった。


FZXにはお約束の給油をすませ、次のチェックポイントはいよいよ北陸道能生ICだ。さすがに、流れはよくなったが、上越JCから北陸道に入った途端、トンネルの連続だった。
夏のツーリングで見事にカニの期待を裏切られた名立谷浜SAを横目で見ながら通り過ぎ、能生ICには11時30分頃到着した。ETCの表示は1500円だった。

能生ICからR8号を新潟方面に戻ると、なつかしい日本海が見えた。この道を走ったのは2005年だったろうか。
家族のご予定を伺うと、基本21~22日はフリーということが判明。では、この日に決行いたしましょうと予定を立てた。せっかくの長旅、1人で行くのもなんだから、FZXの変態非行はどうでしょう?と呼びかけてみたら、6人が手を挙げた。
目的地は、道の駅マリンドーム能生(のう)。7人の構成は南関東4名、北関東1名、東海1名、関西1名。皆さんいろいろ「シルバーウィークの正しい過ごし方」をお考えのようで、早い話が現地集合になった。
私は、車のナビを使って、ルートと距離を調べてみた。すると、外環道~関越道~上信越道~北陸道経由がいちばん短く約350km。首都高~中央道~長野道~上信越道~北陸道経由は約400kmだった。
そこで、関越道経由で能生に行き、帰りはR8号で糸魚川まで行き、そこからR148号で松本あたりまで走る計画を立てた。
往きと帰りは同じ道を通らないのがツーリングの鉄則、と私に教えてくれたのは、バイク初心者の私に手取り足取りツーリングのいろはを手ほどきしてくれたTMTCのリーダーである。
北関東組のメンテさんと東京のシラさん、千葉の私は、関越道上里SAで落ち合うことにした。朝5時起床、支度を整えて5時45分出発した。天気は曇りで、昨日のような秋晴れでないのが、ちょっと惜しまれた。
昨日の夜、ふと思い立ち、友人から「ロングツーリングが楽になるよ~」と薦められていた「スロットルアシスト」なるものをショップに探しに行った。今まで探しては見たのだが、売り場に見当たらなかったので、店員に「スロットルグリップにくっつけて回すやつありますか?」と聞いてみた。
最初「何?」という顔をした店員が、「ああ、これのことですか?」と案内してくれたのは「ツーリングシーズンに必須のアイテムコーナー」と書かれた売り場の一角だった。
そこには、今流行のツーリングコム(タンデムの際、後席と会話するもの)や、バイク用ナビ、その他いろいろロングツーリングにあったらいいなぁ、と思わず手が出るものばかり並んでおり、お目当てのスロットルアシストもしっかり並べられていた。メーカーも2社、サイズも2種類あった。ショップもさすが、商売上手である。

グリップヒータをつけていることを考えてLサイズを購入し、今朝初めて装着してみた。スロットルを開ける方向には固定されるのに、逆には簡単に回って解除できる便利な機構だ。
外環道は、多少車は多いもののいつもの休日程度だったが、関越道に入ると3車線が車で埋まっていて、当然ペースは落ちた。
朝が早かったせいか、眠くなってきたので、朝食を取るため三芳PAに立ち寄った。7時前だというのに、PAは人でごった返している。パンとコーヒーで一息つき、目を覚まして再び本線に復帰した。
すり抜けを繰り返しながら時計を見ると、あと30kmで上里SAという標識のあたりで7時30分を過ぎている。、ヤバイなぁ、8時集合なのに間に合うかなぁ?
8時5分頃SAに滑り込むと、2人に出迎えられた。シラさんとは麦草峠でご一緒したばかりだが、メンテさんは焼津以来だ。能生には11時頃着きたいのだが、メンテさんは今出ると早く着きすぎるのでは?と心配している。

いや、この渋滞は半端じゃないですよ、今出ても11時は怪しいですよ、と話して気がついた。メンテさんは上里まで自宅から30分で着けるそうだから、本線の混み具合がわからないのだ。
上里からだと約200kmだから確かに高速が流れていれば、10時には着いてしまう。しかし、自宅から上里まで130kmを2時間もかかっている。3時間は見ておかないと無理だろう。
というわけで、給油をすませると出発した。案の定、本線に出るのも一苦労である。先頭のメンテさんが本線に入れず、路肩を走っている。オイオイそこはダメだよ、と強引に私とシラさんは割り込んだ。そういえば、メンテさんはすり抜けはしたくないと言っていた。
藤岡JCで上信越道に入ると、少し流れが良くなった。メンテさんとシラさんのFZXは、羊の皮を被った狼で、1000ccのFZRのエンジンに換装されている。トンネルの連続する上信越道で、トンネルに入るとメンテさんはフルスロットルだ。
いくらがんばっても750ccのノーマルでは着いていけない。リミッターが効く前に着いて行くのは諦めた(笑)。
長野道の更埴JCでは、長野方面と岡谷方面に分岐するのだが、前を軽4トラックが走っていた。JCのカーブで減速するのは普通だが、その軽トラは30kmくらいで走っていたのだ。アブナイ!と思い減速するつもりが、スロットルアシストに触れたため加速してしまった。
急ブレーキをかけて、何とか追突は避けられたが、JCの急コーナーだったため危うくバランスを崩しかけた。その軽トラは、長野道の本線に入ってからも60kmをキープしていた。
高速1000円で、本来なら走らない人まで、便利だからと高速に乗る弊害だ。「ここは高速ですよ!!!!!」と耳元で怒鳴ってあげたかったが、ドライバーは耳の遠いおじいさんのようだったのでやめた(笑)。
高速道はフリー走行で、松代PAに9時30分に立ち寄ることにしていたが、案の定松代には9時45分頃到着した。
軽井沢では雨雲が妙義の山々にかかり、今にも落ちてきそうで、気温も低く、ちょっとレインウェアを羽織ろうかなという寒さだったが、峠を越えると、青空が広がり暑くなった。


FZXにはお約束の給油をすませ、次のチェックポイントはいよいよ北陸道能生ICだ。さすがに、流れはよくなったが、上越JCから北陸道に入った途端、トンネルの連続だった。
夏のツーリングで見事にカニの期待を裏切られた名立谷浜SAを横目で見ながら通り過ぎ、能生ICには11時30分頃到着した。ETCの表示は1500円だった。

能生ICからR8号を新潟方面に戻ると、なつかしい日本海が見えた。この道を走ったのは2005年だったろうか。
スロットルロッカー。私も2年前の富山ツーリングあたりから使っていて、あのダー岩井さんにも教えてあげた記憶があります。
(周りの皆さんには、ズルして申し訳ないと思っていました。)
ただ、峠道や市街地では操作が緩慢になってしまうので、高速を降りると外しています。
カニはほんとに驚きました。ファーストフード感覚で食べているので、今まで見たことありません。
スロットルロッカーとも言うんですね。今回ほんとに右手が楽でした。私は外すのが面倒なので,使わない時はグルッと回して下を向けておきます。
ファーストフード感覚,確かに言われてみるとそうですね。ケンタッキーでフライドチキンを食べるみたい。
もう少し近ければ言うことないんですけどね。
この違いはいったい何。
今度、確認してみてください。