きもの和らいふスタッフブログ/札幌を中心に北海道で振袖をレンタル&販売の日々

大正元年創業の老舗呉服店とは思えない(◎_◎;)スタッフのゆるーい日常を綴っています。

呉服屋の新人が習得すること

2015年04月07日 | 日記
事業部のHです。

今日、札幌はが降っています。
寒いです。

先日の休みに、もう夏タイヤに交換しちゃったのにぃ。
まさか、積もったりはしないと思うけど、
夜に運転するのは控えます。

さて、
午前中は“F女会”がありました。
各店から若手女性社員が1名ずつ参加して
振袖の勉強をする~~研修会だそうです。

私はメンバーに入って無いので
研修の内容はよく分かりません。
講師は社長さま・・・のようです。

ランチだけ、ご一緒させていただきました。
若い女性ばかりだと、
社長さまは時間を持て余すのでしょう。
あまり若いとは言えない私も仲間入りです。

これが、「赤頭巾ちゃん倶楽部」(60才以上の社員対象の研修会)だと、
  (・・・・和らいふには妙なネーミングの研修会や勉強会があります。)
社長さまは、話題に事欠かないのですが、
体力的に持て余すようで、
そこまで高齢では無い私も仲間入りしています。

別会場では、今年の新入社員が研修中です。
そろそろ、反物を巻き巻きしたり、
トルソー(ボディだけのマネキン)にフィッティングの練習を始めたかしら

呉服屋の販売員が、最初に習得しなければならない“技術”です。

私どもは、新品のキモノを販売しているので、
(プレタの浴衣やプレタの振袖を除いて)全て、未仕立ての商品です。
仮縫い状態の絵羽(振袖や訪問着、留袖)で無ければ、
並幅の細長い生地が、紙の筒を芯に巻かれた状態です。

それを、あたかもキモノを着ているかのように
フィッティングする技術を覚えなければ、
販売員として店頭には立てません。

それ以前に、新人は、
先輩が、お客様にフィッティングした後の反物を
元の状態に、きれいに巻けなければいけません。

ただ、ひたすら、巻き巻き、巻き巻き、巻き巻き・・・です。
とにかく、練習あるのみ。
暇さえあれば、巻き巻き、巻き巻き、で、
1年も経てば、みんな上手になりますね。

仮縫いの絵羽も、決まったルールで畳みます。
これも、繰り返し練習なのですが、
何年経っても上手にならない社員も居ます。
案外、こういう社員の販売成績が良かったりします。
(お客様と接している機会が多くて、
  畳む時間が無い~ってことかしら?)

偉そうなことを曰う私は、
反物を巻き巻き、も、仮絵羽を畳むこと、も、出来ません。
 でへっ




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。